今年は、暑くなるのが早いですね。
寝てる時、暑いので、
こども達がごろごろする隙間をぬって、
不思議な角度で、目覚める今日この頃です。
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今年の春、こどもたちとサーカスを観てきました。
私も夫も、こどもの頃に観たきりで、
何十年かぶりのサーカスでした。
技術も、美しさも、
目を見張るようなショーに感動しました。
動物園に行ったって、
こんなにたくさん
観たことがないライオン。
アフリカの音楽と
それを思わせるライティングで
ゆったりと登場するきりん。
ステージの準備中には、
ピエロが客席を巻き込んで
大笑いのひととき。
次々と鮮やかに披露される
さまざまな芸、などなど。
瞬きするのも惜しいほどでした。
すっかり忘れていた、
こどもの頃に観たサーカスのことを
いろいろ思い出しました。
当時のサーカスは、
会場が明るかったこと。
椅子が、今座っているのと同じ
木の長い板だったこと。
バイクが登場するショーでは、
音がうるさくて、怖かったこと。
あの時の私も、
今、こども達と
サーカスを観ている私も、
本当に、心からわくわくしていたし、
今も同じようにわくわくしているのを
実感しながら、
懐かしい思い出が、色鮮やかに蘇って、
また味わうことができて大満足でした。
ふと、サーカスを観ていて、
なんかこの感じ、何かと似ているなー
とぼんやり感じていたのですが、
なんだかよくわからず、放置すること数ヶ月。
先日、テレビで映画「X-Men」をやっていました。
観ていて、サーカスの時に
掴み損ねた感覚のことを思い出しました。
私は、「X-Men」が大好きで、
DVDを買ってしまうほどなんですが、
「サーカス」と「X-Men」の
わくわくする共通の理由がわかったのです。
特技や、才能を持った人たちが、
一人一人それらを生かしながら、
何かを成し遂げるのを観ると
胸が躍るような、
ブラボーってスタンディングオベーション
しちゃいたくなるような気分になる理由。
それは、「X-Men」の登場人物は、
一人一人すごい特技や才能を持っていて、
それを、ここだという時に
発揮して、人を救ったり、
悪を倒したりする映画です。
例えば、目からビームが出るかと思えば、
天候を操ったり、
超能力を使うとか
それぞれ、比較することなど不可能な
ものすごい才能を
惜しみなく発揮するわけです。
一人一人の才能が
個々に光っている。
それは、サーカスと同じですね。
実に見事な、技術と才能。
それが、さまざまな彩りとなって、
「サーカス」というひとつのショーになっています。
この感じが、私はとてもとても
好きなんだと気が付きました。
そうか、そうだったのかと
一人悦に入っていると、
あれ?
また何かと似てる気がする。
この感じ。
おぉ、あれだ。
カウンセリングをしている時、
たまたま出会ったあの人、
ずっと前から知ってるこの人、
など、誰かと話しをしている時。
その瞬間に
感じるこの感じ。
みんなみんな、
「サーカス」??「X-Men」??
キラッと光る才能や特技。
それぞれの力を発揮して、
この世界に貢献し、
この世界はまわっている、この感じ。
才能なんていうと、
「ないないない~」と
エビのように後ずさりする方がいそうです(笑)。
そりゃ、私たち、サーカスでも、X-Menでもないわけですし、
空中ブランコも危ないし(ってか、出来ない)
目からビームとかも出ませんけど、
誰にでも、誰かを笑顔にする「いいところ」が必ずあって、
それが、どんどん広がって、行き着くところ世界を
ハッピーにする「才能」と言えるのだと思います。
そういう「才能」。
マルチである必要なんてなくて。
ひとつでいい。
それをひっさげて、世界に影響を与える。
ブラボーっ!
かっこいいっ!!
「いいところ(才能)」は、
自分では、気付きにくいものです。
でも、みんなに標準装備されているものなんです。
みんなが、世界に必要なパーツ。
そんな結論に、勝手にゴールしました。
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