人生を楽しめません

相談者名
ワラビー
人から悪口や暴言を言われた経験が多く、そのことを思い出すと気分が悪くなります。
ちょっと前のことから何年も前のことまで、思い出しては落ち込んでしまいます。

もっと生活を楽しんだり陽気になりたいのに、人前では感情を抑えてしまいます。
一人の時でも、心から楽しいとは思えていないように感じます。

家族に嫌なことを言われたこととかも思い出すと嫌な気分になり、家族に不機嫌になります。
昔あの人にあんなことを言われたから信用できない、と根に持つことも多いです。

どうしたら人から言われた悪口や嫌味をさっぱり忘れて陽気になれるのでしょう。
嫌な思い出が多すぎて、苦しいです。よろしくお願いします。

カウンセラー
濱田よし乃
こんにちは、ワラビーさん。

初めまして、ご相談を担当させていただきます、濱田よし乃と申します。
どうぞよろしくお願いします。

ご相談文を読ませていただいて、まず感じましたのは、
「ワラビーさんは優しい」でした。

「いきなりそう言われても」と戸惑われたかもしれませんね。ごめんなさい。

これから少し説明させてくださいね。

誰かに嫌味や悪口、ましてや暴言なんて言われたら、誰でも傷つきますし、
落ち込んで当然だと思います。
そんな体験を思い出す度に気分が悪くなるのも当然です。

誰かに悪意を向けられて、それが何年も前のことだったとしても、
思い出すと嫌な気分になるのも、自然な事だと思います。

何年もたった今でも、ワラビーさんは相手から言われた悪口に苦しんでいます。
そんなひどい事をした相手に、憤りを感じたとしても当然だと思うのです。

けれど、ワラビーさんは
「さっぱり忘れて陽気になりたい」と、仰います。

相手の悪口や嫌味を忘れる事は、ひどい事を言った相手を許す事でもあると思います。
何らかの気持が残っているから忘れられないのです。
ワラビーさんは未だに落ち込むのですから、傷ついた思いが残っているのだと思いますよ。
それでも、相手の言った悪口を忘れようとしているワラビーさんは優しいと思います。
ひどい事を言った相手を許そうとしているワラビーさんを、私は優しいと思います。

そして、辛い状態でも、生活を楽しんで陽気に生きたいと願う、
前向きで、明るくて、強い方でもあると思います。

「とてもそうは思えない、それが出来ていないから悩んでいるし、こうして相談しているのに」
そう思われたかもしれませんね。

ワラビーさん。こうしてご相談くださるのに勇気を出してくださったのではありませんか?
もしも、嫌な事を言われたらどうしよう、とは思いませんでしたか?
それでも、相談せずにいられないほど辛かったのだはなかと私は思います。

そんなに辛い状態でも「陽気に楽しく生きたい」という望みを持ち、
それを叶える努力をしようとするワラビーさんは、明るく前向きな人です。

どんな辛い状態でも、明るい方を見て、前を見て進んでいける人なのだと思います。
そんな人は明るくて前向きだと私は思います。

そして、
ワラビーさんは、自分の状態に気づいてらっしゃいます。

過去の悪口を思い出して落ち込んでいること、
人前で感情を抑えること、
一人の時でも心から楽しいと思えていないこと、
根に持つことも多いこと、

決して誰かのせいにはしていません。
そして勇気を持って正直に伝えてくださいました。
それは、ワラビーさんが強さを持っているからだと思います。

自分を見つめ向き合える強さ、自分の弱さを認める強さをお持ちなのです。
ワラビーさんが強いから、今のしんどさにも、何とか耐えていられるのだと思います。

そして、強いから「さっぱり忘れよう」と思えるのです。
強いから「私は大丈夫」と、全て水に流そうとしているように私には思えました。

それは、ワラビーさんが優しくて強い人だからだと思います。

そんなワラビーさんが、生活を楽しんで明るさ、陽気さを発揮できるように
是非サポートさせていただきたいです。

ワラビーさん。勇気を出してご相談くださってありがとうございます。
ワラビーさんのサポートが出来る機会を与えてくださって本当にありがとうございます。

少しでもワラビーさんのご期待に応えられたら嬉しく思います。
これから少し、私の思う事をお伝えさせてくださいね。

読んでみて、ぴんとこなかったならごめんなさい。

けれど、何か腑に落ちることがあれば、試してみてくださいね。

私はワラビーさんからのメールを読んで、
ワラビーさんは「不満を感じて不機嫌になっちゃいけない」と思っているように感じました。

私は、ワラビーさんに悪口や暴言を言うなんて、本当にひどいと思います。
ワラビーさんに失礼です!
そんな事をされたら「ひどい、許せない」と思って当然だと思います。

ひどい事をされたら、不満を感じるのが自然です。
相手に「止めてほしい」と抗議をする権利が誰にもあります。
それは自分を守る事にもつながります。

ひどいと感じる事をされて、不満を感じ何とかしようとするのは大切な事なんです。
人から悪口を言われたら、不満を感じて当然だと私は思います。

そんな状況で、もしも「不満を感じちゃいけない」と思っていたとしたら、
不満を感じる自分を抑えたくなるでしょうし、そのためにしんどくなるかもしれません。

そして、私達は特定の感情だけを抑えることは出来ません。
感情を抑えると、怒りや寂しさも抑えますが、楽しい気持も抑えてしまい感じられなくなります。

「感情を抑えてしまう」とワラビーさんは書いてくださいましたから、
感情を抑えたくなる理由があるのだと思います。
感情を抑えることで、色々なことを乗り越えてこられたのだと思います。

ですから、決して無理はしないでくださいね。

けれど、もしもチャレンジしてみたいと思われたなら、

今まで悪口、暴言を言われて、悔しかった悲しかった寂しかった、そんな気持を紙に書いてみませんか。
「〇〇と言われて嫌だった。悔しかった」等、気が済むまで書いてみませんか?

そして、直感で答えて下さいね。

「何個くらい書いたら気が済むでしょうか?50個?100個?それとも、200個?」

今思い浮かんだ数字の数だけ書き出してみてくださいませんか?
書き終わったら破いて捨ててください。

今、ワラビーさんの心の中は、過去の辛かった思い出でパンパンなのだと思います。

例えば、たんすの中に服を詰められるだけ詰めて、それでももっと詰めようとしたら、溢れてきちゃいますよね。
今のワラビーさんの心は、そんな状態なんじゃないかなって思うんです。
だから、「嫌な思い出が多すぎて苦しい」のだと思います。

そこで、「嫌な思い出」を紙に書くことで、気持を整理してみてはどうかと思うのです。
心にたまった気持は感じてあげれば、気が済んでスッキリしますから。

そして、

書き終わったら嫌な思い出の中から一人代表を選んで、手紙を書いてみませんか?

「あの時本当は何と言いたかったのだろう?」と、思い出しながら、書いてみませんか?
そして、書いたら誰にも見せずに破って捨ててしまいましょう。

もしも私の勝手な想像だったとしたら、ごめんなさい。

ワラビーさんは、多分、周りの人には優しいし、「もっと優しくしたい」というお気持が強いのだと思います。
優しくしたいから、優しくできないことを辛く感じてらっしゃるように、私には感じられました。

「本当は誰かを悪く思いたくなんてない、不機嫌にもなりたくない。
嫌な事はさっさと忘れて明るく楽しい私でいたいのに。私と同じような思いを誰にもして欲しくないのに」

私には、優しいワラビーさんだから、そんな思いがあるように思えたのです。

けれど、ワラビーさんは、ご自分には少し厳しいようです。

出来ているところ、いいところも沢山お持ちなのに、
出来ていないところばかりに注目されているようです。

私達は、

「自分が自分を見るように、相手も自分を見るだろう」と思いがちです。

ですから、自分が自分に優しくなれると、
「きっと周りの人も自分に優しくしてくれるだろう」と思いやすくなります。

ですから、「自分に優しく」と意識をするのも大切ですよ。
意識するとしないとでは、全然違いますからね。

休みや、ご褒美、心地よさ、好きなもの、を自分に与えることや、
辛いこと、嫌なもの、ハードワーク、罰、を自分から遠ざけることを
自分に許す事を意識してみてくださいね。

意識していると、今までは無意識にとっていた行動をする前に
立ち止まって「どうしようか」と選べるようになってきますから。

ワラビーさんが生活を楽しんで陽気になれるように祈っています。

このメールだけでは行き届かないこともあるかと思います。
それに、お話する事で文章だけでは伝え切れなかった事も伝え合えるかと思います。
初回無料の電話カウンセリングもございますので、よろしければご利用くださいね。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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