「あなたの本質は、自由人だと思う」
この発言は、私にとって今年一番の衝撃でした。
「え!?そうなんですか??
ずっと、人に寄り添うように、
誰かの、何かの役に立つように生きてきたのですが。」
「うーん。それは・・・後天的なものだと思う。」
その場ですぐには納得こそできなかったものの、
とっても信頼している方に言われたことだったので
「そうなのかなぁ。」「そうなのかも・・」と思いながら帰宅。
数日、いいえ数週間、言われたことを反芻してみて
だんだんと腑に落ちてきました。
「あぁ、そうかもしれない。いや、きっとそうだ!」
* * *
ところで、言われた瞬間に全く意味がわからなかったセリフといえば、
うちの代表の平に初めて会った時にいただいた言葉を思い出します。
「だって、右脳派でしょう??」と突然言われて
「え!!!!違います!ずっと一生懸命左脳を使って生きてきましたから!」
と思わず力を入れて反論してしまったということがありました。
でも、”一生懸命(頑張って)使っている”
という時点で”左脳は苦手です”と
告白しているに等しいということに
当時は気づいていませんでしたね。
もしかしたら私の中に、
左脳を使っている=頭がいい
右脳を使っている=あまり何も考えていない
そんなおかしな思い込みがあったのかもしれませんが、
この部分に対する抵抗は激しく(!?)
右脳派であることを受け入れるまでには長い時間を要しました。
(2年?いや3年??)
やっと納得して、私のカウンセラーさんに
「自分が右脳派だって、やっと納得しました~」と報告した時には
「え?ともみちゃん、今頃なにいってるの??」とあきれらるほど。
そう考えると、今回は「私は自由人である」ということを
数日から1か月以内で納得できたのは、成長したという事かもしれません。
いやむしろ、すでに右脳派だということを認めていたという
下地があったからこそ簡単に受け入れられたのかもしれませんね。
そんな訳で、私は長い間、自分が無意識に作り上げた
理想のキャラクターを生きていたことに気付きました。
おかしいですよね。
自分自身でも気づいていなかったのです。
自分自身すら欺いて、これが「本当の私」と思って
それなりに楽しく生きてきたのです。
しかも、自分では完璧にそのキャラクターを
演じ切れていると信じていたのでしょう。
だけど、見る人からみれば「この人の本質ではない」
と丸わかりだったということです。
なんて、恥ずかしいのでしょう・・・。
それくらい、自分自身の事って
本当にわからないことなのかもしれません。
とはいえ、同時に他人からはよくわかるようです。
例え、上手に隠したと思っていても、隠しれていないということですね。
これは、つまらない抵抗はとっととやめた方がよさそうです。
ただ、振り返ってみるとやはり自分の中にも自覚があったようです。
ずっと、「自分で自分に制限をかけなかったら、自由にやりすぎて
どこまでも飛んで行って帰ってこなくなりそう・・・」
という怖さがどこかにあったのです。
つまりは、
自分を解放したら、
自由にやらせたら、「危険」
そんな認識があったということですものね。
自分でも自由人だと感じていた証拠です。
だからこそ、
「こうするべき」とか、
「あれはしない方がいい」とか
いろいろなルールを自分に課していたようです。
さてはて、自分までも気づいてしまったのなら
もう本質を生きるしかありませんよね。
自分で自分を縛っていた重たーい鎖をぶちぶちと引きちぎって
もっと自由に、もっとわがままに生きていきます!
直感という名の思い付きで行動しまくっちゃうかも~。
疲れた時には、いろいろ放り出してでも寝てしまうかも~。
苦手なことは、向き合わずに極力避けちゃうかも~。
遅刻や締め切りなどにも固執しないかも~。
(といいつつ、この原稿も締め切り2週間前に仕上げていますけど(笑))
そんなこんなで
この度、40年近くやってきた、
優等生を廃業することにいたしました。
しばらくは、ちゃらんぽらんを謳歌したいと思う今日この頃です。
さーて、みさなんは
自分の本質を生きているでしょうーーか??
ドキッとしたあなたは、
立ち止まってみるべきタイミングが来ているのかもしれませんよー。
以上、中村が最後のコラムをお届けいたしましたっ!
ご清聴、ありがとうございました。
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