二人の違いは魅力と不満のもと(4)~二人は幸せに向かうチームメイト~

自分の考え方や、やり方にこだわりがパートナーとの争いの種になることがあります。

この争いに勝利すると気分が良いのですが、別のジャンルが良い気分でなくなるという落とし穴があるのです。
パートナーシップは幸せという島に一緒にボートをこいで向かっているチームのようなもの、この落とし穴にはまらず目的地にたどりつきたいですね。

今回はパートナーとの関係で、自分のやり方で二人の関係をやっていきたいという気持ちが強くなってきたときの罠についてのお話です。

パートナーとの関係で、あなたの考え方や、やり方は間違っているは、私の考え方、やり方が正しいというのを主張し、正しさの争いをしていると正しさは手に入るのですが幸せは逃げていきます。

しかし、それだけではないく、更に落とし穴があるんですね。

この正しさの争いは勝ったときは気分がいいんですが、勝ちすぎると相手のことを魅力的に感じなくなっていくんです。

最初は、勝ちすぎると相手のことを魅力的に思えなくなり、負けた方は相手に嫌な気持ちになる関係になりたくて、主導権争いをしはじめたはずじゃないはずなんです。

パートナーシップで、居心地の良さを感じられるように、幸せを感じるれるように、満足感を感じれるように、満たされるように、こうしたほうがいいんじゃない、ああしたほうがいいじゃないかとしたはずなんでずね。それが目的だったはずなんです。

その目的を手に入れるのに、自分のやり方へのこだわりを手放していこうと思うこともいるんですね。

二人はチームなんですよね。

片方が幸せでないと、もう片方も幸せにはなれないんですね。

時には、こだわりを手放して、パートナーが心地良くなる方法を探してしてあげることも大切。

あのロマンスの時期のように、相手が笑顔になること、喜ぶことをしてあげたくなり、それが幸せという気持ちになれるといいですね。

また、こだわりを手放すと、どちらかのやり方ではなく、二人のやり方を見つける話し合いをしやすくなるんですね。

パートナーシップは幸せという島に一緒にボートをこいで向かっているチームのようなもの、この落とし穴にはまらず目的地にたどりつきたいですね。

そのために、時には、こだわりを手放してみてはいかがでしょうか?

(完)

この記事を書いたカウンセラー

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若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。