●キミノココロ ボクノココロ

私はもともと、それほど本を読むほうではありませんでした。
特にカウンセリング、セラピーに関する本は、ここ1〜2年で読むようになりましたね。
逆に、妻はよく本を読んでいました。
結婚した当初は、妻の本だけで1万冊はあるんじゃないか?というくらいあり、その半分は心理学、精神世界系の本でした。
そして、私が読み始めるようになったら、妻が読まなくなったというのも面白い話です。
以前妻が、言葉の表現がうまくできない人は、偏った本の読み方をしているか、活字のものをあまり読んでいないのではないか、といっていました。
もちろんこれは推測であって、根拠も何もありませんが、言葉の表現に関しては確かに本の影響はあるだろうと私も思います。
私はもともと活字嫌いでしたが、昔から歴史小説や歴史に関する著作物は小学生のころから読んでいました。
子どものころの夢は「神代文字を読む」でしたから、かなり変わった子どもといえたかもしれません。
そして、漫画もいっぱい読みましたがとにかくジャンル関係なくいろんなものを片っ端から読んでましたね。
中学、高校はとにかく小説ばかり読んでいました。
ソノラマ文庫や講談社文庫、新潮社やコバルト文庫、カドカワ文庫など、SF、恋愛、歴史、フィクション、ミステリーといろいろ読んでいました。
言葉の表現力などは小説に見られるように、いかに相手にわかるように言葉で伝えていくかが決め手になりますので、自然と力がつくのではないかと考えられますね。
漫画やテレビでも表現を養うことは可能だと思いますが、活字のみの小説などと違って、目で見て情報を得ることができますから、その分小説よりも表現力を理解することが難しくなるのかもしれませんね。
ま、難しい話はこれくらいにして、皆さんが興味を持った何かから、自分に合った表現方法を身に付けていくというのは、いいことだと思います。
ただ、できるならばいろんなジャンルを読んでみると、いろんな表現が身に付くかもしれませんね。
本だけでなく、新聞やラジオもいいですよ。
最近来るまで移動するときは、必ずFMを聴いて音楽チェックやニュースを聴いてますし、新聞も隅から隅まで目を通すようになりましたね。
新聞は囲碁の対局を読むのがもともとの目的なんですが。
もちろん、漫画も読んでますよ。
漫画のキャラクターを心理分析なんかして遊んだりもしますね。
最近妻に勧められた本は「Good Luck」(ポプラ社:アレックス・ロビラ、フェルナンド・トリアス・デ・ベス著:952円税別)で、知っている方も多いと思います。
この本を薦められたとき、私は読まずにずっとかばんの中に入れていました。
しかし、ある問題に突き当たったとき、ふとこの本を読んでみようと思い、読んでみたところ解決の糸口のようなものが見えたんですよ。
それから、クライアントさんにはよくこの本をお薦めしております。
ほかにも、私のお勧めの本を紹介しますと
「子どもが育つ魔法の言葉 for the Heart」(PHP研究所:ドロシー・ロー・ノルト著:880円税別)
「水からの伝言」((株)波動教育社:江本勝著:2667円税別)
「いのちからの伝言」((株)波動教育社:江本勝編著:1800円税別)
などがあります。
あと、最近私が読んだ漫画では、
「キミノココロ ボクノココロ」(講談社:みやうち沙矢著:390円税別)が面白かったですね。
この本はセラピードッグとセラピストの心の交流と成長を書いたお話で、読んでうるうるしました。
あと、クライアントさんが紹介してくれた本では「こどものおもちゃ」「キッパリ!たった5分間で自分を変える方法」などがあります。
もし。特にすることがなくて暇を持て余しているとか、通勤時間に余裕があるとか、ちょっとした時間があるようでしたら、ぜひいろんな本を読んでみてください。
もしかしたら、あなたの人生を変えるような、すてきな本に出会えるかもしれませんよ。
余談ですが、私の妻は、漫画「ジャングルはいつもハレのちグゥ」の「グゥ」にそっくりといわれています。
見た目も性格も。
興味がある人は、読んでみてくださいね。
中原 謙一

この記事を書いたカウンセラー

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