お父さんとの関係で女性に影響してくるジャンルの代表と言えば恋愛だと言えるでしょう。
女性にとって、お父さんは身近な異性であり、良くも悪くもあなたの男性へのイメージに多大な影響を及ぼしている人だと言えます。
お父さんからパートナーシップに関してどんなイメージをもらっているか気づくことができると、その影響から解放されることができるでしょう。
お父さんとの関係で恋愛に影響がでる!
お父さんとの関係で女性に影響してくるジャンルの代表と言えば恋愛だと言えるでしょう。
女性にとって、お父さんは身近な異性であり、良くも悪くもあなたの男性へのイメージに多大な影響を及ぼしている人だと言えます。
例えば、お父さんのコミュニケーションが上手くあなたの気持ちに寄り添うことができ、気持ちをさっすることができる人だったとします。
すると身近な男性のサンプルであるお父さんから、男性はコミュニケーションで気持ちに寄り添うことができ、気持ちをさっする力があるものということを学びます。
男性のコミュニケーション能力とはこれくらいあるものだというイメージをお父さんとの関係で作るわけです。
そして大きくなりパートナーシップを持つと、今まで身近な異性であったお父さんからもらった“男性のコミュニケーション能力とはこれくらいあるものだというイメージ”を基準に男性と接することになります。
パートナーシップは家族との関係くらい親密な関係であり、他の人間関係とはまた違う特別な関係となります。
すると普段の人間関係では出てこないニーズ(欲求)というものがパートナーシップではでてきやすくなります。
わかって欲しい、よりそって欲しい、共感してほしい、さっして欲しいなどのニーズは他の人間関係よりも強く出てきます。
しかし一般的に男性は気持ちに寄り添うことが下手で、気持ちをさっすることが苦手です。
わかって欲しい、よりそって欲しい、共感してほしい、さっして欲しいというニーズは強く出てくるものの、パートナーである男性はそれに上手く答えられないことがしばしばでてきます。
お父さんからもらった男性のイメージがコミュニケーションで気持ちに寄り添うことができ、気持ちをさっする力があるというイメージのままで、そんなパートナーに接してしまうとパートナーに不満を持ちやすくなります。
なぜなら、もともと男性は苦手なものであるから私のパートナーも上手くできないのだという認識よりも、男性は気持ちがわかる、よりそう、共感、さっすることができるはずにも関わらず私のパートナーはそれができないという認識のほうが不満になりやすいと思いません?
しかし、そこで『お父さんとの関係で作った“男性とはこういうものというイメージ”でパートナーを見ていたけどそうとは限らないのだ、さっすることが苦手な人にさっすることができて当たり前と厳しい水準で接してしまっていたんだなぁ』と気づけると不満を少しでも感じにくくすることができます。
このようにお父さんからもらった“男性とはこういうものだ”というイメージがパートナーシップの関係で良かれ悪しかれと影響してくることが多々あるのですね。
他にも例えをあげてみましょう。
例えば、お父さんが浮気性でお母さんを泣かせていたとします。
そのことから “男は浮気するものだというイメージ”を持ってしまったりします。
すると“男は浮気するものだというイメージ”を持っていることから、パートナーシップを持つことに慎重になってしまったり、パートナーに疑いの気持ちを持ちやすくなってしまうことがあるのです。
カウンセリングでもクライアントさんから「彼氏の会社であったことの話を聞いていると『最近会社の女の子の名前が良く出てくるけどもしかして気があるんじゃないのかなぁ?』ということが脳裏をかすめたりするんですよね」などというような話を聞かせてもらったります。
このように疑いの気持ちが出やすくなることがあるわけです。
これも『お父さんとの関係で作った“男性とはこういうものというイメージ”でパートナーを見ていたけどそうとは限らないのだ。この人はお父さんとは別人だし誠実な人だ。お父さんとの関係で作ったイメージを見るのではなくこの人自身を見よう』と気づけると疑いを少しでも感じにくくすることができます。
お父さんとの関係で作ったイメージが影響していると気づくことが大切なわけですね。
この気づくということは実に大事なことなのです。
お父さんとの関係で自分はどんなイメージを作っているかを知り、そのイメージからどんな風に捉えがちになるのか自分の傾向を知ることができるとパートナーシップでネガティブな影響を受けにくくなることでしょう。