自分の気分が良くなるのも、悪くなるのも、相手次第としたら、相手次第で嫌な 人生になってしまう可能性があります。
そんな、人生はしんどそう。自分の気分は自分で変更できればいいですね。
私たち人間は、感情の動物だと言われます。
感情があるからこそ、喜びや、楽しみを分かち合い、人生を豊かにできます。
一方、感情があるからかこそ、悲しい思いや、寂しい思い、嫉妬、罪悪感、等の苦しい思いもします。
また、その苦しい思いに考え方や、行動が左右されてしまうこともあります。
例えば、会社なんかに腹が立つ人がいると、頭では仲良くしたほうが良いとわかっていても、
きつい言葉づかいになってしまったりして、仲良くできなかったりします。
頭でわかっていても感情が行動を誤らせてしまいます。
嬉しい時、楽しい時は、良いですが、
苦しい時の感情は、なんとかしたいものです。
苦しい感情を感じている時は、できるだけ苦しい感情は、早くなくなればいいのに・・・と思うものだと思います。
その苦しい感情を処理していく為と、ご自身を成長させる為に役立つ考え方を、ご紹介したいと思います。
●感情はどこからくるのか?●
感情はどこからくるのでしょうか?
宅急便の配達のように、外から感情がやってくる訳ではありませんね。
感情は、自分の心から湧き上がってくるものです。
言わば、外からではなく、自分の内からでてくるものですね。
しかし、時折、私たちは外部から感情がやってくるように感じることがあります。
「あの人のせいで、イライラするんだよなー」
「あの人がいなければ、イライラした思いをせずにすむのに・・・」
こんな風に感じている時です。
こう感じている時は、まるで外から感情がやって来ているかのように感じがちになってしまうようです。
外からの要因のせいで、自分は今こんな気持ちになっていると感じるのです。
もちろん、外の要因に関連性がない訳ではありません。大いに関係あると思います。
そして、こう感じることが悪いわけでもありません。人間こう感じることは普通のことだと思います。
もちろん、外の要因に関連性があるし、人間こう感じることは多いにあるとわかった上での一つの考え方を提案を一つしたいと思います。
●感情に責任を持つ●
「あの人のせいで、イライラするんだよなー」と感じている時は、
Aさんが私の怒りという感情のスイッチをONにしたせいで、私は怒っているんだ、と言っているようなものかもしれません。
「あの人がいなければ、イライラした思いをせずにすむのに・・・」と感じてる時は、
Aさんが私の怒りという感情のスイッチをOFFにしないせいで、私は怒り続けているんだ、と言っているようなものかもしれません。
外から感情がやって来ているかのように感じがちになってしまっている時は、そう感じてしまうことがあると思います。
そう感じたとすると、この怒りという感情は、Aさんがいなくならない限りあり続けることになってしまいます。
もしくは、Aさんが態度を改めない限り、怒りという感情があり続けることになってしまいます。
そのイライラした感情のスイッチを、ONにしたままにするのか、OFFにするのかはAさん任せになってしまいます。
誰かのせいで、自分は、こんな気分になってしまっているので責任を取って欲しい感じる時は、
極端な表現かもしれませんが、自分の気分が、どう変わっていくかの権限を、自分ではなく、他人が持っているようなものになってしまいますね。
自分の気分が、どう変わっていくかの権限を他人が持ってしまってしまうとしたら、もったないことだと思います。
苦しい感情が、他人が変わらない限り、なくならないことになってしまいますから。
これは、しんどいです。
その権限を、人に渡さない為に、外の要因に関連性があるし、人間こう感じることは多いにあるとわかった上で、自分の今の気分は、自分の中で生み出している感情なんだと思ってみることをお勧めしたいと思います。
自分で生み出した感情は、自分でなんとかすることもできると考えることもできると思います。自分の感情に責任を持つという考え方です。
この考え方ができると、今、感じている気分をどう変化させるかを誰かに求めるのではなく、
自分自身の考え方で、変化させようと考えやすくなります。
例えば、このイライラした感情を無くすために、Aさんを許してみようとか、もっと寛容な自分になろうとか、自分の考え方で変化させようと考えやすくなります。
そう考えるので、自分の感情のコントロールの権限を自分で持てるようになります。
これは、大きいメリットだと思います。
自分の感情に責任を持つ考え方をした時、自分の感情を、自分考え方しだいで変えていこうとします。
それは、苦しい感情から抜ける、早道の一つになると思います。
自分の感情に責任を持つ考え方ができるとき、また一つ成熟した自分を感じられると思います。今より、また一歩成長した自分です。
それは、自分の自信になると思います。