相談者名 | あき |
初めまして。 誰に相談していいのかわからずいたのですが、良ければ相談にのって頂きたいです。 私には2歳年上(26歳)の好きな人がいます。 知り合って割とすぐに身体の関係を持ってしまい、 それ以降、彼の仕事が終わったら家に来て私が作ったご飯を一緒に食べ、 翌日の夕方頃まで一緒に過ごすという感じで定期的に会う関係が約1年続いています。定期的に会う仲かは知りませんが、彼には他にもこういう関係の女性がいると思います。 そして途中で知ったのですが、彼には長年付き合っている彼女(おそらく10年程)がいるようです。それも彼は一切口にしたことがなく、知人から聞いて知りました。ここまででも彼は全く誠実な人なんかではなく、私はただの都合の良い女なのはよくわかりますが、一緒にいるときはとても幸せで、彼と会えなくなるのが怖くて今までずるずる来てしまいました。 ですが先日やっと離れる決意をしたので、彼に電話をしてみたところ「電話してくれてありがとう。今ちょっと仕事がいろいろ忙しいから、落ち着いたら遊ぼう。ごめんね」と言われ、あっちが電車の中のせいもあったと思うのですが、いつもより声が冷たく感じてしまい、私はただ、「わかった、ありがとう。」と言って電話を切りました。彼の仕事は少し特殊だし、仕事が1番で、そういう姿勢や気持ちも知っていて尊敬しているので、仕事が忙しいからと言われることに対しては何も思わないです。 でも気持ち的に不安定なせいか、「もうこのまま会えないんじゃないか。連絡なんかないんじゃないか。」と考えてしまい、今待っていることがとてもつらいです。今まで「好きっていって」とか「俺のこと好き?」と聞かれれば「好きだよ」と答えたり、甘えたり、甘えられたりはしてきたのですが、自分から気持ちを言ったことがあまりなかったので、関係を断つなら絶対に気持ちをちゃんと伝えてからキッパリ切りたいのに、もう会えないような気がしてしまい、気持ちだけが焦ってしまい、毎日不安に駆られています。ぐちゃぐちゃな内容になってしまいましたが、私は今どうすれば良いのでしょうか。落ち着くまでただ待っているのが良いのでしょうか | |
カウンセラー | 池尾昌紀 |
あきさん 池尾昌紀と申します。ご相談ありがとうございます。彼との関係について、ご相談内容を伺いますと、確かに曖昧で、別れを決意されるのも自然な思いではないかと感じます。 ただ、別れを決意したものの、それを伝えられていないというところが苦しみの大きな一つになっておられると思います。 あきさんは、思いを伝えようと行動されました。 意を決して電話をしてみたところ、ちょうど相手が電車の中で、込み入った話ができなかった、とのお話でした。 ただでさえ、彼と別れることに対しては、不安なはずなんです。 これだけでも大変だと思うのですが、この抑えていた気持ちが上がってくるのに加えて、他の気持ちも上がってきているのが、苦しみを大きくしているように思います。 あきさんが、抑えていた気持ちは、彼と別れた後の不安だけではなくて、元々持っておられた、彼との関係そのものへの不安もお持ちだったと思うのです。 「もうこのまま会えないんじゃないか。連絡なんかないんじゃないか。」と書かれておられるのは、今までのお付き合いの間、常に持っていたものではないでしょうか。 今までのこと、これからのこと。様々な思いが、今回の出来事をきっかけに、上がってきてしまっているとしたら、それは本当に辛いと思うのです。 ですので、まずは、こんな風に、様々な思いが重なり合っているから、大変なんだな、と思ってみてあげてください。 今の自分の状態を知るだけでも、心は落ち着く事があります。 さて、それではどうしたらいいのでしょう。 もう一度ここで思い出していただきたいことがあります。 それは、あきさんが別れを決意された「勇気」なんです。 どうして、あきさんは、この大きな決意をされたのでしょうか。 いろんな理由があったと思いますが、別れを決意した勇気を持てたのは確かなことです。 私の幸せを考えてのことかもしれません。 それを思い出してみて下さい。 別れの決意、というのは、本当に大きな決断です。 その勇気を持てた時というのは、今、を見ていたのではないのではないでしょうか。 私の、友達の、そして彼の、いろんな意味での未来を見ていたのではないかと思います。 それを思い出したり、思いを巡らせてみて下さい。 この先、私はどんな私になりたいだろう。 そして、今、あなたを応援している人たちの姿を想像してみましょう。 もし、あなたを応援している人がいないと思われるのでしたら、必ず応援してくれる人がいる、と思って周りの人を思い返してみてください。 気がついていないだけで、必ず応援している人はいます。 こうした未来に思いをはせたり、応援してくれる人に思いを巡らせたりすることは、あきさんの勇気を大きく後押ししてくれます。 その後押しを思いながら、改めて、その勇気を使ってみてください。 勇気がなくなってきたら、繰り返し、こうした思いに戻ってみていただけたらと思います。 あなたは、本当に大きな勇気を持っている方なのです。 そんなあなたを、私も応援しています。 ご相談ありがとうございました。 |