主人との別居

相談者名
まみ
結婚三年目、子供が一人いる専業主婦です。
よろしくお願いいたします。自営業の実家を継いでいる主人と結婚して、嫁いだものの、
その土地になじめず、彼の実家にもなじめず、車で一時間半くらいの
私の実家にほとんど、帰っているような結婚生活が最初から続き、
今は半年くらい、実家に帰っています。

何が最初の原因か自分ではよくわかりません。
いろいろなことがからまって、解けなくなったような感じです。

主人の実家とは車で十分くらいです。
私はなれない土地で、一人っきりの子育て、誰も知り合いがいない
状態に耐えられず、主人にいつもあたってばかりいました。
彼は妹が二人いるんですが、ちょくちょく実家に帰っているようで
私は取り付くしまも無い状態です。
これからずっと付き合うのかと思うと・・・怖くてたまりません。
主人は(一人暮らしもしたことがない)いつも自分の親と一緒で、自分の育った土地で、
今までと変わらない生活ができるのに・・・・
どうして私だけ、こんなに寂しい思いをするの?
私だって自分の親と仲良くしたいのに・・・
と、嫉妬のような感情をおさえられないのです。
さみしい、いつも一人・・
主人はきっと結婚しても私よりも実家の家族との絆方が大事なんだ。
私なんかいなくていいんだ。
私は都合よく、嫁になってくれたから、結婚しただけなんだ
と被害者意識ばかり強くなり、もう耐えられなくなりました。
まるで、結婚して嫁にもらったら、こっちのもんだ、
こっちの家の人間になったんだから、こちらに合わせて当然だという
ような感じなんです。古いと言うか・・・。
うまくやった・・とでも思っていそうです。

私が、もう少し、私の実家の近くに住みたいといったときに、
烈火のごとく反対します。言語道断!と言う感じです。
いやならおまえが出て行け。おれはこの土地から、一歩もでない。
と怒鳴られます。
「おまえは俺の家族がきらいなんだろう、そんなのなら、どこに住んだって一緒だ!!」
と。
あの時の剣幕を思い出すと,この人に私はついていっていいのだろうか
いいようにされて、都合が悪いと、いらないよといわれるのではないか
と思ってしまうのです。私への愛情なんてない。
そう思うと、情けなくて、苦しくて、悔しくて、
悲しくて、もう、そのことを言い出す気にもなりません。
もう傷つくのが怖いです。

私が自分で彼から離れて自分の行き方を探すしかないんです。
離婚もなんども考えましたが、一人で子供を育てる自信など無く、
彼も子供はとてもかわいがるので、引き離したくないというのも
ありました。

主人はいつも自分の家族の味方ばかりするような気がします。
もともと八方美人で、人から嫌われるのがいやなようで、誰にでも見せかけは
いい顔をします。それゆえに、信じることもできません。
いつか裏切られそうです。いろんな意味で。不安です。
結婚するまでの顔は表向きの顔だったのだなと実感しました。
するまでとした後では態度ががらりとかわりました。

そして、仕事がとても忙しく、そのことで、一杯一杯のようで、
私のこの叫びは聞く耳もちません。
[おまえより仕事の方が大事だ、文句あるか!!」と
喧嘩になったときに言われました。

私はムショウに寂しいです。
結婚したのに彼はいつまでも自分の家族しかみていない。
普通のサラリーマンと結婚していたら、こんなことに
ならなかったかもしれない。二人の家庭を純粋に築けたかもしれない・・・と。
自分でももっと、彼の仕事に理解を示して、協力したほうがいいんじゃないか
と思いますが、あの苦しさを思い出すともう二度といやで、
帰る事ができません。
あの疎外感、さみしさ。私には耐えられなかった。何度も同じ事を繰り返しました。
人からみれば、そんなことくらいで、、、、とおもわれるかもしれない。
だけど、私にはできなかったのです。
自分を責めながら毎日過ごしているような気がします。
根本的にお互い心がつながっていないのです。

実家にいても、近所の目を気にする自分がいてものすごくいやです。
これから、どうなるのだろう、、、私に何か、トラウマのような
ものがあるのだろうか・・・と考えています。

今までなんども自分なりに頑張って、子供のためにも
仲良くやっていければと思い、帰ってはまた、実家にもどり
と言う生活を続けていましたが、体調を崩してしまい、
自分でもこんなにストレスになっていたのか・・・と
ほんとうに驚きました。体重も落ちていきましたし。
友達にも「がりがりになって。どうしたの?」と言われる始末。

自分でもよくわからない。
もう、こわいです。恐怖感さえ、感じます。
あの、小姑たちの私を見る視線。あの空気。
あの、知り合いも無い、孤独な育児だけの生活。
そして、喧嘩しかない日々・・・。
結婚を後悔しました。もっと考えてすればよかったと。
子供を産んだことを除いては。

彼は私の実家にちょくちょく来てくれますが、その時は普通に話せるんです。
子供と三人で出かけたりもします。
でも、あの土地で暮らすとなると、とたんに上手くいきません。
どうしようもない感情があふれてきて、自分が自分でなくなってしまうのです。

子供を産んでからはセックスレスでした。
寂しさ、孤独感を少しも分かってくれない夫に
嫌悪感も感じました。信じられない。もう触らないで欲しいとまで思いました。
一回、試そうとしましたが、私が受け入れられなくて、
それ以来一回も誘ってきません。

もうセックスする対象に見えないというのが正直なところです。
まるで身内とするようで、とても恥ずかしいです。

私は、昔から父と折り合いが悪く、早く家をでたいとずっと願ってきました。
焦って結婚したことを後悔しています。
もっと私の力量にあった結婚を冷静に見極めたらよかったです。
父とのその確執が私のなかで、なんらかの影響をあたえているのかもしれない。

むかしから、私と父がしゃべると、母の機嫌が悪くなるので、
私は自然に父を避けるようになったような気がします。
父と私が仲がよくなると、母が怒る、父と険悪になる。
私が父と仲が悪ければ、母は機嫌がいいのだ・・・と感じていた。

それが積み重なって、もう自動反応のように、私が嫌われていれば
他の人は安泰に過ごせるんだ私が嫌われればいいのだと思ってしまう
ようになりました。自分が犠牲になれば母は機嫌がいいのだと。
自分が身を引けば何事も解決するのだと。

いろんなことにその癖がでているのかもしれないです。

支離滅裂な文章で申し訳ありません。
思いつくことを書いてしまいました。
子供のためにもどうにかして笑顔になりたいです。

カウンセラー
根本裕幸(退会)
まみさん、こんばんわ。根本です。
お返事大変お待たせしまして申し訳ありません。
ご相談ありがとうございます。ご主人からの言葉もきつく、相当辛い感情を溜め込まれているようですね。
このご主人との関係を見つめていく上で、まずは、自分の心を楽にしてあげることの方を先に進められたほうが良いかもしれません。

心の中に溜め込まれている感情を外に解放してあげるだけで、心はすっきりしていきます。
また、誰か頼れる存在や話を聞いてくれる存在を見つけるだけで、心に余裕も出来てくるんですね。
あるお客さんがおっしゃって下さったんですね。
「しんどいからカウンセリング受けようと予約を入れると、途端に心が軽くなるんです」
「何かしんどいことがあったらカウンセリングに行けばいい、と思えるようになってから、すごく楽になりました」

そういう気持ちを持てれば、今の問題に向き合っていく勇気も沸いてくるものです。

まみさんにとって(カウンセリングを使うかどうかは別にして)、まずは自分自身の気持ちを楽にしてあげよう、解放してあげようとしてみてくださいね。

その上で、のお話になりますが、今ご主人との関係やご主人の実家との関係において、とても辛い思いをされていますよね。
でも、厳しい言い方になりますが、これがまみさんご夫婦が3年かけて作ってきた姿だってことをまずは受け入れてみてください。
望んだ結果ではありませんし、これで終わると決まったわけではないので、通過点なのですが、このことを受け入れることはすごく大切なことです。

そして、二人で作って来た一つの結果なんだ、と受け入れられた時に、心はそれを解決する方向に動き始めることができます。
誰かのせいにしてしまうと、その誰かを責め続ける自分ができてしまいますね。
そうすると、その人が解決してくれなければ、その人が変わらなければ問題は解決しないように感じてしまうものです。
そうすると、とても“待つ”状態になりますから、苦しみは一層増大していきます。
ですから、自分から解決していく姿勢がとても大切ですね。

まみさんは結婚生活の中ですごく我慢したり、気を遣ってこられたことがあったみたいですね。
もう限界、と実家に戻るまでは相当頑張ってこられたことと思います。
なかなか普通の人にはできないこともやってこられたのかもしれません。

まみさんはどんなことを我慢してこられたのでしょうか。
いくつくらい思いつくでしょうか。

そして、同時にご主人はどんなことを我慢してきたと思われますか?
先ほど思いついた分だけ、リストアップしてみてください。

パートナーシップは表面的には折り合いが合わずとも、内面的にはイコールであることが少なくありません。
自分が我慢している分、パートナーも何かを我慢していることが少なくありません。

これからどうするかはひとまず置いておいて、こんな風に改めて二人の3年間を振り返ってみてはいかがでしょうか。

> むかしから、私と父がしゃべると、母の機嫌が悪くなるので、
> 私は自然に父を避けるようになったような気がします。
> 父と私が仲がよくなると、母が怒る、父と険悪になる。
> 私が父と仲が悪ければ、母は機嫌がいいのだ・・・と感じていた。

何か今のまみさんとご主人とお子さんの関係に似ているようなところもありませんか?

お父さんとの確執が影響している点はぬぐえないと思います。
何かお父さんから逃げる目的で結婚したようなところもあるのでしょうか。

心の世界というのは不思議なもので、ある時点で解決できなかった問題は、必ず次のプロセスに持ち越されるものなんですね。
ですから、まみさんもお父さんとの関係(それは男性との関係)の不具合を、ご主人との関係にも持ち込んでしまったようなところもあるかもしれません。

そうすると内面的には、ご主人との関係を見ていく前に、お父さんとの関係を見つめなおして見ることも大切なプロセスになるのではないでしょうか。

> それが積み重なって、もう自動反応のように、私が嫌われていれば
> 他の人は安泰に過ごせるんだ私が嫌われればいいのだと思ってしまう
> ようになりました。自分が犠牲になれば母は機嫌がいいのだと。
> 自分が身を引けば何事も解決するのだと。

このことはまみさんの人生に大きな影響を与えているのではないでしょうか。
ご主人に対しても、その実家でも、ついついこの癖を発揮してしまったところはありませんか?

僕としては、もう少しお父さんとの関係や、まみさんの育ってきた環境について、もう少しお話を聞きたいな、という感じです。
解決のヒントはそこにありそうですしね。

でも、まずは自分のしんどい気持ちを誰かに聴いてもらうところからはじめてみてください。
無料やボランティアのカウンセリングもありますから、一旦、心をスッキリさせて、そして、自分の心と向き合っていきましょう。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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