相談者名 | はるはる |
現在43歳女です。 恋愛できる気が全くしません。 もう30歳くらいからお付き合いしている人がいません。 20代のころはそれなりに居たのですが、30歳過ぎてまったくそうゆうことがなくなりました。 シミは増えてきたし、顔もたるんできたし、仕事は黙々と淡々とやっている感じです。元から愛想もないです。それでも20代のころは可愛いって思われたくて、笑顔でいるようにしてましたが今となっては何をバカなことをしていたんだろうと思います。そもそも心から笑顔になれるようなことなんて滅多にないし、愛想笑いは疲れます。もう年齢的にも余計そんなことが出来なくなりました。 自分自身も誰かを好きになるとはもう思えないし、昔からそうですが自分が素敵だと思った人とは付き合えないし、もしかしたら好意を持ってくれてるかも?と思っても自分の自意識過剰や思い込みで違いましたし、たいして可愛くもないのにそう思う自分が甚だバカなだけなんですが(笑) 心が動かないっていうか凝り固まっているっていうか、イライラする気持ちは毎日のように溢れ出て、心の中で消化してる感じですが、それ以外の感情が出てきません。 みんなどうやって好きになって、好きになってもらえるのでしょうか。 私の場合は異性として見れない人から好かれることが多いです。 | |
カウンセラー | 嶽きよみ |
はるはるさん、はじめまして。 今回 担当させていただきます、嶽きよみ と申します。 はるはるさんのご相談を読ませていただいて、「本当は、恋愛をしたい気持ちはあるけれど、それを覆い隠すように、自然と否定や諦めのような考えが湧いて来てしまう・・・」という印象を受けました。 はるはるさんが恋愛に対して、少しでも前向きな気持ちになれるようお手伝いさせていただけたらうれしいです。 >元から愛想もないです。それでも20代のころは可愛いって思われたくて、笑顔でいるようにしてましたが今となっては何をバカなことをしていたんだろうと思います。 もしかしたら、はるはるさんは、その頃、ありのままの自分に対して、あまり自信がなかったのかもしれませんね。 そういう時、私たちは、すごく辛辣で、かなり酷いことを、平気で自分自身に言ったりします。 でも、そんな20代の頃のはるはるさん、一生懸命でとても可愛いと思います。 でも、もし、その時に、表情は笑顔でも、心が笑顔でなかったとしたら、きっと疲れただろうと思います。 そういう時の多くは、 >私の場合は異性として見れない人から好かれることが多いです。 と、はるはるさんが書いてくださっているように、自分が思っている人と全く違う人や、自分と合わない人に好かれてしまうことが多くなりがちなんですね。 人は、まず内面よりも、見えているところで相手に興味を持ったり好きになったりします。 ですから、外側に見えている自分を好きになってくれたとしても、本当の自分は隠した状態なのだから、ギャップがあるのは当然ですよね。 そういう時に、もし、自分が好きな人から好かれて、お付き合いができたとしても、「彼は、”作っている自分”を好きになってくれたに違いない。だから、本当の自分を見せたら嫌われてしまうかもしれない。」 という怖れが出てきて、本当に愛されている感覚を持てずに、恋愛がうまくいかなくなってしまったりすることが少なくありません。 >そもそも心から笑顔になれるようなことなんて滅多にないし、愛想笑いは疲れます。もう年齢的にも余計そんなことが出来なくなりました。 これは、はるはるさんにとっては、ある意味”朗報”です。 誰でもそうですが、年齢を重ねてくると、愛想笑いやおかしな努力をするのが面倒になってきます。 はるはるさんが今度笑う時は、本当に心が笑っているときで、その時は、内面のはるはるさんと外面のはるはるさんは一致しているはずです。 そして、そういう時に、はるはるさんの出合うべき人と出会う機会が増えてくるんです。 私の提案としては、まずは、今のはるはるさんを受け入れて認めてあげてほしいということ。 ー20代の頃に出来た愛想笑ができなくなった代わりに、少しだけ本当の自分を表現する隙間ができた、40代の女性。 ー今だからこそ、無理せず自然でいられる恋愛がしたいと思っている、少し恥ずかしがりで可愛らしい女性。 本当の笑顔が出てくるのは、自分を受け入れたときです。 >心が動かないっていうか凝り固まっているっていうか、イライラする気持ちは毎日のように溢れ出て、心の中で消化してる感じですが、それ以外の感情が出てきません。 イライラする感情・・つまり「怒り」の感情は、何かを押さえている時に出て来る感情です。 つまり、はるはるさんは、今までも、今も、いろんな我慢や抑圧があるのではないでしょうか。 変な喩えですが、沸騰しそうなお鍋の蓋を必死で押さえている状態を想像してみて下さい。 ということは、お鍋に入っているものとは何だと思いますか? もしかしたら、これまでひとりで我慢してきた、辛さや悲しみや淋しさや、そういう痛みかもしれませんし、さらには、はるはるさんの中にある愛の部分。優しさや誠実さや女性らしいセクシャリティなどなども、外に出せずに押さえているのかもしれません。 ですから、それを少しずつ解放してあげることも大切です。 きっと、はるはるさんは >自分自身も誰かを好きになるとはもう思えないし、昔からそうですが自分が素敵だと思った人とは付き合えないし、もしかしたら好意を持ってくれてるかも?と思っても自分の自意識過剰や思い込みで違いましたし、たいして可愛くもないのにそう思う自分が甚だバカなだけなんですが(笑) こんなふうに、つらい気持ちを、ちょっと笑いに変えることで、乗り切って来られたのかもしれません。 自分の弱さに正面から向き合うことは、とても辛いことかもしれませんが、はるはるさんのご相談をお読みして、はるはるさんが本来の笑顔を取り戻す準備はそろそろ出来た頃ではないかと思いました。 今の自分も過去の自分も、両方とも、認めて受け入れること。まずはそこからです。 これまでは、自分でがんばって来られたのかもしれませんが、ひとりで出来ないからこうしてメールをくださったのだと思います。 よかったら、カウンセラーが一緒に2歩目を踏み出すお手伝いをいたします。 ご相談ありがとうございました。 嶽きよみ |