一か月も休んだのに動けません‥

相談者名
初めまして。相談事例集や講座など、カウンセラーさん達のメッセージがいつも心に響きます。29歳、遥と申します。読み辛かったら申し訳ありません。

10年前に対人関係のトラブルからうつ病にかかりました。この10年、色んな職場を転々し、時にダブルワークや深夜ワーク、やけになって風俗等もしたり、騙し騙し働いてきましたが、先月再び人間関係が原因で仕事を辞めた途端、ぷつんと切れたように動けなくなり、もう一ヶ月も休んでいます。うつには休息、と言われますが、気力は回復どころか新年度を迎えても落ち込むばかりです。

働かなきゃと常に思い、一日中求人サイトを見ては、私にできる仕事などないと悲しくなったり、申し込んだり面接まで行っては何件も辞退したり‥。

ようやく先日仕事が決まりましたが、喜びではなく、決まっちゃった‥と気が重く、働きたくない自分が情けないです。仕事が辛くなる原因は、どこの職場でも「40~50歳のお局様的存在がこわい、その人の顔色を伺いすぎて、うまくやれない、萎縮してしまう」というものです。もう10件近く、その理由で職場を転々しています。母親がヒステリックで暴力的で、常に顔色を伺ってたことが、関係しているのかと思います。

幼い頃からの夢はありますが、本当にやりたいことなのか、それとも、何か一つでも出来ることをしなきゃ‥と恐れからなのか、分かりません。気力があると夢のために喜んで机に向かえますが、最近は「やらなきゃやらなきゃ」と思いつつ、ベッドの上で時間ばかり過ぎます。その夢は、自分が大学を辞めたときや、フリーターになってしまったときなど、私には何もない‥と思うときほど、蘇ります。昔は純粋に楽しくて大好きだから、目指してたはずなのですが。。

昨年、信頼できるパートナーが出来て以来、気が緩んだのか、特に無気力の時間が増えてきました。次の仕事がない状態で仕事を辞めたのも初めてでした。私がこんな状態なので、彼は一生懸命働いてくれていますが、申し訳なく、私も収入を得なきゃ、、なんで出来ないのと焦ります。

どうしたら生き生きと働きに出られる自分になれるのでしょうか。支離滅裂に長くなってしまいましたが、アドバイスを頂けると幸いです。
読んで下さりありがとうございました。

カウンセラー
三好成子
はじめまして遥さん。
今回担当させていただきます三好成子と申します。

私にも遥さんと同年代の娘がおります。
私から見ると、まだまだ甘えも残る年代ではありますのに
遥さんの文面からは
そう言った『誰かのせい』というものがなく
若い頃から
(今もじゅうぶん若いですが)
自立の道を歩いてこられたのでしょうか?
一人で頑張ってきた強さを感じます。

29歳の遥さんが
10年前にうつのような状態になったと言うことは
19歳のころ、もうすでに甘えることをしなくなっていた…
または、出来なくなっていた
という事なのだと察します。

多感な時期に
本当に大変だっただろうとお察しいたします。

どれ程の緊張感の中、頑張って来られたのでしょう。
常にいっぱいいっぱいの状態が続いていたのでしょうね。

そのような時に
信頼感出来るパートナーが現れたのですから
ほっと気持ちを委ねる瞬間もたくさん出来たのでしょうね。
本当に良かったと、私は思います。

ところで
パートナーさんは、
遥さんに働いて欲しいと思っていらっしゃるのでしょうか?

遥さんの今の状態を理解してくださっているのであれば
『少し休んで欲しい』と思っていらっしゃったりしませんでしょうか?
『僕が遥さんを支えたい』と思っていることもあるのではないでしょうか?

聞くところによると
男性は、女性の、特に愛する女性の
《役に立ちたい》生き物らしいのです。
(当社の男性カウンセラーは全員そう言っていますよ)

ヒステリックなお母様のお話しも書いてくださっていましたね。
そのために、職場にいる母親を想像させる女性とうまくいかない…と。

きっと、そういう側面も有るのだとおもいます。
で、あるのならば
お母様との関係の中にあった『ごめんなさい』
を、薄れさせて行くことで
職場の環境は良くなって行くものだと思います。

お母様へのごめんなさいと言うのは
『お母さんを守ってあげられなくてごめんなさい』
だったり
『お役に立てていなくてごめんなさい』
だったり
『私のせいで…』という罪悪感の場合とあります。
お母様との関わりにはあまり触れておられませんでしたので
この辺りは
直接のカウンセリングが必要なのかなぁ?とも思います。
初回無料カウンセリングやボランティアカウンセリングもございますので
一度ご利用くださいね。

とっても頑張ってこられた方ですので
エネルギー切れ、ガス欠のような状態になっておられるのかも知れませんね。

あるいは
ステージの変わり目
かも知れません。
今までのやり方とは違う方法を取るとき
に、差し掛かったのかも知れません。

何もかも一人で生きるための頑張りだったけど

これからは
二人で
または、回りの人を信頼して委ねるという
今までの遥さんの感覚のなかにはなかった
新しい私になるときなのかも知れません。

そうやって見ると
回りには
遥さんを愛したい人の存在が
たくさん有る、
そしてもしかしたら過去にも有ったのではないだろうか
ということに気付けるのかも知れませんね。

人は愛したい生き物なのだといいます。
もし、そこに
愛せていない状況が起きていたのならば
それ相応の理由があった
と、私たちカウンセラーは見ていきます。
そして
『愛したかったのに出来なかった』という悲しみが
ヒステリックを作ったり
罪悪感を作ったり
していくのだと、私たちは見ていきます。
私たちは愛で できているし
私たちの回りには愛があってあふれていることに気付けたら
エネルギー不足になっていたタンクの、
ガス欠の燃料タンクを愛でいっぱいにすることが出来るのかなぁ?
と思います。

そして
そこから
遥さんの夢実現のチャレンジも動き出すのではないでしょうか?

今は
『甘えてエネルギーチャージの時期』
なのだと思います。

こうやって相談していただけたこと
とっても嬉しく思います。

苦しい時
悲しい時
やるせない時

いつでもお電話なり、面談なりご相談ください。

私たち経験豊かなカウンセラーが
遥さんの心に寄り添いながら
一緒に歩いていきたいと 思っているのです。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

「近ずぎてウザい・遠すぎてさみしい」 自身の経験から、人との心の距離感や対人関係の悩みには親子の距離感が大きく関係している事に着目。【母子癒着】といわれるくっつきすぎた心を見ていくことで、人との距離感を整えていくカウンセリングを得意とする。 誰にも言えない気持ちに寄り添ってくれると好評。