私の応援団

カウンセラーといえども、落ち込むことがあるのです(苦笑)。
他の人との関係が上手くいかなくて、ということもありますが、もっぱら自分自身で撃沈するという感じです。
自分のことを駄目だと思ったり、何にも良いところがないなと思ったり、あるいは、自分のしていることが無意味に思えたり、役に立ってないように思えたり、人に迷惑をかけているように感じたり。
そんな気持ちになると、もう何もしたくなくなり・・・
「もう何もかも嫌になりました。
でも、それは、あなたのことではなく、私の自身のことです。
というわけで、何もしたくありません。夕ごはんは、帰りがけに買ってきて、自分で用意してください。」
と、絵文字も一切使わない、愛想のないメールを旦那に送るのです。
そして、寝室に行き、ふて寝するのです。
しばらくして、目が覚めると、ネコたちがベットの上に寝転がっています。
どうやら、私と一緒に寝ていたようです。
気持良さそうに寝ているネコたちの寝顔に、沈んでいた心が、ほんのちょっと緩みます。
そして、寝ぼけながら、とぼとぼと歩いてリビングへ行くと、夜勤から帰ってきた夫がテレビを見ています。
その横に、抜け殻のようにボーッとして座ると、何も言わずに、ただ黙って、私の頭を撫でてくれます。
よしよし、よしよし・・・と。ただ、ただ黙って。
そして、頭を撫でられながら、「あぁ、ネコたちを寝室によこしたのは、この人かぁ。」と、気づくのです。
ネコと旦那は、私の小さな応援団です。
彼らが、私の自己嫌悪や罪悪感を、直接、埋めてくれるわけではありません。
彼らがしているのは、「ただ傍に居る」、それだけのことです。
しかし、彼らが傍にいて、自己嫌悪まみれの私を受け入れてくれていることを思うと、「私は、このままでもいいのかな?受け入れてくれているようだから、もしかしたら、このままでもいいのかも!?一緒にいてくれるということは、私にもいいところがあるってことだから、このままでいいんだね。」と思えて、徐々に心が浮上しはじめるのです。
ラブラブで楽しいパートナーシップも素敵ですが、落ち込んでいる時、自分を受け入れられない時、そんなネガティブな時ほど、パートナーシップの有難さを感じさせられます。
現在、パートナーがいらっしゃらない方、パートナーと上手くいかない方、私たちカウンセラーが、あなたの応援団になりますからね。
共に手を携えて歩むことができるようなパートナーが、あなたの横に落ち着くまで、あなたを応援させてくださいね。

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2件のコメント

  1. ほんと、受け入れてもらってるという安心感がほしいです。
    そんなパートナーが、早くみつかると良いなと思う毎日です。

  2. 読んで、涙が出てきました(;_;)
    自分の事が大嫌いと思っても、
    そんな自分も受け入れてくれる人がいるって本当に救われます。
    主人に支えれれていることを改めて実感しましたし、
    周りの人が辛い思いをしてる時に、寄り添える自分でありたいなと思いました。