潔癖症

まず、ほりさんが親にもはっきり言えないような事を、ここで書いて頂いて、
ありがとうございました。 本当に勇気のいることだったと思います。

このように打ち明けて頂く事は、ほりさんにとって大きな一歩です。
誰にもわかってもらえないと思いながら、一人きりで悩んでこられたのは、
本当に辛かったですね。

どうかこれ以上、一人きりで悩むことのないようにしてくださいね。

ほりさんはおかしくないですよ。
ご家族のことを汚いと思うのも、そんなにめずらしいことでは ありません。

私も自分の親に対して、それに近い気持ちを持っていた時期もありました。
手を一日に何回も洗っていた頃もありました。

多くの人にとって、特に思春期前後、異性である親を汚いと感じ嫌うのは、
ありがちなことです。
親から思いきり距離をとろうとするのに、必要なプロセスでもあります。

そして今、なにより一番苦しんでおられるのは、ほりさんご自身です。

本当はほりさんは、もっともっと多くの悩みを抱えているのでは
ないでしょうか？

痛みや恐れ、不安など、何か思い当たるものはありますか？

不安はきっとありますね、表面は何回も手を洗うなどという行為 で補われて
いますが、そうしないといけない、という不安に心が常に 脅かされています。

その表面に現れる不安の奥には、もっと隠れた不安があるのかもしれません。

隠れた本当の不安が解決すると、表面に現れている不安が減っていく場合もあります。

また、抑圧された痛みや、慢性的な恐れなのかもしれません。

また、日常慢性的に、～しなければならない、～せずにはいられない、
と警告のように、心に指令がかかっていると、かなり疲れるはずです。

今、学校に行けない事などについても、どうか自分自身を責めないように
してくださいね。

ほりさんが苦しいことがあると、何かと一人で抱えてきたのだとしたら、
今度はその一人で抱えてきた重荷をおろしてみてください。

ご両親との関係はどうだったでしょうか？
大変なことが、ほかにありませんでしたか？

よかったらいろいろ話してみてくださいね。
何を話していただいてもいいですよ。
うまく話す必要もありません。

少しでも安心できるよう、サポートできたらと思います。
さまざまな療法もありますので、一人であきらめたりしないでくださいね。

ほりさんが、これ以上一人で苦しまないよう、少しでもよくなっていけるよう、
応援しています。もしよろしければ、お電話くださいね。

最後まで、どうもありがとうございました。