好きになる人は独身の人ではなく、なぜか既婚者ばかりに惹かれてしまわれるというご相談をお受けすることがあります。なぜ既婚者ばかりに恋するハートは惹かれてしまうのでしょう?
それには結婚への恐れが隠れていることがわかることがあります。
結婚へのネガティブなイメージがあり、結婚をする可能性がある人を好きになることを無意識的に避けていたことがわかっていくのです。
結婚のイメージを書き換える
「私、結婚に不向きな人を好きになっちゃうんですよね」というお話をお聞きすることがあります。
「結婚に不向きな人ってどういうことですか?」とご質問をさせて頂くと、既婚者を好きになってしまうとのこと。
好きになる人は独身の人ではなく、なぜか既婚者に惹かれてしまわれるとのことです。
中には既婚者は安心できて独身だと身構えてしまうと言われる方もいらっしゃいます。
次こそは結婚向きの人と思っていたのに好きになった人はまた既婚者ということにショックをうけられたというお話も聞きます。
なぜ既婚者ばかりに恋するハートは惹かれてしまうのでしょう?
その問題を解消していくべくカウンセリングを進めていくと、独身の人ではなく既婚者に惹かれていた訳は既婚者のほうに“あるメリット”があったからということがわかることがあります。
既婚者と付き合う“あるメリット”ってなんだと思います?
それは結婚しなくていいというメリットだったのです。
不思議な話ですよね???
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カウンセリングをしていると結婚に対してネガティブなイメージを持っていたということがわかることがあります。
例えば、女性の方で両親の結婚生活を見ていると子どもの目から見ていると母が苦労をしているように見えていて、結婚生活というのは苦労、犠牲生活、自由がないというイメージがあるということなどです。
同じ女性の立場として結婚するというのは、母親がしてきたような立場になると思うと心は嫌な思いがします。
そうすると心は苦労し、犠牲生活となり、自由がなくなるイメージを持つ結婚を回避しようとし、結婚の可能性がある独身の人に恋するハートは動かなくなっていたのです。
結婚へのネガティブなイメージが結婚をする可能性がある人を好きになることを無意識的に避けていたわけです。
結婚しなくていい既婚者のほうが安心して付き合えるというメリットがあったのですね!
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結婚へのネガティブなイメージが結婚をする可能性がある人を好きになることを無意識的に避けていたわけですので、このような場合は結婚へのイメージを書きかえていく必要があります。
カウンセリングでは結婚の良いとこころを探していくことをすることもあれば、自分が欲しい良い結婚生活のイメージを作っていき心の中にある結婚のイメージを書き換えていくイメージワークをすることもあります。
また子どもの目で両親を見ていて結婚に苦労、犠牲生活、自由がないなどのネガティブなイメージを作ってしまっていたら、『本当に苦労し、犠牲し、自由がなかったのだろうか?』を大人の目で見直すことで苦労し、犠牲、自由がないと思ったのは誤解だったのだと思えることもあります。
結婚や家族ということに傷ついている思いがあれば、その傷を癒していくこともします。
あの手、この手を使ってイメージの書き換えをしようと試みるわけです。
そうやっていくことで結婚へのイメージが書き変わると、結婚をする可能性がある人を好きになることを無意識的に避けていたことを無くしていけ、既婚者に惹かれていた恋愛パターンが変わっていくのです。
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私は結婚へのネガティブなイメージを書き換える心のエクササイズとして、幸せな結婚生活をしているお友達と一緒にお茶をしたり、ご飯をしたり、またそのお家に遊びに行かしてもらうことをしてみてはいかがでしょう!というエクササイズをご紹介させていただくことがあります。
直に幸せな結婚生活の話を聞かせてもらう、見せてもらう経験をすることで『ああ、こういう結婚だったらいいなぁ』と感じることができるとイメージの書き変えに役立つからです。
あなたの結婚へのイメージはどんなイメージを持っていますか?
チェックしてみるといいかもしれませんね。
(完)