相談者名 | あみ |
初めまして。ご相談させて下さい。 8年前に1年半付き合いを重ね結婚し、昨年離婚しました。 困惑しました。 そして一人の男性と出会い恋をしました。半年ほど続きましたが結局終わりました。終わりにした日に夫に全てを告白しました。夫は「辛かったね」と言い、「美味しいものでも食べに出掛けよう」と何も無かったように振舞っていました。 一人暮らしを始めた私の周りには交際を求める人が何人か現れました。別居後1年経って、恋人が出来ました。外国人で日本に暮らしている人ではないので初めは気楽に考えていたのですが、彼の真剣な思いを聞き、私の置かれている状況を説明しました。離婚していないと。でも彼は待つと言い国へ帰ってたのです。半年近く彼とは離れていましたが、電話と電子メールと数々の彼からの贈り物で繋がっていました。そして去年の夏に再開。プロポーズされました。まだ離婚していないから、と断りましたが恋人ではあり、3ヶ月一緒に暮らしました。 悩んだ末、昨年の暮れに離婚しました。 彼氏は大喜びでした。早速彼の祖国へ行き、彼の両親にもご挨拶しました。私の年齢を考えると、一刻も早く子供を作ろうという話がでています。彼の両親もそう願っています。 順風満帆のように見えますが、彼の仕事のこと、将来どの国で暮らすのか、私達は言葉の壁以外にも乗り越えなくてはならないことがたくさんあります。 夫は、またやり直せる日がくるのでは?と思っているようです。外人と付き合ってても、きっとイヤになる日が来ると。 私は自分でどうすればいいのか分からないのです。 私の身内は新しい彼を好きだと言ってくれます。でも別れた夫も元へ帰ってあげた方が、結局はいいのだと言います。友人達もほぼ同意見です。 情けない話ですが、どうのように道筋立てて考えればよいのか、ご助言下さい。 | |
カウンセラー | 根本裕幸(退会) |
あみさん、こんばんわ。根本です。 ご相談ありがとうございました。後ろ髪を引かれる思いがたくさんあるようですね。 お話を拝見していると、表面的(法律的?社会的?)には夫婦の関係は終わってしまっていますけど、心理的にはまだまだ続いてしまっているようですね。 あみさん自身、すごく実感されていることかと思いますが、僕達の日常や行動に一番大きな影響を及ぼすのは、心理的な側面=感情・気持ちであることがすごく多いようです。 僕はそれが罪悪感のような気がしています。 ご主人はとても優しい方で、恐らくセックスの面を除けば幸せな一生が補償されていたかと思うんです。 でも、そんな私が彼を裏切ってしまった・・・。 また、ご主人との間でまだ何か解決方法があったのではないか?まだ何か手を打てば、やり直すことができたのではないか?といった、何かを遣り残してしまったような感覚があるのかもしれません。 そして、ある意味、外出したときに「あ、ガスの元栓締めたかな?」と思ってしまったときのように、確認するまでは外出先でもついつい気になってしまう事象に似ているような感じです。 外国人の新しい彼との間で新しい自分を発見し、将来への希望も持ち始める一方で、心の一部は未だに前のご主人のところに置き忘れてきたようです。 まずは、そんな素直な気持ちを整理していこうと思ってみてはいかがでしょうか? > 私も彼が好きでしたがセックス無しの生活は、20代後半から一生女を捨てるという気がしたのです。セックスが全てだなんて思ってませんが、肌が触れ合うことで この葛藤は本当に強いものではなかったでしょうか? > 私達は別居してからも毎週のように一緒に食事をしたり、時には海外旅行へ行ったりしました。旅行へ行った時は少しは期待したのですが、半面、私は夫を裏切った身なのだと夫とのセックスはもう無理だと考えるようになっていました。 裏切ってしまった時の気持ち、今でもありありと思い出せるのではないでしょうか? 夫婦の間では特にお互いの心理的なバランスが取られるんですね。 そこでは“良い人”であるご主人側にも問題があることが多いんですね。 ご主人が家電製品を買いに付き合ってくれたり、ひたすら自分を待ち続けている姿を感じたりすると、たまらなく強い罪悪感が襲ってくるのではないでしょうか。 > 情けない話ですが、どうのように道筋立てて考えればよいのか、ご助言下さい。 気持ちを少しずつ整理していくのが今は一番ですね。 あみさん自身、ご主人との関係以外でも、我慢したり、犠牲したり、いい子をしたり、そんなことってなかったでしょうか? 今は自分自身を見つめなおして、自分の心の中にある感情や、不自然なパターン(我慢してしまう癖、など)を見つけていくのがいいでしょう。 長い目で見たときには自分を許していくことが目標になるかと思いますが、まずは、心の中を整理してみながら、前のご主人や新しい彼との関係を見つめていきましょう。 機会があれば、またお話しましょうね。 ありがとうございました。 |