不倫中の気持ちの持ち方

読ませていただいて、私が感じたことなのですが、いろんな人から「不倫はやめときなさい」みたいなことをたくさん言われた感じがありますね。

不倫がいいかどうかはともかくとして、本人が納得しない限り何を言っても聞かないものですし、全ての責任をご自分で背負えるのであれば、私は特に不倫のことをいう気はありません。

しかし、気になる点が二つほどあります。

一つ目は、文章では詳しく書かれてはいないのですが、「しかし、段々割り切れなくなって精神的にボロボロになり」とありますが、実際に割り切れなかったことがなにか、そして、今は割り切っているのかどうかなどが少し気になります。

もう一つは、「突然襲いかかってくる不安定な気持ち」ですね。
本来幸せであれば、その幸せをかみしめればいいわけですが、文章を読む限りでは周期的に「不安定な気持ち」に苛まれているように感じます。

たとえば、この「不安定な気持ち」がいつ頃から自覚するようになったのか、ごく最近のことなのか、昔からよくあったことなのか、毎回感じるときに何か共通点みたいなものはないか、不安な気持ちになるとえりかさん自身はどのような状態になり、それは周りから見たらどのように見えるのか。
これらをえりかさん自身が理解することで、「不安な気持ち」の原因へと近づいていくことが出来ます。

そもそも、えりかさんが望んでいるものって、何なんでしょう？
この文章にしても、特に不安な気持ちをどうにかしたいと書かれているわけでもないですし、えりかさんが本当に望んでいるものがなになのか、私には伝わってこないんですよね。

その意味では、えりかさんは執着しているといえば執着しているといえます。
ただし、人ではなく「想い」や「過去」に執着しているように私は感じます。

それは「あきらめたくない」という想いであったりとか「あの幸せが二度と手に入らない」と感じた時の「過去の幸せな時間」であったりとか、そんな感じのものに執着しているのではないかと私は感じます。

同時に「現状の方がまし」と感じるものもあるかもしれませんね。
たとえて言うならば、独りになって寂しさや孤独を感じるくらいなら、苦しくても彼といた方がまし、みたいな感じでしょうか。

えりかさん自身がどうしたいのか、自分の人生をどのように歩いていきたいのか。
そして、目をそむけているもの、見落としているものがあるのか、あるとしたらそれは何か。
決めなくてもいいし、わからなくてもいいです。
考えるだけでも意味があります。
ただ、もう少し「自分の未来のこと」「自分の幸せについて」を真剣に考えていく時間がこれから必要なのかもしれませんね。
現状では、「突然襲いかかってくる不安定な気持ち」は、えりかさんが見落としている自分の心からのメッセージかもしれません。

自分を理解する。

今のえりかさんにとって、この先どのような人生を歩いていくにしても、大切な作業になるかもしれませんね。

自分の人生は、自分で選択できます。
後悔のない選択をしてくださいね。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

えりかさんが心から望んだ未来が訪れますよう、お祈り申し上げます。

ありがとうございました。

中原謙一