本当に認められている、愛されているということを感じられる人生にしていく為に、ありのままを許すということが大切なのだと言えます。
このままだじゃダメなのだと自分を否定しながら違うキャラクターになろうとしていると本当に認められている、愛されているということを感じにくくなってしまうのです。
ありのままの自分でいいと思えない時は、違うキャラクターにならなければという気持ちが働くことがあります。
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例えば・・・
おおざっぱな面を持っているA子さんという女性がいたとします。
ありのままの私はおおざっぱである。そしてこのままではダメなのだ思いこんでいたとします。
だから、細やかで、きっちりした人にならなければと思っていたとします。
そして、細やかで、きっちりしようと勤めました。
本来おおざっぱな性格なのでちょっと無理しているところがありながらも頑張っていました。
そうやって細やかで、きっちりしようと勤めていたところ、Bさんという男性がそんなA子さんを気に入りました。
A子さんもあの人いいなぁーと思っていたので気に入られたことはA子さんにとって嬉しいことでした。
Bさんは言うのです「A子さんって細やかできっちりしてるよね。そういうところがステキだなぁと思うんだ」と。
そしてBさんはそんな細やかできっちりしているA子さんのことが好きだと語るのでありました・・・。
A子さんにとって、あの人いいなぁーと思っていたBさんに気にいられること、褒められること、好きになられることは嬉しいことでした。
しかし、A子さんは心から喜べなかったのです。
なぜならば、Bさんが気にいって、褒めて、好きになっているのは、このままの私じゃだめだからきっちりしなければと無理して頑張っている私であって、ありのまま私ではないと感じてしまっていたからでありました・・・。
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A子さんの例え話のように、このままの自分じゃダメなのだと自分を否定しながら違うキャラクターになろうと頑張っている時は、頑張っている違う面を認められ愛されても、本当に認められている愛されていると感じにくいことがあるようです。
では、A子さんが本当に認められている、愛されていると感じられるのはどんな時なのでしょう?
それは、ありのままの自分を表現し、それを受け入れられた時ではないでしょうか?
おおざっぱというのはおおらかさでもあります。
A子さんがおおざっぱな面もあるけど、おおらかなぁ良い面もある。それが私でありそれでいいのだと受けいれ、それを表現したとします。
そしてそれを気に入り、褒められ、好きになる人が現れた時に、本当に認められている愛されているというのを感じられるのです。
恋愛や人間関係で本当に認められている、愛されていると感じたいとしたら、ありのままでいいと受けいれて、それを表現していくことは大きなポイントになるようです。
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仮にA子さんがBさんと付き合いたいという思いがあったので、Bさんが気にいる細やかできっちりしたキャラをちょっと無理をしてやり続けたとします。
そしてその頑張りの甲斐あってつきあうことになったとします。
いいなぁーと思う人と付き合えるというのは嬉しいことですよね。
だけど、A子さんにとって疲れる恋愛になると思いませんか?
なぜならばBさんが好きになったのは細やかできっちりした私だと思っているので、そのキャラをやめるとBさんの気持ちが離れてしまうのではないかという不安を伴う恋愛になってしまうからです。
そして、その恐れから無理して頑張っているキャラをやりつけてしまうのです。
これを何年も、何十年もし続けるのは疲れてしまいますよね・・・。
この例えのように疲れる恋愛や人間関係を作らない為にもありのままでいいと受けいれて、それを表現していくことは大きなポイントになるようです
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ありのままでいいと自分にオッケーをだして、それを表現していくというのは勇気がいることだと思います。
しかし、ありのままのあなたを必要とする人、認めてくれる人、それでいいと言ってくれる人と出会えた時にあなたは本当に認められている、愛されていると感じられるでしょう。
逆に言えば、本当に認められている、愛されているということを感じられる人生にしていく為に、ありのままを許すということが大切なのだと言えます。
ありのままでいいと自分を許し、受け入れてあげてくださいね。
(完)