はじめまして、ちょこさん。 (ちょこさんって、かわいいハンドルネームですね(*^_^*)) ご相談ありがとうございます。 お返事を担当させていただく成井です。 よろしくお願いします。長い間働いていた職場を変わろう!と決意されたんですね。 居心地も良かったようですから、勇気が要ったのではないかな~?と思 います。 でも、それくらいなおチャレンジ!をされているのですから、何か今、 ちょこさんにとって”変革”の時期なのかもしれませんね。 青虫がさなぎの時代を経て蝶になるように、私たちがバージョンアップ する際には、一瞬「停滞している?」とか時には「後退している?」と 感じることがあります。 でも、その時期は無駄な時間ではなくて、ちゃ~と意味があるんですよ ね。 今自分がいるステージから、1段高い次のステージに行くための力を貯 めているような時期です。 ちょこさんは、小学校の時とかに跳び箱って飛んだことありますか? 垂直とびをイメージしてもらってもOKです。 (私は跳び箱は大得意でした!) より高い跳び箱を飛ぶためには条件が2つ要ります。 1つは助走を長く取り、しっかり走る事。 2つ目は跳び箱なら踏み台でしっかりしゃがんで踏み台を蹴ること。 (垂直とびなら、いきなり飛ぶのではなくて、その場で手を何度か振っ て反動をつけるのが助走になりますね。そして足と伸ばしたままでは高 く飛べませんから、やはり深くしゃがみこみます。) これは私たちの心も全く同じなんです。 私たちがよりよく、より素晴らしい、高い位置の自分に成長する前には 目標を見据えて目指し続けることと、一見より悪くなっているように感 じる時に「これはよりよくなるためへのプロセス(過程)なんだ!」と 信じることです。 ちょこさんにとっては、同じ仕事をし続けたこの6年間が、助走になる かと思います。 > もともと働きたかった分野の職場で、 と書いてくださいました。 収入が少なくても、でも今までやり続けるくらい、とてもちょこさんに とって魅力のあるお仕事だったんですよね? ちょこさんはそこで「何を得たい!」と思い頑張ってこられたのでしょ うか? そこには、必ずちょこさんの情熱と、目標がありますよ! その6年間の頑張りや情熱、ちょこさんの成長を 「あまりアピールできるものがないな・・・」 とまるで何もなかったかのように扱ってしまうのは、ちょっともったい ないですね。 私が住んでいる姫路という街には、姫路城というお城があるんですね。 (国宝なので、自分の手柄でもないのですが、ちょっぴり自慢です) 姫路城は400年前から昔ながらそのままのお城なので、石垣の上にお城 がたっています。 でも石垣は本当に石を積み重ねただけで、コンクリートで補強なんてこ ともしてないんですね。石の重みだけで支えあっています。 なので、姫路城を壊すのは簡単(?)で、石垣を支えている石1個を壊 すだけなんです。 今日は私、例え話ばかりしていますが(そんな日もあります(^_^;))、 私たちの子おロもはやり同じです。 「今、自分がどんな土台の上に立っているのか?」 でその上に積み上げられるものの大きさが分かってくるんですよね。 足元がスカスカなように感じたとしたら、その上にどんなに素晴らしい ものを積み重ねようとしても、すぐに壊れてしまう様に感じられるかも しれません。 逆に、土台がしっかりとしていれば、とても安定感があって、どっしり と構えられるように感じることでしょう。 今、ちょこさんにとって、この「足場固め」が必要な時期なのではない でしょうか? 私たちは「自分が出来なかったこと」「やれなかったこと」「ちょっと サボってしまったこと」を見つけることに関しては天才的だったりしま す。 しかし、その度に、「なんでもっと頑張らなかったんだろう・・・」と 自分を責めたり、「私には何にも無い」と自信を失って、自分の土台を 削り取っていくようなことをよくしてしまいます。 今ちょこさんに求められているのは今までのこの6年間で 「頑張ったこと」「成し得たこと」 は何だったのか? を探して、スカスカに感じている足元の土台の穴を埋めていくことかも しれませんね。 自分で見つけるのがうまく行かないな~とか、苦手に感じたら、私達カ ウンセラー相手で練習をしてもOKですし、ちょこさんの支えになってく れている人たちにインタビューしてみても言いと思います。 「私のいいところはなんですか?」と。 今もこうして「相談しよう・・・」とチャレンジをしていらっしゃる訳 ですから、新しい1歩はもう踏み出していらっしゃいます。 さらに土台が固められていく感じを実感できた分だけ、胸を張って新し い世界に飛び込んでいくことが出来ますよ! 私たちでよければ、いつでもお話を聞かせてくださいね。 応援しています。 |