相談者名 | MS |
先日、母に言われました。 「あんたの顔を見てると、嫌味や文句をいいたくなる。」って・・・ それを聞いたとき、すごく泣きたくなりました。 考えてみれば、昔からそうでした。 今に始まったことではなく、昔からそうなんです。 石をぶつけられたことも、ありました。 どうやら、私には嫌味をいわれやすい、いじめられやすいオーラが、 私には、そういうオーラがでているのでしょうか? 普段は存在を否定しておきながら、 自分はそんな不幸な星の下に生まれたのかと思うと、泣きたくなりますね。 | |
カウンセラー | 向井康浩 |
MSさん、はじめまして。 向井康浩といいます。コーナーの御利用ありがとうございます。 MSさんのお話を読むと、なんだか昔の自分と似てるような感じがしました。もめごとがおきたら何でも >「やられるお前が悪い」 と言われたことを思い出しました。それはまるで、太陽が照りつけて夏が暑いのも、冬に雪が降って寒いのもすべて「お前のせいだ!」と言われたように感じました。おまけに「つらい、しんどい」などのグチや泣き言は、口にするものが弱くてだらしない、情けない、いくじなしのやることと教え込まれたようで・・・。 また、誰かの都合のいい時のスケープゴートにされたこともあります。ウサ晴らし役にさせられたものです。中学でイジメにあったころは、泣き虫をもじって「7964才」と呼ばれたことも・・・。どうしてこんな目にばかりあうんだろう?って考えると、怖くておびえたこともありました。怖がったり、おびえたのを見て、一層エスカレートしたものでした。 >自分はそんな不幸の星の下に生まれたのかと思うと、泣きたくなりますね。 そうですよね。嫌になりますよね。おっしゃること、ごもっともです。 MSさん、ここはひとつ思いっきり泣きませんか? それでも足りなければ、誰もいない海に行って思いっきり叫んでみましょう。海がなければ、山や川へ。もし、街中なら空に向って叫んでもOKです。 「バカヤロー!」「イケズ(意地悪)する奴ら!許せねぇーっ!」「アタシ、どうしたらいいんだあー!」などなど。 さらに付け加えましょう。 「あたし、これからどうしたいんやーっ!」って。特に「どうしたいんやーっ!」は、何回も叫んでみてください。 叫び疲れて、余計な雑念が消えたらおそらく、MSさんが「あたし、本当はこうしたいんだ」って自分が感じてる正直な気持ちにつながりやすいのではないかと思います。 ふと体中の力がぬけた時に、想いもよらないひらめきって、感じたことはないでしょうか? 私たちは普段、自分でも気付かないうちにいろんなことを感じてるものです。日々の生活の中で、意外と見過ごすことも多いかもしれません。でも、その中に大切なヒントが隠れてることも多いのですよ。 と言うことは、おそらくMSさんの中に答えがあるのかもしれませんね。日頃から少しづつ目を向けて繊細になれるようになってください。 特に内面では、次のようなメカニズムがあるものだとお考え下さらないでしょうか? 私たちは、ポジティブになりきれない時に、とてもネガティブな感情を感じます。特徴的なものは、怖れと不安の感情です。 その怖れや不安の下には・・・実は「私は本当はこれがしてみたい。」って御自身の本当の気持ちが隠れてるんですね。隠れてることが多いものと思ってみてください。 今はピンと来ないかもしれないけど、怖れや不安に目を向けるよりも、その下に隠れてる「自分の本当の気持ち」に目を向けられるようになってほしいのです。 自分を見つめられるようになれたらいいですね。それができればできるほど、MSさんがラクになっていくんじゃないでしょうか? MSさんが自分自身と向き合えるようになりましょうね。笑顔いっぱいの毎日を目指して・・・。それでは失礼いたします。 |