相談者名 | boulot |
こんにちは。よろしくお願いします。 少し前、短期間で会社を退職しました。会社からも辞めて欲しいと言われたためです。 上司と相性が悪く、イジメのようなものを受けていると感じ、退職直前には体調にも響いて来ていました。 暗い、辛気臭い、その年で恥ずかしくないの?等、日々ネガティブなことを言われ、発言すれば否定されました。おかしな人だ、と放っておいたらどんどん加速し、どんどんこちらも嫌な気持ちになっていきました。 そのやり方も、人にはなかなか伝えにくいやり方で「すごく陰湿な人だな」と感じました。 また、上司は、上司の上司である取締役にも同じ事を伝えて、私が一方的に「どうしようもない人」と仕立てられた感覚でした。取締役・上司からダブルで粗探しされることが続きました。 何か評価されるような働きをしても、「まさかそこ!?」と思うようなポイントをダメな点として挙げてくる始末で、らちがあかない、と思いました。 もちろん、私にも否がありました。なので退職後、内観して色々直そうと時間を使って成果もありました。良い機会を得たと思っています。 しかし、上記のことがトラウマのように響いて、次また新しい職場に行くのが怖いです。また、ああいう人がいたら嫌だな、と思います。 世の中には、リストラの肩叩きで仕事を取り上げられたり、酷いことをされても耐えてる人もいるのに、全くストレス耐性のない自分にも自信が持てません。みんなはすごいな、と思います。 自分はどこに行ってもダメなのでは?と感じます。 そろそろ再就職しないと経済的にも厳しいのですが、正直怖いです。 こうした事は今後もあり得ると思うんです。 そういう事態にも対応できる、と思えればいいのですが、対応できたこともないし、練習の場もないし。 どうしたらいいでしょうか? 未だに上司への怒りが出てきます。 「その上司を可哀想な人と思う」以外でなにかご意見を頂けませんか? | |
カウンセラー | 大塚亘 |
boulotさん、はじめまして。 今回担当させていただきます、大塚亘と申します。 私たち人間は、仕事であれ、人間関係であれ、自然と、自分にふさわしいところに これはいったいどういうことなのか、説明させてくださいね。 たとえば、入社した会社が、とても仕事のやりがいがあって、周りの人間もとても そうしたら、たいていの人は、その会社で働き続けるでしょう。なぜなら、その また、趣味で、なにか新しいことを習いたいと思って、あるカルチャースクールに そして、カルチャースクールに通ううちに、Aさんとは、話しが合うので楽しくて、 しかし、Bさんは、boulotさんの前職にいた上司や取締役のように、人の粗を そうすると、一般的には、人から非難されるのは嫌な感情を感じますから、自然と、 上記の2つの事例は、ある意味当たり前で、普通のように感じられたかもしれません。 でも、本題はここからです。boulotさんの文章の中に、 >世の中には、リストラの肩叩きで仕事を取り上げられたり、酷いことをされても とありました。 もし、人間は、「自分にふさわしいところに自分の身を置くように行動する」ので それは、実は、 「酷いことをされることに、自分はふさわしい」 と、無意識に思っている可能性があるからです。 ちょっと想像してみてくださいね。ある人が、自分は、仕事はできるし、性格も そのような本物の自信がある人が、たまたま会社から酷い扱いを受けたとしたら、 なぜなら、そんな酷い扱いに自分はふさわしくない、自分は、もっとやりがいのある 酷い扱いを会社から受けているのに会社を辞めない人は、例えば、 「もうこの年だから自分は再就職できる自信がない」 と思っているかもしれないのです。 つまり、「酷いことをされるということに、自分はふさわしい」と無意識に思って もうひとつ、事例を出しましょう。これは、私、大塚の体験談です。 私は、初婚の時、当時の奥さんからさんざんダメ出しをされ、非難され続けました。 仲が悪いのに、なぜ私は結婚してしまったのでしょうか。それは、私が、無意識に 「俺は、ダメな男だから、相手からダメだしされ、非難されるのにふさわしい。 という心理です。当時はもちろん気づかなかったのですが、心理学やカウンセリングを 要するに、私は、ダメな男だと、とてつもなく自己否定、自己攻撃していたのです。 boulotさんは、 >全くストレス耐性のない自分にも自信が持てません。みんなはすごいな、と思います。 と書いてくださいましたが、ネガティブな前職の上司や取締役から離れた、退職したと 「こんなネガティブな上司や取締役がいる会社は、自分にはふさわしくない」 とboulotさんは思ったようです。これは、素晴らしいことではないでしょうか。 もし、boulotさんが、初婚の時の私のように自己否定が強かったとしたら、上司の ということは、会社を辞めることができたということは、boulotさんは、ご自身の 私は、boulotさんが退職されたことは、上記の理由により、とても良かったことだと もし、私のいう、「人間は、自分にふさわしいところに自分の身を置くように行動する」 もし、boulotさんが、自分に自信があって、自分に高い価値があると心から思えて 文章を拝見して、boulotさんは、ご自身に自信がなく、ご自身はダメな存在だと >もちろん、私にも否がありました。なので退職後、内観して色々直そうと時間を boulotさんは、このように書いてくださいました。ご自身を内観して見つめなおす しかし、そこに、「私はダメだ」という自己攻撃はないでしょうか。今までも 自己攻撃ではなく、boulotさんが今まで頑張ってきたこと、出来たことなどが もし、ご自身では上手くできないようであれば、ぜひカウンセリングも使って 読んでくださり、ありがとうございました。 大塚亘 |