愛しているのに、うまくいかないセックス

相談者名
かずき
付き合い始めて4年になる彼氏がいます。1年半位からセックスの回数が減りだし、そんな時彼氏の浮気が発覚しました。彼に、「お前としたいと思わない」と言われとてもショックでした。浮気相手が妊娠したと彼に告白され彼も食事が出来ない程悩んでいました。そんな彼を見ていて、責めることが出来ず赦したい気持ちで、結局遠距離になったこともあり離れられませんでした。結婚の話しもしていますが、「仕事が忙しい」「少し待って」と言い具体的な話しは進まず、私は不安な気持ちでいっぱいになる時も。今年になって、以前彼氏が浮気をしていた頃と同じような状態になり、もしかしてまた?と疑い始め、やっぱり彼は浮気をしていました。私が浮気を知っている事を彼は知りません。
彼と付き合う前は、彼の上司と不倫をしていました。彼はそれを承知で付き合いたいと言ってくれました。付き合い始めて、だんだん彼がセックスに対していろいろ要求して来るようになったのですが、私はそれに答えることが出来ず途中で怒り出して止める事もありました。今考えれば、彼の自尊心を傷つけたのかなと思います。しだいにマンネリ化したセックスだけになってしまい今は、セックスをしなくなって3ヶ月経ちます。彼と上手くやっていきたい気持ちはとても強いのですが、自分の気持ちを伝えた時に、また傷付くのが恐くて出来ません。今は、1週間に1度は会えています。電話でもメールでもいつも「愛してるよ」と言ってくれる彼と幸せになりたいです。そのために、この壁を乗り越えたいのですが、、、
カウンセラー
岡田英里子
かずきさん、はじめまして。
お返事を書かせていただきますカウンセラーの岡田です。
ヨロシクお願いします。長いおつきあいの彼がいらっしゃるんですね。
すごく好きな彼なのにそれを上手に表現できない、本当に愛されているのか確認でき
ない、信じられない、っていう状態はとてもつらいですよね。それに、なにか4年もつきあっているのにどこか片思いの女の子みたいな感じがしま
すよね。どうしてなんでしょうか。
前の彼は不倫の関係だったとありますが、こんな風に一緒にいるのに「まるで片思い」
のような感覚は気づいていなかったかもしれませんがそのときもあったのではないか
と思います。
いつも隣にいても心が通じていないようなそんな感覚かもしれません。

彼には遠距離だけど週に一度は会っていて愛してるといってくれる、でも信じられな
い。
さて、どうすればよいのでしょうか。

彼が浮気をするときに浮気相手に何を求めているのか、ということが大きなヒントに
なります。かずきさんとお別れしないということは本当は彼はかずきさんからそれを
ほしがっているということになるからです。
彼は何を欲しがっているのでしょうか。
浮気をするということはそれを「かずきがくれない。」と彼が怒っていることの現れ
なのかもしれませんよ。
それは単にセックスとかということではなくてもっと抽象的な優しさとか思いやりと
いったものなのかもしれませんね。

そして、かずきさんが彼から欲しいと思っているものは何なのでしょうか。
安心感?
親密感?
優しさ?
信頼?
それとも・・・。

彼はかずきさんから何を欲しがっていて、そしてかずきさんは彼から何を欲しがって
いるのか。お互いがお互いの欲しがっているものが分からなくなってしまったのかも
しれませんね。
彼にプレゼントをするときにできれば彼が欲しがっているものをあげたいと初めの頃
は思っていたのではないでしょうか。
喜んでくれる顔を見るのって嬉しいものですよね。

彼が浮気しているにしても週に一度会うにはそれなりのエネルギーが必要ですよね。
好きでもない相手に週に一度会い続けるのは苦痛でしかありません。
だから、それは彼がかずきさんのことを嫌いではないということなのだと私は思いま
すよ。

そして、彼の愛しているという言葉が信じられないなら、彼に何をあげれば喜んでも
らえるのかを考えてみてください。
それをあげて本当に喜んでいる彼の顔を見たときだけ「愛されているのかな」と感じ
られるのではないでしょうか。
ただ、何もあげられない自分のままでは彼が本心を言っていたとしてもその言葉を疑っ
てしまうものです。

それでは、少し考えてみてくださいね。応援しています。
少しでもこのお返事が参考になれば嬉しいです。

ご相談ありがとうございました。
失礼します。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

家族を失った悲しみを乗り越えた経験や、燃え尽き症候群を克服し社会復帰した経験を持ち、<生死の問題><自分自身の生き方><対人関係から恋愛の問題>まで幅広いジャンルをサポートする。 感情や感覚の深い部分に寄り添い、本来の自分を取り戻して笑顔になれるようにサポートすることを信条としている。