こんにちは。 担当させていただく、山下ちなみと申します。 ご相談を読ませていただきました。 なつみさんはどんな気持ちで過ごしてきたのだろう、と思いました。 人前に出るときに、マスクで顔を隠さなくてはいけなかったくらい、見られることが怖くて、さらに、そのことについて誰かに責められるのが怖くて。 「顔が良くないなら命なんていらない」、と感じているのだけれども、「罰当たり」とあるように、そんな風に感じている自分をずっと責めてきたのでしょうね。 それはある意味、恐怖だったのではないでしょうか。私たちは、怖いと攻撃的になります。 攻撃は最大の防御ですから。 これが続くと、周りのひとが離れていってしまいます。 私たちは恐怖があるとき、周りのひとが離れてくれると、最初はホッとします。 ところが、周囲に誰もいなくなり孤独になってしまうと、恐怖は倍増してしまうのです。 なつみさんはずーっと孤独の中でこの恐怖と苦しみを抱えてきたのではないかと感じられました。 この恐怖から抜け出せるといいですよね。 そこで、考えてみて欲しいのですが、自分が嫌で苦しいのなら、いっそのこと好きな自分になってしまうというのはどうでしょうか? 嫌だと思いながら、ずっと嫌いな自分でいる必要はありませんよね。 好きな自分に変わってしまいましょうよ。 どうやって? そのためには、なつみさんが、仮にどんな自分だったら、好きになることができるのか、想像してみて欲しいんですね。 それは外見のことでもいいと思うんです!! こんな風だったらいいのに、とか。 どんなメイクをしたいですか。 どんなヘアスタイルにしたいですか。 もし、自分を好きになるためには整形しかない、と思っているなら、私はそれでもいいと思うんですよ。 女の子ですもの、もっと綺麗になりたい、カワイくなりたい、と思うのは自然なことではないでしょうか。 でも、そう思うたびに、ない出口を求めて、自分を責めてきたのかもしれませんね。 もう、これ以上、自分を責める必要はありません。 じゅうぶん苦しんできたのですから。 自分なんて大嫌い!!!、って、もしかしたらずっと言い続けてきたのかもしれませんね。 でも、どんなにあなたが嫌っても、そのコ(自分)はずっとあなたのそばにいてくれました。 どんなに嫌っても、どんなに突き放しても、ひとりぼっちで怖いときも、ずっと一緒に歩いてきてくれましたよね。 あなたが嫌っていても、ご飯を食べればちゃんと消化してくれるし、動きたくなれば足が運んでくれるし、誰よりも、あなたのために健気にがんばってくれてきた存在です。 本当は誰よりも味方になってくれて、誰よりもあなたのことを理解してくれる存在を、ずっと敵のように扱ってきていませんでしたか? と同時に、自分しかいない、自分だけだ、とも感じていたと思うんです。 この葛藤が、苦しみだったと思うんですね。 自分を味方に迎え入れてあげてくれませんか。 自分を愛さなければ、自分を喜ばせてあげよう、とか、自分をもっとよくしてあげよう、とか思えないんです。 素直にご自分の気持ちをさらけて、ご相談くださったなつみさん。 今のなつみさんはたくさんの魅力があるし、自分の悩みをありのままに打ち明けられるような、かわいいハートを持っていると思うんですね。 本当は、今のままでも、とってもかわいらしい女のコだと思うんですよ。 自分の好きな自分になるために努力していくことは、ダイヤモンドの原石を、より輝かせてくれる磨き布のようなもの、と思ってくださいね。 より、輝かせて、ぴかぴかになって、みんなに愛される自分に、そして、みんなのことが大好きななつみさんになりましょうよ。 本当はみんなのことが大好きで、とっても素直で人懐っこいなつみさんが私には感じられるんです。 そのために質問です。 どんな自分になりたいですか。 なつみさんが好きな自分、なのですから、誰に遠慮することもありません。 いっぱい、ステキな自分を想像してみてください。 そして、自分に問いかけてみて欲しいんですね。 そのために、今のなつみさんにできることは、何なのだろう、と。 かわいくなるために、今すぐできることであれば、髪の毛を綺麗にブラッシングするだけでも、一歩ですよね。 もっと変わりたい、と思うなら、新しいヘアスタイルに挑戦することだってできるんです。 もっと思いつくと思いますが、あまり大きすぎると「できない」となってしまいますので、「できる」ようなことから考えるようにしていくと、だんだん、「できるのかも」という自信のような、力のようなものがふつふつとわいてきます。 そうなってくれば、どんどん、加速がついてきて、いつしか、無理と思っていたことも簡単にできるようになっていたりするんです。 前に進むと決めれば、必ず、なりたい自分になれますよ。 私は、なつみさんの力で、この問題を越えていくことができると信頼しています。 ありがとうございました。 |