相談者名 | D |
生きていてもどうにかなるとは思えない。 仕事ばっかりで、自分の時間なんて全然もてない。休みは休みで、昼過ぎまで寝て、あとは家事に忙殺される。空いた時間ができても、なにもやりたいと思えないし、何をしても楽しくない。 自己評価は低いし、自己嫌悪もある。ここのサイトを見ていて、自己評価をあげるには自分を褒めるのが効果的とあったので4、5ヶ月続けているが(毎日ではないが)、最近は無理やり見つけているので、やる意味もわからなくなってきた。むしろ、意味はないように思える。 人から趣味を聞かれても最近は何と答えていいのかがわからない。ちょっと前まで好きだったもの、よくやっていたものはあるが、それを今も好きなのかがわからない。好きで、楽しいからやっているのではなく、最近は時間つぶしのために、他にすることがないからやっているだけだと思う。楽しいともあまり思えない。義務感にかられてやっているだけな気もする。 何かを選ぶときには、自分が本当に惹かれるものを選ぶようにしているが、最近は何を選んでいいかがわからない。本当に欲しいものがわからなくなってきた。何かを買っても、また無駄遣いしたと思うようになってきた。何を選んでも心は喜んでいないように感じる。 生きていても楽しくない。何のために生きているのかがわからない。 | |
カウンセラー | 井上真由美 |
Dさん、こんにちは。 今回のご相談を担当します、井上真由美と申します。 よろしくお願いします。 > 生きていても楽しくない。何のために生きているのかがわからない。 このDさんのお気持ちを読んで、Dさんがどれほどの苦しみの中で毎日を過ごしているのだろうと、胸が痛くなりました。 私には、Dさんが、本当はもっと生きていることを楽しみたい、もっとイキイキとした充実感を感じられる日々を過ごしたい、もっと幸せになりたい!という気持ちで、ここまで来られたのではないかと思いました。だからこそ、今の楽しくない人生は終わりにしたいのだと。 今回は書いてくださったご相談内容の中から、私が率直に感じたことをお伝えさせていただきますね。 なんらかの事情でやりたいことを我慢してきたり、やりたいことでもないのに義務感で頑張ってきたという、『抑圧』のパターンを持っている方というのは、いざ自分の欲しいものを手に入れたり、やりたいことをやれるようになっても、そのことを素直に楽しめなかったり、さらには、自分がそもそも何がやりたいのか、何が欲しいのかがわからなくなってしまう、ということがあります。 その理由は、簡単にいうと、自分に対して楽しむということや幸せを感じるということを許可していない深層心理があるからです。 ですから、Dさんが楽しんだり、幸せを感じることに対して、たくさんの許可を自分に下ろしてあげてください。 でも、もしかしたらDさんの場合、「好きなことをやろうとしているし、本当に欲しいものを選ぼうとしているよ」と思われるかもしれませんね。 相談内容を拝見しただけで勝手なことを申し上げているかもしれませんが、 もし、こういった何かの心理的なブロックを感じるのであれば、一緒に見つめていきませんか。 |