「人に嫌われてしまったと考えすぎてしまう」の心理には、投影の心理が働いているよう。
投影とは自分の内面にあるものを外に映し出す心理なのですが、どうやら自分を嫌っているマインドを外に移しだした時に、人に嫌われているような感覚を作ってしまうようです。その投影を取り戻して恐れを克服する第一歩を踏み出しましょう。
●前号のあらすじ
人に嫌われているのかも? ということが気になるという時は、どうやら、投影の心理が働いているよう!どんな投影なのでしょう?
●自分を嫌っていませんか?
相手が嫌っていると感じていることが、投影だとしたら、自分で自分を嫌っているマインドを、相手に映し出していると考えられます。
自分を嫌うマインドを外に投影しますと、例えば下記のような感じで、物事を捕らえがちになります。
・自分が自分のことをよく思っていないように、人も自分のことを、良く思っていないのではないのだろうか?
・自分が自分のことを、受け入れられないように、人も自分のことを、受け入れられないのではないのだろうか?
潜在的に心が捕らえてしまうわけです。
ふだんから、このように意識しているわけではありません。
●投影を取り戻す
大切なポイントは、投影に気付くこと!
相手に嫌われていると感じていたのは、自分が自分を嫌っていたのを、投影していたんだと気付いているのと、投影に気付かずに、人に嫌われているんだと思いながら、人と接するのでは天と地ほどの違いがあります。
“相手が自分を嫌っているのでは?”と、人のせいにしていたものを、自分の投影として取り戻し、そう感じるのは自分のせいとして、改めて捕らえ直すことが、変化への第一歩になるでしょう。
『自分のマインドを投影していたからなんだ』と、思うことができれば、自分のマインドに変化を起こすことで、人への感じ方が変わり、『嫌われてしまうんじゃないか?』という、恐れをなくす希望が持てます。
自分で自分のことを、どう思うかを変えていくことで、嫌われてしまう恐れを、消していけるわけです。
さて! ここでクイズです。
自分が自分のことを嫌っているマインドを投影しますと、他人から嫌われているのでは? と感じる心理を造りだすわけです。
では、他人から嫌われていないと感じる心理を作り出すには、どうしたらいいでしょうか?
また、他人から好かれているとか、受け入れられていると、とらえられる心を作っていくには、どうしたらいいでしょうか?
答えは、次号での発表です。お楽しみに!
(前号に引き続き、何だかクイズメルマガみたいになってますね(笑)。)
>>>『人に嫌われていると思う心理(3)~良い投影を作っていきましょう~』へ続く