約束が守れない

どうぞよろしくお願いいたします。

私はいつも、大なり小なり、約束を守ることができません。
自分でも、そのことが、大人として自立していくうえで、本当にいけないことだと思い、危機感を持っています。
自分が子供のころから、自信が持てないのは、このためだと思うのです。

なんとなく自己分析してみると、
思うことは、約束を破ってしまうときは、
1　自身の能力を超える約束をしてしまう
（理由は、相手に喜んでもらいたかったり、ちょっとがんばってみようかなとおもったけれど、やっぱりできないということ）

2　困る相手がいない約束であると、自己判断し、軽視する

3　体がぐったりすると、何もしたくなくなってしまう
（ふつう、多少つらくても、約束を守るのではないでしょうか？）

4　こんなことに意味があるのか？私の進みたいのはこちらではない！と思う
（その判断を後から後悔する）

自分でも、思考がおかしいと思います。

どうしていいのかわかりません。

もしかしたら、子供のころに「できない約束を強制的にさせられ、怒られる」という経験をしているからかもしれませんが、
実際どうしたらこんなところがなくなるのか、教えていただきたいです。

昔は、物を借りたら借りっぱなし、部屋も散らかりっぱなしでしたが、
それは少しずつ良くなってきました。
これからでも、よくなることはできるのでしょうか？

まるさんは今、大なり小なり、約束を守る事ができない事でお悩みなんですね。

まるさんより頂戴いたしましたご相談内容を拝読し、まるさんが今まで色々と
この約束を守る事が出来ないという事で苦労したり悩まれたりされた事がとて
も伝わってきました。

もしかしたら、色々なやり方を今までチャレンジして約束を守るという事をし
っかりしようと頑張ってこられたかもしれませんね。

本当に、約束を守る事に対して色々と考えたり取り組まれたりされた事って素
晴らしい事だと私は考えております。

本当に今まで頑張ってこられましたね。

私達は多かれ少なかれですが約束を守る事を苦手とする事があります。

それには色々な理由がありますし、まるさんがお伝えくださった自己分析にて
書いてくださった事も約束を守れないという理由の一つでもあります。

しかし、まるさんより頂戴いたしましたご相談内容を拝読し、まるさんがあげ
てくださった理由の他にも気になった点がありましたのでお伝えさせてくださ
いね。

まるさんより頂戴いたしましたご相談内容を拝読し感じた事は、まるさんはと
てもしっかりとされていて、そして何事に対しても完璧に物事をやり通したい
という気持ちを心のどこかに強く持っていらっしゃるように感じました。

完璧を求める心というのは、私達が日々生活を送る中でとても大切な心のエッ
センスではないかと私は考えております。

しかし、その完璧を求める心が強過ぎた時、私達ははその真逆の行動をとって
しまう事があります。

完璧に物事を遂行したいがどうしても出来ない場合、完璧に物事を出来ないと
いう自分自身はダメだなと責めてしまう事があります。

しかし私達は自分自身を責めるという行動をしすぎるととてもしんどくなって
しまうので、その自分自身を責める行動に対しそれを感じさせないような行動
をとってしまう場合が時にはあります。

例えば、『完璧に物事を遂行できない』場合を例にとりますと、完璧に物事を遂
行したい私達は行動を少し変更させて『完璧に物事を遂行しない』という事を
完璧に遂行しようと、完璧を追い求める行動を私達が意識していない心の部分
で行なってしまう場合があります。

しかし、それはあまりにもしっかりと物事を遂行するために動いている心のメ
カニズムの一部分なのかもしれません。

だからこそ、そのメカニズムの根底にある私達ひとりひとりが持っているオリ
ジナルの心のパターンを理解する事で、心が無意識に働いてしまうパターンを
徐々に変化させていく事は可能かと考えております。

そこでまるさんに提案です。

もし良かったら、まるさんが今まで体験された約束を守れなかった事について
私達カウンセラーにお伝えいただけませんか。

その中に、まるさんが今持っていらっしゃる心のパターンを変更するヒントが
隠されているように感じました。

だからこそ、私達カウンセラーと二人三脚でまるさんの心のパターンを徐々に
変化させてみませんか。

まるさんにとって、日々の生活を過ごす中で、自信ある気持ちを持ちながら笑
顔で充実のある時間を過ごされる一つの切っ掛けとなれば幸いです。

この度はご相談いただきましてありがとうございました。

中村季代乃