自分が作るプレッシャーからの解放(3)~ベター、ベストを目指そう~

完ぺき主義になると自分を責めがちになってしまいます。

完ぺき主義を手放して、自分なりのベター、ベストを目指していく方針に変換していきませんか?
そうすることで自分を承認していきやすくなり、プレッシャーからも解放されていくでしょう。

●完ぺきでない自分を責める

完ぺき主義さんになると、ミスなく完ぺきにしていこう、やるなら完ぺきにしていこうと思います。

そして完ぺきにできないこと意味がないと思ってしまいます。

完ぺき主義の濃度が濃ければ濃くなるほど、この思いも濃くなるわけですね。

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余談ですが、究極の完ぺき主義さんになるとどうなるかというと、なにもしなくなっていくんですね。
なぜならば、世の中に完ぺきにできることはありませから。
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完ぺき主義さんにとって9割りできていたとしても、残りの1割に完ぺきにできていないことがあったとしたら、それはうまくできなかったことになってしまいます。

そして、そのうまくできなかったことを責めがちになってしまうんです。

それが完ぺきでなかった(と思ってしまっている)だけで、そこそこうまくいっていたとしてもです。

『もっと気をきかせていれば・・・・』
『あそこで違う話しができていれば・・・』
『もっと頑張っていたら・・・』
完ぺきにできなかった部分を責めてしまうんです。

自分を責めてしまう時って、しんどいんですよね。

●ベター、ベストを目指していこう

自分を責めて、次こそはもっとより完ぺきにできるようにと自分を追い込みプレッシャーを自分に作っていきます。

自分を責めてプレッシャーを作っていくんですね。

このようなプレッシャーを作らないように、完ぺきを求めることを手放していき、自分なりのベター、ベストを目指そうという方針に変更していけると理想的です。

ベター、ベストを目指すことで、自分なりのチャレンジや、自分なりの頑張り、自分なりの成果を認めやすくなり、満足感を得やすくなります。
自分なりのベター、ベストを承認することで、プレッシャーから解放されていきます。

また、完ぺき主義にはしっている時は、完ぺきにできていないことに関して自分を責めるのですが、他人に対しても完ぺきを求め、他人の完ぺきにできてないことに関して責めがちになってします。
他人に厳しくなってしまうんです。

完ぺき主義を手放し、自分なりのベター、ベストを承認していくようになると、他人なりのチャレンジや、頑張り、成果を認めていくようになっていきます。
自分に優しく、他人にも優しくなるわけですね。

ご自身をたくさん承認してあげてくださいね。

 

>>>『自分が作るプレッシャーからの解放(4)~期待を手放す~』につづく

この記事を書いたカウンセラー

About Author

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。