出会いは必然。

こんにちは。
真っ青な青空の下で洗濯物を干していたら、一瞬のスコールで台無しになった宮古島から五十嵐です。
ほとんど乾いていたのでそのままにして、また乾くのを待つことにしました(笑)
みなさんは「習い事」ってまず「やりたいなー」と思ってからスクールや先生を探しますよね。
私もよくインターネットで調べたり、雑誌を見てお稽古に行ったことがあります。
そうそう、カウンセリングサービスに出会ったのもインターネット検索からでした。
夜中になんとなく検索していたら、「私の探していたものはこれかも!」と飛びついたのを覚えています。
しかもその次の月はワークが半額キャンペーン。
「SALE」に目のなかった私はすぐに申し込んだのを覚えています。
早いものであれから6年・・・いや、7年でしょうか。
忘れてしまうほど年月がたち、それすら気にならないほど脳みそが溶けて・・・じゃない、癒されたのかもしれません。
もちろん、まさか宮古島に行く選択をするなんて当時は思ってもみませんでした。
今日は「習い事」のお話。
五十嵐、ペン習字に続いて英会話も始めることになりました。
ここでは「スクールやってます!」「○○の講師です。
生徒募集!」とか大々的な宣伝にほとんどお目にかかりません
島民性なのでしょうか、みなさん控えめで自分からPRすることが得意ではないというか、とくに欲もないみたいで。
ホームページもほとんどないですし。
そのため「○○がやりたい」と思った時に探すのは少し大変ですが、別のやり方があるんです。
何人かの友達に「○○がやりたいのだけど、先生知ってたら紹介して~」って言っておくこと。
そうすれば数日中に、ここでやってるみたい、今は産休だけど復活するらしいよ~、友達に聞いておいたよってみんなが教えてくれます。
実際に知っている人同士の情報なので、宣伝広告やホームページよりも信頼できるというメリットもあります。
もうひとつの方法は、友達になってからその人が「フラダンス」の先生だったり。「お習字」や「ヨガ」の先生だったりして、それをきっかけに始める人も多いです。
今回も仲のよい友達から、「私の娘が英語をならっているんだけどね、先生がすっごく面白いの。教え方も上手だし、お話も上手で隣で聞いているだけでも夢中になっちゃうのよ。」という話を聞いたんです。
前々から「英会話をやり直したい。」と思っいながらテキストを買ってきては挫折ばかりだった五十嵐、すぐに「私もやりたい!」と飛びつきました。
「教室」という形はとっていなくて、趣味で教えているみたいよ。
毎週木曜の夜、うちに先生が来てくれてるからまずはそれに混じって聞いてみたら?
友達の好意ですぐに招待してもらったのですが、それからがなぜかタイミングが合わず。
私に予定が入ってしまったり、行こうとした日はお休みだったり。明日こそは!と思っていたのにうっかり忘れてしまったりして。
「なんて縁がないんだろう~(泣)」
仕方ないので、今回はやめておこうかなと。
タイミングを逃す日々とは逆に、その2、3カ月の間に友達から「私、英語やりたいんだよねー」という話を聞く機会が何回もありました。
その度に「私もやる予定だから、体験レッスンしてよかったら一緒にやろうよ」と答えていました。
初めは3人くらい。
それなのに先生のレッスンにはタイミングが合わなくて行けないまま。
その次の月は新しく友達になった3人からも「やってみたいと思ってるんだ」との話。
さすがに言いだした私が動かないと。
これなら体験レッスン行くよりも、直接会って話をまとめたほうが早いわ。
紹介してくれる友達にお願いして、先生と連絡をとってまずは打合せをお願いすることにしました。
快くお返事頂いて、まずは1度会ってからレッスンの内容と予定を決定しましょうとのこと。
場所と時間を決めてみんなに連絡をすると、全員そろうのは無理だと思っていたのに予定がぴったり。
「シーサーみたくて面白い」と聞いていたその先生は
いざ会ってみると、還暦近いといういのにとても若々しくてマイペース、穏やかな男性。
5歳の頃、田舎で初めて会った「青い目の外人、しかもプロレスラー」にとても興味を持ったことがきっかけで、とにかく英語を話したいと強く思ったこと。
海外生活が長く、英語が大好きで、生きた英語を教えたいと試行錯誤しながら講師をしてきたこと。
「単語を山ほど知っていても、会話にはならないでしょう。コミュニケーションをとるには動詞を覚えることのほうが早いですよ。」
学校で習う英語ではなくて、自分が生活して身につけた英語とその使い方を教える方針。
なぜか全く関係ない土地から、縁あって全てを置いて車と身ひとつで宮古島までやってきたという先生の話を聞いているだけであっという間の1時間。
噂通り、「話を聞いているだけでも夢中」になってました。
それはみんな同じだったらしく、「毎週はちょっと負担だから隔週くらいがいいかな」と言うつもりが「先生の話をもっと聞きたい、ぜひ毎週!」と目を輝かせてお願いしてました。
あっという間に話がまとまり、全員の予定も合わせることができて早速次の週から始めることが決まりました。
今までのタイミングの悪さが嘘みたい。
ここ数カ月のすれ違いを考えていたら、話の最後に先生がこんなことを教えてくれました。
「私は人との出会いは全て必然だと思っているんです。
偶然はありません。全て大切なご縁なんです。
だからみなさん大切な出会いです。

それを聞いてはっとする私。
そうか、私の役目は「みんなを先生に会わせることだったんだ」
先生とのご縁をつくって一緒にレッスンを始める準備期間だったんだと思えば、今までのタイミングの悪さと今回のスタートの早さも納得できます。
ここにいる全員と先生をつなぐきっかけが必要だったのかもしれないな、と。
ちなみに先生が初めて宮古島に来た時に案内をしてくれた女性が、私と同じ建物に住んでいたとのこと。
同郷のご縁で来る時に紹介してもらったそうです。
なんとその女性とは、私が気にいって通っていたアロママッサージのセラピストさんでした。
いまは帰郷してしまったけど、そのサロンから見える景色が大好きで五十嵐は同じ建物の今の部屋に引っ越して来たのです。
ここでも偶然の(いえ、必然だそうです。
)のご縁がありました。
アラサー女子6人も生徒希望者を引き連れて、目の前に現れた私にびっくりされたでしょうが、先生は全部受け入れて引き受けてくれました。
先生を紹介してくれた友達いわく、
「そのレッスン、生徒がみんな30代の女性でしょう。60歳の先生からしたら、きっとぴったり(?)の年齢よ。20代は若すぎるもの。6人も女性に囲まれて先生は嬉しいはずよ~(笑)」
なるほど、そう思っていいですかね。遠慮なく質問攻め、理解力はちょっと衰えぎみの自由奔放なメンバーですが。
先週からレッスンが始まって、いきなり目からウロコのお話がたくさん。
「それ、中学校で教えてくれたら英語嫌いにならなかったのにー」と嘆きあり。
「これならわかるー、納得。学生の時に無駄に英語の勉強しなくてよかったぁ」と思いきり開き直って学びなおし宣言あり。
週に1度が待ち遠しいくらいです。
友達が揃って集まれるのも楽しみの一つに。
さて五十嵐、来年くらいはペラペ~ラに?!
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