性的な接触ができない

相談者名
どうしても性的接触をできない女性です。10代の頃はこの状態でも清らかな精神状態だとかなにかと評価されてましたがもう30代。私の感覚が他の人と違いすぎるのです。
人のぬくもりとか少し、体温が気持ち悪いんです。さらに
セクシャルな触り方をされるとどうしようもない自己否定感や恐怖心、死の瞬間のような生きていながら地獄のような感覚に陥るのです。どうしたら説明できるのかわかってもらえるのかもわかりません。
以前ものすごく普通の人になりたくて我慢して体験しようとしました。するともう限界で、半狂乱のち、結局、救急車で病院に運ばれてしまいました。順調だった仕事も、そのときは、止まった状態になってしまい、とても苦い経験でした、恥ずかしくて人に言えません。
マイナスのベクトルに向いている変態者なのでしょうね、私は・・・。このままの状態を無理に変えようとすると病気になり
このままの状態ならいわゆる世間で言う幸せな家族をつくることは
不可能です、結婚も無理でしょう。最近もすごく好きな人ができたのに接触できすに相手にあきれられてしまっています。
時々孤独感に襲われて涙が出ます。前世かなにかの天罰なのかもしれないと
思ったりしてボランテイア活動を続けていますが、そういう思いが強すぎるせいか、他人とのちょうど良い付き合い方も分からなくなってきました。与えすぎてしまうのです、何事も。
贖罪の意識がそうさせるのでしょうか?非常に苦しいのですが
彼にこの悩みを打ち明けていいものでしょうか?
言うとそんな女に用はないよ と言われるのではないかと思うと
怖くてたまりません。一人で楽しく生きていくための努力もしているのですが、彼に執着している醜い自分もいます。
このような状態の人ってなんという名前なのでしょうか?
なんとなく悲観的な思想ではなくて、この感覚が、劇的に変わることはないような
直感がしています。
同じような人って存在するのでしょうか? その人たちはどんな生活を
送っているのでしょうか。
カウンセラー
原裕輝
はじめまして、原といいます。
宜しくお願いします。> どうしても性的接触をできない女性です。10代の頃はこの状態でも清らかな精神状態だとかなにかと評価されてましたがもう30代。私の感覚が他の人と違いすぎるのです。
> 人のぬくもりとか少し、体温が気持ち悪いんです。さらに
> セクシャルな触り方をされるとどうしようもない自己否定感や恐怖心、死の瞬間のような生きていながら地獄のような感覚に陥るのです。どうしたら説明できるのかわかってもらえるのかもわかりません。

セクシャルエネルギーを感じると気持ちわるくねってしまうのですね。
男女関係ではセクシャルなエネルギがついてきますから、
さぞ、おこまりでしょう。
相談内容を見せていただくと、
すごい恐れがでてくるようですね。

> 以前ものすごく普通の人になりたくて我慢して体験しようとしました。するともう限界で、半狂乱のち、結局、救急車で病院に運ばれてしまいました。順調だった仕事も、そのときは、止まった状態になってしまい、とても苦い経験でした、恥ずかしくて人に言えません。

そうですか、そんな体験があったんですね。
すごい恐怖だったんでしょうね。
過去にそんな体験があると、今後チャレンジしようとすると
過去の嫌な経験を思い出したり、そこで味わった恐怖心がよみがえってきたり、
とても怖くなりますね。

> マイナスのベクトルに向いている変態者なのでしょうね、私は・・・。このままの状態を無理に変えようとすると病気になり
> このままの状態ならいわゆる世間で言う幸せな家族をつくることは
> 不可能です、結婚も無理でしょう。最近もすごく好きな人ができたのに接触できすに相手にあきれられてしまっています。

変態者じゃありあせんよ、
ただセクシャルエネルギーに恐れがあったり、嫌悪感がある普通の人です。
遥さんのような人はいっぱいいます。
確かに今考えられているように
男女のふれあいがないと子供をつくったり、夫婦生活ができなかったりで
結婚生活は難しいかもしれません。
ですが、心理的なものが原因でセクシャルエネルギーが怖いというので
あれば原因がわかれば、その原因に対してどうしていけばいいというのが解りますからセクシャルエネルギーへの恐れを無くしていけると思いますよ。
もしかすると時間はかかるかもわかりませんが、
じっくりと取り組む価値はあると思います。
そして、ゆっくりとなれていかれることも必要かもしれませんね。

> 時々孤独感に襲われて涙が出ます。前世かなにかの天罰なのかもしれないと
> 思ったりしてボランテイア活動を続けていますが、そういう思いが強すぎるせいか、他人とのちょうど良い付き合い方も分からなくなってきました。与えすぎてしまうのです、何事も。
> 贖罪の意識がそうさせるのでしょうか?非常に苦しいのですが

そうですね。
すごく罪の意識を背負っている感じがします。
とっても大きい罪悪感です。
罪悪感があると自分は罰せられるべきだという思いと
罪を償おうという意識が働きます。
背負わなくてもいい罪を背負って、償わなくてもいい償いをしてしまうと
人との距離がわからなくなってしまいます。
そして償いの為に与えすぎてすぎます。
今背負っている罪の意識を下ろしましょうね。
自分の為にも、パートナーの為にも。

> 彼にこの悩みを打ち明けていいものでしょうか?
> 言うとそんな女に用はないよ と言われるのではないかと思うと
> 怖くてたまりません。一人で楽しく生きていくための努力もしているのですが、彼に執着している醜い自分もいます。

嫌われてしまかと思うと怖いですね。
お気持ち解ります。
もし、セクシャルエネルギーへの恐れを乗り越えるのに時間がかかるようなら、
彼に悩みを打ちあけて協力してもらうのもいいかと思います。
彼と結婚や、真剣なお付き合いをするのであれば
SEXの話題もでてくるとおもいます。
長い付き合いになるとSEXは避けてとおれない問題になります。
今すぐに言わなくてもいいと思いますが、
彼とお付き合いするならSEXの話はいつかでてくると思っといたほうがいいとおもいます。
それまでに心の中で、悩みについて整理されとくのもいいと思います。

> このような状態の人ってなんという名前なのでしょうか?
> なんとなく悲観的な思想ではなくて、この感覚が、劇的に変わることはないような
> 直感がしています。
> 同じような人って存在するのでしょうか? その人たちはどんな生活を
> 送っているのでしょうか。

性に対する嫌悪感に対しては性嫌悪症などがあります
遥さんがその名称にあてはまるかは医者でないといえませんが
性に対する嫌悪感がある人はいっぱいいます。
性に対する嫌悪がある人は結婚している人だったらセックスレス(結婚してから
1回もセックスがない場合もあります)をのりこえようと心理的な原因をさがしたり、嫌悪を取っていく為にセラピーを受けたりしている方もいます。
もちろん結婚ともなれば二人の問題ですからパートナーと話し合って協力しあって乗り越えようとしています。
結婚していない人も性への嫌悪をなんとかしようと取り組んでる方はいっぱいいます。
遥さん一人じゃないですよ。
乗り越えていきましょうね。
そして、欲しい幸せのかたちをつかみましょうね。
それでは失礼します。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。