◇自分なりの休みをとろう

最近、仲間のカウンセラーやクライアントから、「休んだほうがいい
ですよ」とよくいわれます。
確かに、好きでしていると疲れを感じませんから、どこまでものめり
込んでしまいます。
始めのうちはいいのですが、さすがにそれが長期間続くと、体が言う
ことを聞かなくなるんですよね。
気がついたら1日14時間カウンセリングしてた、なんて日もありまし
たから、さすがにちょっと休もうと思い、2日間ではありますが、の
んびりする時間をつくりました。
初日は妻のために買ってあげた「鋼の錬金術師」のDVDをのんびり
と見て、家の中でまったりとした時間を過ごしました。
2日目は散髪に行ってから、妻の要望で近くのショッピングモールに
いって、あれこれと見て回りました。
私と妻は、あるところに行くと、時間を忘れて夢中になります。
それは、本屋と文房具屋とお土産屋さんです。
この3個所に行くと、夫婦そろって腰が重くなり、全く動かなくなり
ます。
よく友人に嫌がられたりしますね。
友人も友人で、ブティックなどにいったら、動かなくなるんですけど
ね。
今回はそのなかで本屋と駄菓子屋に行ってきました。
発端は妻が「天体写真の本が欲しい!」だったのですが、行けばそれ
なりに私も楽しんでしまいます。
妻が本を選んでいる間、私は写真集のコーナーにいました。
決してグラビアアイドルの写真を見ていたわけではありませんよ。
ナン・ゴールディンという人の本で「悪魔の遊び場」という分厚い写
真集があったんですよ。
何となく魅かれてぱらぱらっと見てました。
これがなんて言ったらいいんでしょうねぇ。
実際見たことのある人はわかると思いますが、かなり賛否両論な意見
がでそうな本なんですよ。
でも、私はなぜかこの本が気になって、ただぼーっと眺めてました。
それから、「こげぱん三都ぶらり旅日記〜大阪、神戸編〜」は楽しめ
ました。
最近行った店や近所のパン屋さんなどが紹介されていて、妻と「この
店、見覚えあるやろ」「この店の包装紙、覚えてる?」など、さすがパ
ン好きの妻はあれこれ詳しくそれぞれの店を説明してくれましたね。
その後、妻と占い本のコーナーにいったら、まあびっくりしました!
なんと、先輩のセラピストの本が並んでいるではありませんか!?
しかも占いコーナーに!
「おおっ! Yさん本出してたんや!」
夫婦で大いに盛り上がります。
盛り上がった勢いでそのまま次は駄菓子屋へ行ったのですが、まあ私
にとってはパラダイスのようなところです。
懐かしいココアシガレットやよっちゃんイカなど、1960年代以前の
人にはすごく懐かしいものがいっぱいありました。
しかし、そこで私が見たことがないものがおいてあったんです。
妻に聞いたら、
「ああ、ミルメークね、牛乳に溶かして飲むんよ。」
なぜ知っている、妻よ。
このミルメーク、私は全然知らなかったんです。
脱脂粉乳なら知っているのですが、昔給食などで出ていたそうなので
す。
皆さんの給食ではあったんでしょうか?
珍しくてつい買ってしまい、これから飲んでみようと思ってます。
毎日忙しくしていると、どうしても家でごろごろしたくなったり、何
もしたくなくなったりしますが、たまには家族で、もしくは独りでで
も、ふらっとこんな一日を過ごしてみるのも、いいかもしれません
ね。
友人のカウンセラー夫婦は諏訪地方へ温泉旅行に行くそうですし、別
のご夫婦はラルクのコンサートに行ってきたそうです。
また、クライアントさんの中でも石垣島に行ってきたり、アメリカに
行ってきたりと遠出をする方から、近くのカフェやホテルのラウンジ
でちょっとリッチな時間を過ごしたり、1日健康ランドでのんびりし
たり、漫画喫茶でのんびりする人もいました。
大切なのは、自分のための時間を与えてあげることではないかと思い
ます。
それが原因で余計疲れることもあるかもしれませんが、こんなときの
疲れは、心地よく眠りを誘ってくれます。
妻は帰ってきてすぐ、布団に潜り込んで寝ています。
よっぽど楽しかったんでしょうね。
自分が心から休むための自分のためだけの時間。
そんな時間を、たまに自分に与えてあげるのもいいかもしれません
よ。
しょっちゅうだとだれますけどね。
自分のために「のんびりした時間」を使ってみてください。
ありがとうございました

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