仕事でも家でも休まるところがありません

相談者名
ゆうママ
結婚前からずっと仕事を続けていて、子供二人を出産、産休・育休をとり今まで十数年頑張ってきました。入ってから同じ課の中での仕事のローテーションは大きく4回ほどありましたが、現在の内容になってから、丸7年になります。

今の仕事はとってもやりがいがあって、好きなのですが、2年前変わった上司と合わずに苦しんでいます。
まったく違う部署からの異動で、まったく今の私たちの仕事内容をいまだに理解できず、それ以前に、係長になるべき人材ではないのに何かの間違いで係長になったような人なのです。
仕事では同等のはずなのに、男尊女卑が甚だしく、私たちのことは頭から見下したようなものの言い方、態度で、偉そうにされています。
でも、以前の係長がしていたことの9割以上は、ひらの私たちがやらざるを得ない状況でやっており、その上、私はリーダーと勝手に決め付けられ、責任だけやたらと持たされています。
一緒に仕事しているほかの人たちは、みんな私に任せておけばどうにかなる…みたいな感じで、私一人、期限のあるものは期限内に終わるように誰に何をどういう風にやってもらうのか、すべて考えてやっている状態です。
口ではわたしが急病にでもなったら、仕事が回らないって言ってますが。全然、危機意識がなく、いつもイライラしていて、課長との交渉ごとなどやらされていると言う感じです。
昨年の夏ごろから係長との関係が一層悪化して、頭痛・不眠がひどくなり、現在は毎日睡眠薬をのんで眠っている状態になりました。

いえでは家で障害を持った子がいて悩みは尽きません。
今までずっと私の両親に助けてもらっていたのですが、このままずっと頼っていていいのか、不安にもなってきて、夜中に目が覚めるといろんなことが頭の中を渦巻いています。

職場の友達は今の部署から変えてもらったら?といいますが、仕事自体は、好きだし、気の合わない上司のせいで私が逃げるのも、抵抗があります。
やめることも少しは考えましたが、今まで頑張ってきたのに…という思いや、やはりローンを抱える身を考えるとまだやめるわけにはいかないし…

この状況で私はどういう風に気持ちを持っていけばいいのでしょうか?
一緒に仕事している人たちをどう引っ張っていけばいいのでしょうか?

カウンセラー
長谷川みゆき
ゆうママさんこんにちわ。長谷川みゆきと申します。
大変お待たせ致しました。

ゆうママさんにとってこのお仕事は、ゆうママさんが人生を頑張って生きてきた証のよう
な、シンボルになっているようですね。
まるで、このお仕事を私から取り上げたら何も残らないかのように。
どんなに辛く苦しい時でも、ゆうママさんは仕事と関わって続けてこられたんですね。
一言で十数年と有りますが、なかなか真似できることではないですよ。
やりがいが持てるお仕事って、とても素晴らしいですよね。

> この状況で私はどういう風に気持ちを持っていけばいいのでしょうか?
> 一緒に仕事している人たちをどう引っ張っていけばいいのでしょうか?

今回のゆうママさんのご相談は、職場での問題が中心になってらっしゃいますよね。
ご相談内容を読ませて頂いて、どうも職場の状況とご家庭の状況とが何故か同じ問題に直
面しているように私は思います。
「えっ?どうして。」って思われますよね。
簡単にご説明すると、自分の問題を他人に移しこんでしまうってことなんです。

> でも、以前の係長がしていたことの9割以上は、ひらの私たちがやらざるを得ない状況でやっており、その上、私はリーダーと勝手に決め付けられ、責任だけやたらと持たされています。
> 一緒に仕事しているほかの人たちは、みんな私に任せておけばどうにかなる…みたいな感じで、私一人、期限のあるものは期限内に終わるように誰に何をどういう風にやってもらうのか、すべて考えてやっている状態です。
> 口ではわたしが急病にでもなったら、仕事が回らないって言ってますが。全然、危機意識がなく、いつもイライラしていて、課長との交渉ごとなどやらされていると言う感じです。
> 昨年の夏ごろから係長との関係が一層悪化して、頭痛・不眠がひどくなり、現在は毎日睡眠薬をのんで眠っている状態になりました。

ゆうママさんは、職場の上司や仕事仲間の危機意識の無さに、いつもイライラされてるん
ですよね。上司なんだからもっと「こうあるべき」とか、一緒に仕事しているんだから、
みんなも私と同じように「そうするべき」って怒っていらっしゃるようです。
色んな事を無理やり押し付けられて、でも仕方ないからやらざる負えない。
全部ゆうママさん一人で背負ってしまっていますよね。

そして、ちょっとここでご家庭を思い出してみてもらえますか。

ご家族の中で危機意識のなさに、いつもイライラしているのはいったい誰だと思いますか。
ゆうママさんご自身に、いつもイライラしてはいませんか。
母親なんだから「こうあるべき」とか、家族の為に私が働かなくては「そうするべき」っ
て、ここでも全部ゆうママさん一人で背負っていませんか。
1日1日を必死に過ごしているのが精一杯で、これから先のことまで到底気が回らないで
いる。そんなご自分の危機意識の無さに、イライラして腹を立てているんではないですか。

> いえでは家で障害を持った子がいて悩みは尽きません。

そうでしたか。
お子さんは、個性を持ってゆうママさんのもとに産まれてきたんですね。

「五体満足でさえあれば、無事産まれてきてくれさえすれば。。。」
母親なら誰だって、ただただそう願うだけですよね。
でもそれが叶わなかった、ちゃんと産んであげられなかった時、どれ程ご自分を責めてし
まうか、計り知れません。
「私のせいで・・・私がいけないんだ・・・」って罪悪感に苦しめられるんです。

ゆうママさん、この心の痛みとずっと長いこと戦って来られたんではないですか。

どんなに必死に頑張っても戦いのあるところには、決して平和は訪れてくれないんです。
ゆうママさんにお願いがあります。
どうかもうご自分を責めないであげてもらえますか。
そして「戦いは終わりにしよう。」って心の中でつぶやいてもらえますか。
戦いが終われば、必ず平和は手に入りますからね。

母親の愛情やスキンシップが、何よりもリハビリトレーニングになりますからね。

> 今までずっと私の両親に助けてもらっていたのですが、このままずっと頼っていていいのか、不安にもなってきて、夜中に目が覚めるといろんなことが頭の中を渦巻いています。

ゆうママさんは、気づいていらっしゃいますよね。
「このままずっと頼っていくのは無理だし、今のままじゃダメ。」ってことをです。
一年一年、お子さんはどんどん成長していきますよね。そして、確実にご両親は老いてい
きます。勿論ゆうママさんもです。
「もしも、○○になってしまったら、これから先いったいどうしたらいいの。」
そんな不安が夜中におそってくるんではないですか。

> やめることも少しは考えましたが、今まで頑張ってきたのに…という思いや、やはりローンを抱える身を考えるとまだやめるわけにはいかないし…

もうゆうママさんの今までのやり方では八方塞だし、既に限界を感じていらっしゃると思
いますが、いかがでしょうか。「そうするべき」「こうあるべき」と思い込んでしまって
いる部分を、もっともとっと手放していきましょうね。
ゆうママさんのご家族に、<新しいライフスタイル>を家族みんなで話し合って、選択す
る時がきたようですよ。ご家族みんなが救われる道がきっとあるはずです。

> 職場の友達は今の部署から変えてもらったら?といいますが、仕事自体は、好きだし、気の合わない上司のせいで私が逃げるのも、抵抗があります。

逃げるんではありませんよ、ご自分の為に選択するんです。

ゆうママさんとご家族に平和が訪れるよう心から応援しております。

長谷川みゆきでした。

この記事を書いたカウンセラー

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