緊張してしまう時、
不安に襲われる時、
なかなか寝付けない時、
気分転換をしたい時、
リラックスしたい時に。。。
私達人間にとって呼吸というのは、一番大事なものかな、と思います。
もちろんよい食べ物、水も欠かすことのできないもの。
でも、呼吸はそれ以上に大切なものではないでしょうか。
普段は無意識的にしている呼吸ですが、ほんの何分間か呼吸ができないだけで私達は死んでしまいます?
また、緊張したり、体調が悪かったり、心配事がある時、私達の呼吸は浅くなります。
それくらい、呼吸というのは心と体に密着しているものなんです。
1.
できれば横たわって、できない時は椅子に姿勢良く腰掛けてください。
2.
出来れば目を閉じて、下腹に手をあてて、鼻からゆっくり息を吸い込みます。
この時胸ではなく、おなかが膨らむように吸い込みます。
やりにくい人はおへそから息を吸い込むようなイメージで、息を吸ってみて下さい。
3.
一旦息を止めて、今自分に必要な言葉を心でつぶやいてみましょう。
体調が悪い時は「私は健康です」、
不安な人は「不安はもう消えた」、
リラックスしたい人は「リラックスして気持ちいい」など。
そして、その状況をイメージしてみましょう。
ここでポイントはできるだけポジティヴな言葉をつぶやくこと。
4.
しばらくイメージしたら、鼻からゆっくりと息を吐きます。
出来るだけ時間をかけて。
そうしたらまた1.に戻って息を吸います。
これを最低5回、時間があれば10回ほど繰り返してみて下さい。
私達はしんどい時や落ち込んでいる時、こんな事をする気もなかなかおきないものです。
でも、騙されたと思ってやってみて下さい。
心が弱っている時は、まず体から、呼吸をする事で起きる変化を試してみて下さいね。
from 根本 理加 , Counseling Service