母との関係に疲れました。アダルトチルドレンかもしれません。

相談者名
ゆみこ
はじめまして、ゆみと申します。宜しくお願いします。

私は小さい頃から2つ下の妹と比べられながら育ってきました。
妹は誉めて育てられるのに対し、何をしても不器用な私は怒られ、否定され「あんたは気が利かない子供」「思いやりの無い子」とよく言われてきました。
湯船の中で50まで数えられないと上から蓋をしようとして私を脅しました。まだ4、5歳なのに漢字で私の名前を強制的に書かせようとスパルタ的に教えたり、(私の名前は書き順が多くてとても4、5歳でかけるレベルじゃありません)計算もろくに出来ないのに時間を5分でどれくらい解けるのか脅しにも似た声かけをされながら、させられました。当然上手く出来ず、癇癪をおこすと母は私をぶちました。

それでも私は母のことが大好きでした。母の言うことをよく聞き、どこか遠慮しながら関わっていました。父は私が母に酷く怒られ、激しく泣くことがあっても私に声をかけることもなく、母に注意することもありませんでした。誰も私を守ってくれる人はいません。学校で友達に無視されたことを母に相談した時はその時はきちんと話を聞いていても、事がおさまり生活の中で私に対して気にくわないことがあると「こんなだから友達に無視されんだよ」と罵られるので次第に悩みがあっても相談することもなくなっていきました。
中、高生になっても母の機嫌を伺いながら過ごし、マシンガンのように怒る母に言い返す気持ちにもなれず、理不尽なことで怒られても、ただ耐えることしか出来ませんでした。

今21歳の私は、去年12月まで務めていた幼稚園教諭を辞めて、母から逃げるように隣県の祖母の家に住んでいます。愛情を十分にもらえなかった私が沢山の子供たちに愛情をかける仕事なんて無理だったのです。幼稚園教諭も母のすすめでその道に進んだようなものだったのです。現在はフリーターをしてます。
母と離れても昔の事がフラッシュバックしたりして、対人面も非常に神経をつかい、生きづらいです。
私自身、精神的に自立していない気がします。

カウンセラー
馬渕瑛子
ゆみさん、はじめまして。担当させていただくことになりました馬渕瑛子です。よろしくお願いします。
兄弟と比べられて、無理なことを強いられて…、
そえでもゆみさんはお母さんが大好きで、反抗しなかったんですね。子供は親に愛されるためならなんでもするけど、ゆみさんの場合、のびのび育つ為には少し環境が辛すぎたかもしれませんね。お察しします。

現在、お母さんと離れて暮らしているのは、正解だと思います。ゆみさんの場合、良くも悪くもお母さんと精神的にくっつきすぎているから、まずは物理的に距離をとることは、お母さんとの問題を乗り越えて行く上でとっても大事なことだお思います。

>>愛情を十分にもらえなかった私が沢山の子供たちに愛情をかける仕事なんて無理だったのです。
ゆみさんにはたくさん愛情があると思いますよ。だって、どうやってお母さんを愛してあげようかって、そればかり考えて歩んできた人生じゃないですか。
幼稚園の先生が続かなかったのは、ゆみさんに愛情がないからではなく、ゆみさんが本当に好きで自分で選んだ仕事がなかったからなんだと思います。

仕事も手放されたわけだし、時間もできていい機会だと思います。ご自身と向き合って、ゆみさんが今まで溜め込んできた心の傷を癒して行きませんか?

どうしてお母さんはゆみさんにだけ、あんなにひどいことをしたのでしょう。
私の考えなので、実際どうだったのかはゆみさんのお母さんに聞いてみないと分かりませんが、お母さんは、結構ストレスが多かったのではないかと思います。超気分が良かったら、そこまで子供に辛く当たったりしないと思うから。
もしかしたら、お母さんにとっては、ゆみさんが一番、気兼ねなく何でも話せて、心をを許せる相手だったのかもしれません。お母さんにとって、自分の嫌いな部分とゆみさんが似ていたのかもしれない。
お母さんがストレスのはけ口にゆみさんを選んだ理由。そこも一緒に探していけるといいですね。辛かった出来事は変わらないけれど、違った見方ができるようになるかもしれません。

ゆみさんが少しずつ前に進み、過去の自分と向き合い、ゆみさんの心の中に今でもはっきり記憶されている、幼い頃の、一人で我慢して頑張っているゆみさんが癒されていくと、自ずとお母さんとのわだかまりもなくなっていくし、やりたいことも見つかると思います。
まだまだ人生これから。ゆっくり歩んでいきましょう。
お手伝いできることもたくさんあると思いますので、どうぞカウンセリングも使ってみてくださいね。

応援しています。ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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