相談者名 | 藤咲 |
はじめまして。ずっともやもやして我慢の限界です。 私は世の中にあふれる悪というものの大きさに圧倒され、生きるのが辛いです。 日本はまだましでしょうか、世界を見れば正義の名の下で多くの人間の尊厳が踏みにじられ、暴力とすら認識なれていない。 加害者のなかには積極的加害者と消極的加害者がいると思います。自分の意志で強固に犯罪をやってのける者、そのようなものに反省が容易にあるとは思えない。そういう加害者にもカウンセリングはもっともらしいことを言って逃げ場を与えるのでしょうか?起きていることに意味があるとかよく聞きますが、ただの無秩序でしょう。暴力には加害者がいて、隣に被害者がいる。権力があって支配がある。 この世にある悪は善より圧倒的に大きなものであるように思えます。 世の中の明るいところだけ見て、歯触りの良いことばかり聞きたいわけではありません。 | |
カウンセラー | 近藤あきとし |
藤咲さん はじめまして。 カウンセラーの近藤あきとしと申します。 どうぞよろしくお願いいたします。 世の中の秩序の無さや理不尽な出来事に大きな怒りと失望を また憎しみや自分自身への無力感も感じているみたいですね。 しかし、私が感じたのは、藤咲さんはここへいたるまでに 怒りや憎しみがあるけれど、そこには正義の無い力がまかり通る それは感情では、今の世界への怒りや憎しみを抱えているけれど 「怒り」というの感情はさまざまな理由から出てくるものですが 藤咲さんが、どうにかしたい、と思っている世の中や世界に対して感じている しかし、藤咲さんは世の中の理不尽さがあるから自分が苦しんでいると 例えば「昔、本当に愛したかった存在を愛せなかった自分」に対して 私たちは罪悪感を感じるとき、二つの理由が存在します。 そして圧倒的に多いのは、二つ目のほうの理由です。 どういうことかと言うと、 そして、その恐れと罪悪感を隠すために、 怒りは強いエネルギーを使いますから、今の藤崎さんはほとんどのエネルギーを 怒りというのはそのまま感じれば、怒りでしかありません。 例えば「のめり込める趣味を持つこと」や「運動・スポーツに打ち込む」 藤咲さんは、本来このうえなく純粋な心を持っている方のはずです。 でなければ世の中の理不尽な出来事、不公正に対して その藤咲さんの本来持つ優しさや愛情を発揮しない理由を作っているのが 人というのは、自分に嘘をつくとその分だけ心が辛くなってきます。 だとしたら、藤咲さんは自分の心に正直に生きることが 藤咲さんにとって自分の中の愛からできる行動って何でしょうか? つまり全ては選択しだいということなんです。 理不尽で悲惨な世界を見たいなら今のままでも良いでしょう。 選ぶところからスタートが決まってきますからね。 今回はご相談ありがとうございました。 近藤あきとし |