わかってほしい

学校に行きたくない日、どうしたらいいでしょうか。

これは私の推察ですが、夕子さんは親の期待に応えようと、今まですごく頑張ってき
たのではないかと感じます。
でも、もう期待に応えられない、もう辞めたいと、心が悲鳴を上げているのかもしれ
ませんね。

夕子さんにとって、今必要なのは、自分を理解してくれる誰かでしょうね。
本当は親であればいちばんいいのですが、今回はその親が原因になっていますから、
自分より目上の誰かが夕子さんの理解者としてそばにいてくれれば、おそらくずいぶ
ん違うと感じるんです。

たとえば先生であったり、スクールカウンセラーであったり、最低でも２人以上の目上
の理解者が必要でしょうし、両親に今の自分の状態を理解してもらおうとしたら、夕
子さんが自分でいうのではなく、権威ある第三者、たとえば医者であったり、臨床心
理士であったり、スクールカウンセラーであったり、先生であったり、このような人
から親に説明してもらうことが必要でしょうね。

今の状態では、夕子さんがドンドン追い込まれてしまって、夕子さん自身もしんどい
でしょうし、親も勘違いしたまま夕子さんに接してしまいますので、お互いずれてし
まったコミュニケーションを修復することがすごく大切だと感じます。

そのためにも、よかったら信頼できる大人に相談してみるのが私からの提案です。
大人の全てを信頼してはいけませんよ。
そして、出来れば２人以上の信頼できる大人を探してみてください。
それが保険の先生でもいいし、用務員さんでもいいし、どんなことでも何でも話せる、
心から信頼できる誰かを探してみてください。
そして、自分で親を説得しようとせず、権威を持つ第三者に親に自分のことを話して
もらったほうが、夕子さんの負担がいちばんかからない方法ではないかと感じます。

もちろん、自分で主張してもいいです。
ただ、今までの夕子さんはあまりにも「良い子」を演じ続けてきましたから、自分で
主張することも今は難しいでしょうね。
ある意味では、腹痛などが自己主張になっているのかもしれませんね。
しかし、ここでしっかりと自己主張をするか親に対する理解を求めていかないと、こ
の先夕子さんは自分の人生を破壊的に扱ってしまう可能性があります。

難しいことをいっているかもしれませんが、とにかく独りでやろうとせず、まず信頼
できる大人を探してみてくださいね。
そして、たまった感情を吐き出してから、ゆとりのある状態を作ってから、もう一度
このことについて考えていきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

夕子さんが自分のいいたいことを、好きなだけ言える日が来ることを祈っています。

ありがとうございました。