相談者名 | 海咲 |
海咲です。今年で二十歳なのですが、今の自分が嫌で変えたいと思い、相談させていただきました。私は自分という人間がどんな人間なのか、どんな考えをもち、何を感じるのか分かりません。たまに自分はいないんじゃないか、と考えていると体が透けているんじゃないかと錯覚します。周囲の人に嫌われたら私という人間が本当にいなくなってしまうんじゃないかという恐怖が強く、今までみんなに認められるような行動を常に顔色を伺いながら生きてきました。自分の意思がなく、こうすべきなのか?これであってるのか?と考えてしか行動出来ないです。そして頻繁にそんな自分に強烈な嫌悪が襲ってきて、無気力だったり涙が出たり周りに当たったり、感情をコントロール出来なくなります。昔から爪を噛むのが癖で血がでるまで噛んでしまいます。あとは人によって自分の考えや喋り方、気持ちなど自分だと思ってたものが全て真反対に変わってしまい、自分の気持ちがどこにもないです。どうしたらいいのか、自分にはもう分かりません。人や環境など周りに依存してばかりです。なにか方法はあるんでしょうか? | |
カウンセラー | 北野純 |
海咲さん初めまして。 ご相談ありがとうございます。 今回担当させていただきます、北野純と申します。 どうぞよろしくお願いします。 海咲さんはとても感受性が強く繊細な方なんですね。 「問題の裏には才能がある」という心理学の格言があります。 長所と短所がコインの裏表のように見方を変えると変わってくるという感じでしょうか? 海咲さんが自分の気持ちがどこにもないと感じているのは、言い換えると「流されやすい」のかもしれません さて、とは言うもののそんな自分に対して強烈な嫌悪感が襲って来たり涙が出るくらいだと苦しいですよね。 「問題の裏には才能がある」と伝えましたが、海咲さんが自分が行方不明と感じるくらい見失っているということは 幼少期や家族の関係がキーになっているかと思います。 日常生活では自分と繋がることを意識してやっていくことかと思います。 自分に意識を向けることで自分と向き合う癖がついたり、自分と繋がりやすくなるんですね。 自分と向き合うというのは最初は一人ではなかなか難しいかもしれません。 海咲さんが自分と出会えるヒントになると幸いです。 北野純 |