辛い事が重なりどうしたらよいか分かりません。

相談者名
momo
辛いことが重なり、行き詰っています。

会社で上司との関係や仕事内容が合わずうつ病になり、仕事を2カ月休職しました。会社には一応復帰しましたが、会社の経営状況が悪く、リストラや減給の話を出されました。すぐにリストラではないのですが、給料を減らされて会社に残るか、他を考えるか、という話を会社側からされています。

そうしているうちに、大事なペットが亡くなってしまいました。
病気の手術中になくなったので、手術をしない方がよかったかなど
自分を責めてしまいます。

会社を休んでいたことや、手術費、その他支払いが一気に重なってしまったためお金もなくなりました。とてもきついのですが、仕事をしながらバイトも始めました。

ペットの死からも立ち直れないのと、まだうつ病も完治ではないので、本当はゆっくり休みたいのですが、お金がないので嫌でも働かなければなりません。

今の生活は今の給料でギリギリです。

転職も考えているのですが、今の職種にも自信を失っていて、
どうゆう職につけばよいかなども自分で分からなくなってしまいました。
現職にとどまるか、転職するかも決めれず、転職を急いで考えようともするのですが、自分で決めれない状態です。

色々考えがまとまらず、どうしていいのか分からなくなりました。

アドバイスをお願い致します。

カウンセラー
近藤あきとし
momoさん はじめまして。
近藤あきとしと申します。
今回はご相談をお寄せくださいましてありがとうございます。
どうぞよろしくお願いいたします。うつを患っているというのは本当に辛いですよね。
私も過去にうつ病には悩まされていましたので、今のmomoさんの苦しさは
私なりに理解をできるかなと思っています。
まだ十分良くなってない中でも一生懸命働いているのですからmomoさんは
本当に頑張り屋さんなのでしょうね。

本当に辛どいことがいくつも重なって起こってしまいましたね。

> 会社で上司との関係や仕事内容が合わずうつ病になり、仕事を2カ月休職しました。会社には一応復
帰しましたが、会社の経営状況が悪く、リストラや減給の話を出されました。すぐにリストラではな
いのですが、給料を減らされて会社に残るか、他を考えるか、という話を会社側からされています。

只でさえうつ病からの復職は職場の理解が求められなければいけないところですが、
そのような厳しい条件を持ちだされて判断を迫られるというのは、ちょっと余裕が
無さすぎるように思います。momoさんも復帰早々にこのような話を聞いたのでは
疲れた心に相当こたえたのではありませんか?

今のmomoさんにとって今の職場が負担に感じる部分が多いのであれば、
もっと負担の少ない職場へ転職することも考えてみても良いと思いますよ。
どういった経緯で休職しなければならないほどにストレスを感じ、無理を
重ねてこられたのか、詳しいことはメールからは読み取ることは出来ませんが、
momoさんが限界を超えても頑張らなければいけない状況にあったのかなと感じました。

> そうしているうちに、大事なペットが亡くなってしまいました。
> 病気の手術中になくなったので、手術をしない方がよかったかなど
> 自分を責めてしまいます。

大事な存在がいなくなってしまうというのは本当に辛いものです。
まるで自分の一部が無くなったように感じてしまいますよね。
治って欲しいと思って臨んだ手術中のことであれば、自分がいけなかったと
自分を責める気持ちにもなって当たり前だと思いますよ。

カウンセリングの現場では大事な存在が亡くなってしまったというお話を聞く機会が
たくさんあります。そして相談に来られる方はみなさん「私のせいで」
「私は何もしてあげられなかった」と、見ているこっちが辛くなるくらいに
自分を責めているんですね。

でもカウンセリングを進めるうちに「もしかしたらこの世に生きる全てのものは
生きられる時間が決まっているのかな」と感じることが良くあるんです。
私たちはいなくなった方たちを想っては色々と理由をつけて自分たちを
責めたりしますが、天国へ行った方たちはそう想って欲しいのだろうかというと、
いや違うかもしれないと感じるんです。

生きられる時間が決まっていたとするなら、その間にするべき事やりたい事は
全部やっていっているんですよね。だから天国の彼らは私たちを恨んでも
責めてもいないんだと思うんです。

momoさんの大事なペットは、momoさんに何を残していってくれましたか?
始めて抱いた時の気持ち、仕事で疲れて家に着いて迎えてくれた時の様子、
いるだけで癒してくれた・・。それらを全て与えつくして天国へ行ったのかも
しれません。

生き残った私たちは彼らに見守られながら、周りの人たちの助けを借りて
しっかり生きていくことが彼らの為に出来る唯一の事のように思います。
これは勝手な私の考えですが、本当にそう思っています。

そして上に書いた周りの人たちの助けを借りるという事を、momoさんのこれからの
テーマにしていかれると良いですよ。私たちは悩みや問題の渦中にいる時には
誰との繋がりも感じられない時であったりするんですね。

「自分で何とかしなくてはいけない、他人に迷惑をかけてはいけないから、
自分の責任だから、自分が悪いから」これ全部私がずっと感じていたことなんです。
うつになる前もなった後も。ひょっとしてmomoさんも同じようなこと感じては
いませんでしょうか?

> 転職も考えているのですが、今の職種にも自信を失っていて、
> どうゆう職につけばよいかなども自分で分からなくなってしまいました。
> 現職にとどまるか、転職するかも決めれず、転職を急いで考えようともするのですが、自分で決め
れない状態です。
>
> 色々考えがまとまらず、どうしていいのか分からなくなりました。

ご家族、友人、先輩後輩、もしかしたら会社の中にもmomoさんのことを助けたいって
思っている方がいるかもしれません。でもそれはお互いに良く話をしてみないと
分からないんですよね。自分が助けを求めていることと、相手がサポートしたいと
思ってくれていることを。

それが難しいと感じたらいつでも私たちカウンセラーを頼って下さいね。
なんでも安心して話せる場所があることを、そして一人だけで頑張らなくても良い
ということを心から感じられたら、その時momoさんの心には今よりもずっと大きな
安心感と余裕が生まれていますからね。そういう心境になってから選択すべきことを
決めれば、きっとmomoさんの選びたい方を自然と選べるようになりますからね。

今回はご相談ありがとうございました。

近藤あきとし

この記事を書いたカウンセラー

About Author

超自立男性との恋愛・コミュニケーションに関わるお悩み・慢性的な生きづらさの解消などを得意とする。 理論的な“心理分析”と、感覚を使った“心理セラピー”を活用する多面的なサポートが好評。 問題の裏に隠れた「真実の物語」を読み解き「自分の本質を生きる」ことを目指すカウンセリングを提供している。