と考えてみたことは、あるでしょうか。
もう少し違う言い方をすると、あなたと関わることで、周りの人は、どんな感情を感じているでしょうか?
誰かと関わったときに、良い気分を味わうことができると、その関わった人のイメージはアップします。
これを使ったのが、アメリカなどでよく使われている「ランチョンテクニック」ですね。
美味しいランチを食べながら商談をし、相手を良い気分にさせて話しをまとめるという手法です。
日本では、ランチと言うよりも、料亭で接待とか、ゴルフ接待という感じでしょうか。
このテクニックは、相手の気分をよくすれば、自分のイメージもよくなるという法則を使ったものです。
そうなんですよね。
人と人との関わりがあるのがビジネスですので、関わる人に良い気分を与えることができれば、あなたのイメージアップができ、ビジネス現場での人間関係も良くなり、商談もまとめやすくなり、同僚や部下との関係も良好にすることができるのです。
どんな時に、関わる人の気分がよくなるのかを知っていれば、よいのですが、これがよくわかっていない場合が多いです。
わかっていたとしても、美味しい食事や、高級な場所、ゴルフをしているときに良い気分になるぐらいしか、わかっていないので、日本でのイメージアップ作戦は、料亭やゴルフ場となってしまっているのかもしれませんね。
実際には、人は様々なことで、気分がよくなるのですが、関わる人が、何で気分がよくなるのかを知る為には、まずは自分自身が、どれぐらい気分が良いと感じる時間を持っているかが大切になります。
人と自分は違うと思うかもしれませんが、自分自身が良い気分をほとんど味わっていないと、人が良い気分になることを感じとる感性が磨かれません。
自分の気分が良いことをわかっている人は、感性が磨かれているのです。
感性が磨かれると、人が何を求めているのか、どうすれば良い気分になるかが、理解できるので、商談やミーティングのときなど、人と関わるときに、良い気分を与えることができます。
◆最近感動したことは、どんなことですか?
◆何に心を動かされたのでしょう?
◆あなたが好きな景色はどんな場所ですか?
◆その景色の何に心が動かされましたか?
◆あなたの好きな音楽はなんですか?
◆その音楽の、どんなところが好きですか?
特に男性のみなさんは、こういった質問に、なかなかこたえることができないかもしれません。
「そんなこと考えたこともない」という人が多いかもしれませんね。
感動したこと、好きな場所、好きな音楽というものに触れたとき、みなさんの気分は、間違いなく良い気分です。
自分の良い気分になるポイントを探して、感性を磨いていって下さい。
誰かに良い気分を味あわせてあげることで、あなたのイメージはアップします。
—–