相談者名 | 匿名希望 |
私は今年大学を卒業して、現在、専門学校へ通っています。そして、今年就職活動を控えています。就職活動ではほぼすべて面接試験があり、自分のこれまでのことを話さなければならないのですが、一つ話しづらいことがあります。 実は、私は大学1年のとき、うつ状態でほぼ引きこもりになってしまったので、2年留年し、1年生を3回やってしまいました。このことは自分の責任なので、背負っていくのは当然だと思っています。しかし、面接試験のとき、どう説明すべきかがわかりません。 正直に話したら、面接官の評価には、社会性がない、ストレスに弱い、などマイナス面の印象で決め付けられてしまいます。今までの経験では、私が上のようなマイナス面を克服するまでの話をしようとしても、細部までは聞いてもらえず、試験管の偏見でレッテルを貼られてしまい取り付く島もありません。(自分の説明能力がどの程度なのかわかりませんが)かと言って嘘やごまかしを使うと、どうしても話しに説得力がなくなってしまい、余計印象が悪くなるような感じでした。 自分で背負っていくと言っている以上、このような現実も認めなればならないのだと思いますが、やはり不安になってしまうことがあります。そこで、もし同じように、就職前に欝や引きこもりになり長いブランク期間を持ってしまった人への、就職活動などに関する相談を受けた経験をお持ちでしたら、ぜひお聞きしたいです。 | |
カウンセラー | 渡辺晴美 |
こんにちは。匿名希望さん。始めまして。 今回担当させていただきます渡辺晴美と申します。 よろしくお願いします。 今年就職活動なんですね。 そのプレッシャーや緊張感と言ったら、大変なものですよね。 こういう時は、自分の良いところに目が行くよりも、悪い方に目が行きがちになってしまいますよね。 匿名希望さんは、その時のことをネガティブなイメージで捉えていらっしゃるかもしれませんね。 実際に、偏見をもたれた経験からもそう感じてしまうかもしれませんね。 でも、少しだけ大学のときのことを、思い返してみてくださいね。 いっぱい自分と向き合ったり、自分を責めてしまうこともあったかもしれません。 今の匿名希望さんなら、それを乗り越えたわけですから、 そして、過去の自分を責めてしまうよりも、その会社で、何をしたいのか 引きこもっていた時のことを色々聞かれても、「揺るがない匿名希望さん」がいたとしたら、印象が違ってくると思いますよ。 偏見を持たれてしまう会社では、本当の匿名希望さんの良さを見てくれていないわけですから、 それ以上に、匿名希望さんの良さを見てくれる会社がきっとありますから、 山にトンネルを掘る時。試行錯誤で一杯苦労しますよね。 匿名希望さんは大学のときに、辛い状態から抜けられるトンネルを作ったのかもしれませんね。 私の友人も長い間、引きこもっていて自分の道を見つけられずにいましたが、 過去の自分を責めるのではなく、今をきちんと生きている自分に自信を持ってあげて下さいね。 匿名希望さんに、ぴったりな会社にめぐり合えることを応援しています。 ご相談ありがとうございました。 |