8.18トリプル記念日

8月18日は、私たち夫婦の記念日です。
お付き合い記念日であり、プロポーズ記念日であり、そして結婚記念日なのです。
お付き合いが始まったときには、結婚までのすべての節目が8月18日になろうとは、想像もしていませんでした。
きっとご縁があれば、自然と結婚しようということになり、気づいたら結婚してるんだろうなぁ・・なんて、漠然と思っていたことを懐かしく思います^^
プロポーズを受けたのは、2006年の8月18日でした。
お付き合いが始まったのが2004年でしたから、ちょうど2年目にしてプロポーズを受けました。
そのころ夫は大学院生でした。
今思えば、責任感が人一倍強い夫が、定職に着く前に決心してプロポーズをしてくれたのは、ものすごい覚悟と決意の上でだったんだろうな、と思います。
責任感が強いほど結婚に踏み切れない、ということはよくあることだからです。
責任感が強い男性ほど、「俺が養うんだ」「何かあったら大黒柱は俺だ」「一家を支えられる男でなければ」という想いが強く、「何が何でも奥さんをしあわせにするんだ!」という気持ちを強く持つようです。
反面、その想いが強いがために、定職についてたくさん稼げるようになってからじゃないと、子どもができてもちゃんと食べさせることができるようになってからじゃないと、自信を持ってご両親に会いに行ける自分になってからじゃないと・・等々、“ちゃんと準備が整ってから”でないと結婚できないと感じ、そういう偉大な自分になれるまで自分が結婚することに対してGOを出せなかったりする、ということを知っていました。
だから本当に、ものすごい決心をしてくれたんだろうなと、いま思い出しても心がじ~んと熱くなります(^^)
そういう喜びに包まれてましたから、結婚もそのうちすぐだろうな~♪なんて思っていました。
ところが・・予想に反して結婚したのは去年、2009年8月18日。
プロポーズを受けてから3年後のことでした。
このことを周りに話すと、「よく待てたねぇ~」と言われます。
でも、不思議なくらい、私の中では“待っている”というような感覚はありませんでした^^
むしろ、“待たされている”と感覚がなかった、と言う方が正しいのかもしれません。
なぜなら、いつでも夫は目の前のことに一生懸命だったからです。
2年間働きながら大学院に通い、難しい修士論文を仕上げて大学院を卒業し、その後就職。この就職が2008年の春のことでした。
1年間がむしゃらに働いての2009年春。そしてその夏に結婚しました。
こう文章にしてみるだけでも、このうちの一体何処に結婚準備をする時間があったのだろうと思ってしまうほどです。
でも、結婚式の準備にも、夫は一生懸命でした。
会場決定するのに、必ず自分の足で見に行き、料理も絶対試食して確かめ、足腰の良くないおばあちゃんのためにバリアフリーにこだわり、自分のやりたいことが出来るか何度も会場に確認していました。
ウェディングプランナーさんも、「こんなに彼が来てくださる、結婚の準備に関わってくださるカップルさま、そうそういないですよ!」と驚くくらいのがんばりだったのです。
さらにすごいことに、夫にとってそれらは“がんばりでもなんでもなかった”という事実です。
私たちはふたりとも田舎出身だったので、遠く離れて暮らしている、私たちの健康や無事をいつも祈ってくれている、大切な両親に安心してもらいたい。こんなにたくさんの友だちに囲まれているから東京でも大丈夫だよって、目で見て実感してもらいたい。
そして、私たちをここまで支えてくださった、またこれからもご縁が続く皆さまに、心から楽しんでもらいたい、感謝の気持ちを伝えたい。
そのためには、“これくらいやるのが普通でしょ”と思っていたようです^^
この時、私はちょうど仕事を辞めて無職でしたから、私にやらせようとすれば幾らでもできたはずなのに、夫は最初から最後まで一緒に準備をし続けてくれた、時には私よりもすごいこだわりを見せていた、これらは今でも本当に嬉しくて、この喜びはずっと心に残っています。
結婚式当日、やりたかったことは全部、できました!^^
自分たちも存分に楽しみ、来てくださった皆さまもみんな笑顔で、その中で祝福していただけるのが嬉しくて、皆さまを巻き込んでのイベントも大成功、そして、来てくださった皆さまに私たち夫婦を承認して頂いたことがこれまた嬉しくて。
結婚式をやって、本当に最後まで手を抜かずに創り上げて良かったと、今でも強く感じています。
それからは、お友だちの結婚式に招待して頂く度に、自分たちの結婚式を思い出して感涙します。
目を閉じれば、あのときの情景が、祝福が、笑顔が、すべて鮮やかに浮かび上がります。
結婚して、もう1年が経つなんて、びっくりです。
まだまだ、去年のあの時の感動に、心は何度も震えます。
そして、2004年からのふたりの軌跡を、ふたりで思い出しながら、「あの時は、ああだったよねぇ」と話すことが、これまたすごく嬉し楽しかったりします。
人生いつの時も、次の瞬間には何が起こるか、誰にもわかりません。それでも。
『きっと、ずっとこの人とこうやって、笑い合ってばかやって、おもしろたのしく暮らしていくんだろうなぁ^^それって、最高にしあわせだなぁ。』
そんな感覚に包まれています。
もちろん、根拠なんてありません^^
でも、なんとなくそう感じられて、きっとこれからはこの“なんとなく”が積み重なって、ふたりは気づいたらおじいちゃん&おばあちゃんになってるんだろうなぁ・・なんて思います。
おじいちゃん&おばあちゃんになっても、手をつないで、笑い合って、ハグし合って。
家族に囲まれ、みんな笑顔で、たまにふたりっきりで旅行に行って、豪華なお食事して、後は日々しあわせな日常を暮らして。しあわせをどんどん積み上げて。
一日一生のつもりで、そんな風に毎日生ききって、その先に光り輝く人生のゴールがあるような、そんな人生を。これからも夫とともに、るんるん歩んでいきたいと思っています(^^)

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2件のコメント

  1. 素敵な記念日ですね。
    私も、さゆさんのような=いくつになっても
    ニコニコして手をつないでいられる相手と出合いたいです。
    目標が決まっていれば、どの道を通って行ってもいい。
    勇気づけられました。
    こっちはコメント書き込めるんですね。

  2. くぼさん
    コメントありがとうございます(^-^)
    >目標が決まっていれば、どの道を通って行ってもいい。
    本当に、その通りです。
    だからこそ、『こうなりたい』 『こう在りたい』という“目標設定”重要なんですよね。
    目標なく歩く、というのは、地図なしに航海するようなものです。
    海に飲み込まれちゃうかもしれません★
    更なる氣づきを、ありがとうございます♪