私には、一人甥っ子がいます。
最近、私たちはとっても仲良しです。
3歳満たない甥っ子と叔母の関係で、仲・不仲を語るのもおかしな話かもしれませんが・・・。
そもそも、私は、子どもが欲しいとか、子どもが好きということをあまり実感したことがありませんでした。
姉が甥っ子を授かったとき、日に日に大きくなっていくお腹を見ながら、未知との遭遇に戸惑っていました。
当たり前と言えば、当たり前かもしれませんが、私はまだ子どもを授かったことがありませんから、妊婦の姉に対してどう接していいか、どうサポートしたらよいかも全く分からず、右往左往していました。
そういった意味では、パパになった男性の心理に似たような感じだったのかもしれませんね。
甥っ子が生まれてからは、どう接したらよいか分からないという戸惑いは生まれる前よりも更に増して、遠巻きに眺めるといった感じでした。
とても神聖な感じもするし、あやしても何で泣いているか分からないし、泣きやまないところを見ると腹黒さがばれている感じがするし、正直にいえば、どう扱っていいのか分からず、かわいさを感じる余裕がありませんでした。
そして、甥っ子2歳半を過ぎたころ、ようやくかわいさを感じる余裕が私にでき始めました。
ある日の休日、甥っ子と2人でお留守番。
私が遊んでいる甥っ子を横に本を読んでいると、相手をしてくれないと拗ねる甥っ子。
最近では、寂しさを感じて拗ねる姿すら、かわいくて仕方ありません。
「ごめんね」といいながら、気を取り直して、仲良く遊んでいるところに姉が帰ってきました。
「ビッグニュースよ、お腹には赤ちゃんがいるって♪しかも、2人だって~。」
それを聞いて、すごく嬉しくなりました。
生まれるのはまだまだ先だけど、居てもたってもいられず、仲間にお知らせする私。
甥っ子のときは未知との遭遇に戸惑いが先行していたけれど、今回はストレートに喜んでいる私がいました。
あれ??甥っ子を授かったと聞いたときの私の反応とまるで違う??
その反応の違いは、甥っ子と接しているうちに子どもの価値や魅力を甥っ子からたくさん教えてもらったからだと思います。
価値や魅力を知っているのと知らないとでは、それに伴う感情がこんなに違うものなんだなということを体験した出来事でした。
「甥っ子君、これからもよろしくね。
まだ見ぬ天使たち、皆で首を長くして会えるのを待っているよ。」
2人の天使に会えることが、今からとても楽しみです♪
そして、私の周りは、さらに賑わいを増していっています。
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