相談者名 | りん |
ごめんなさい。ここで相談してもいいのかわからないのですが、苦しいので聞いて下さい。 私はカウンセリングを受けています。 でもカウンセラーさんに執着してしまって苦しいです。 自分のことを見てもらいたい、自分だけを見てもらいたいと思い、苦しくなってしまいます。 執着を手放そうとがんばっているのですが、手放そうと思えば思うほど、手放せなくて苦しいです。 他の人にも嫉妬してしまい、余計に苦しいです。 こんな自分がどんどん嫌いになります。 このことは全部カウンセラーさんも知っています。 でも、自分の気持ちを伝えることさえ罪悪感に感じるようになってしまいました。 執着を手放さないと苦しみから抜け出すことはできないとわかってはいるのですが、手放せなくて、苦しくて、もうどうしたらいいのかわかりません。 なにか、抜け出すヒントがほしいです。 よろしくお願いします。 | |
カウンセラー | 池尾昌紀 |
りんさん、こんにちは。 池尾昌紀と申します。 ご相談ありがとうございます。 今は、本当に、本当に苦しい時だと思います。 けれど、この苦しみは、自分よがりなのではありません。 りんさん、あなたは、ここまで自分を苦しめるほど 「手放す」という言葉はとても大切な言葉だと思います。 「手放す」という言葉は、元々、英語の 誰かに執着してしまっている時、 「手放す」ということを思う時、 僕の英語の得意な心理学を学んでいる友人に聞いたところ、 「かわいい子には旅をさせろ」 というものでした。 手放そうと思う時、対象となるものや人などは、永遠に自分のもとから そんな視点でみてみてはいかがでしょうか。 「手放す」とは、何かを捨てることではありません。 「手放す」ことは、「許し」ということでもあります。 でも、同時に、「許したい」とも思っておられるのではありませんか? それができないことが、また苦しみになっているのではないかと思います。 「許し」への第一歩は、「自分から許そうと思う事」と言われます。 思い出してみてください。 はじめに書きましたが、それは、りんさんがやさしいからなのです。 「許す」ことは、確かに、そう簡単にできることではありません。 自分一人だけでやろうと思ったら、「許す」のは難しいことです。 りんさんの幸せを心から祈っています。 ご相談ありがとうございました。 |