触れられるのも嫌な夫とは離婚した方がいいのでしょうか?

相談者名
うさぎ
私は結婚して1年8ヶ月 まだ子供はいません。主人との関係について悩んでいます。
。今主人にたいする気持ちがありません。セックスもいやだし、触られることすらだめです。
結婚してからケンカが絶えず、ケンカをすると主人は大きな声をだしたり、物にあた
りました。一年半くらいそんな感じでだんだん怒り方もひどくなってきたため私は、主人の父に相談し主人は父親から注意をうけ、今はおさっまています。しかし私の恐怖心がとれません。少しの口げんかでまた怒りはしないかと、胸が張り裂けそうにドキドキします。また
夜中「俺は頭にきて寝れない」と起こされていたので、主人が寝るまで安心して寝れず、
怖くて同じ布団でもねれません。今はおさまっているけどまたおこりだすのではとおもったりします。それと主人の少し子供っぽい態度に対しても気持ちがさめたのかもしれません。
私は頼りたいのに一緒にいると私がしっかりしないとというう感じになります。例えば
第3者が間にはいると私のほうが話しをしたりします。まかせておけないというか、
頼りない面を多くみます。私が母親?と感じることも少なくありません。
私は甘えてこられるのがすごくいやなのでたまに「甘えないでよ」と言うとものすごく
おこります。
そんな感じでキスもがんばってするのですがやはりいやっがてしまうことがあるので
それに対しすごく怒ります。私のことをおかしいといいます。セックスもがんばって
します。でもセックスも一方的で私はぜんぜん感じることができません。頑張ってすることがおかしいと思うかもしれませんが、セックスをしないとものすごく怒るので怒らないためにします。セックスをしないのは性的暴力だともいわれました。せめて楽しくできればと、こうしてほしいと言ったのですが真剣に聞いてもらえませんでした。

主人は普段はやさしいのです。周りからもすごくいい人といわれています。家事も手伝ってくれ、うちの両親とも仲良くしてくれます。
しかし、これからも一緒にいたいかといわれればそうではないのです。結婚してなかったらすぐ別れたのにとおもいます。
私も悪いところがあります。相手のこと大切にする気持ちに欠けているとおもいます。
また、私は母子家庭で育ったためか、どうしても父親像を求めてしまいます。いつでも頼りになってほしい。話をきいてほしい。大きく受け止めてほしい。甘えていたい。そんな気持ちがつよいのです。
この不安な気持ちをわっかてほしいと思い主人に「私きちんと向き合えてないよね]
というと、[もう家出て行けば」と怒り出し主人が出ていってしまいました。
今も帰ってきたら怖いと心はビクビクしています。
離婚しようか悩んでます。「そんなの離婚の理由にならない」と自分の母からとめられました。
我慢して夫婦続けるべきなのでしょうか
自分でまだこれからどうしていけばよいか決断できず子供もつっくていません
本当に悩んでいます
アドバイスお願いします

カウンセラー
根本裕幸(退会)
うさぎさん、こんばんわ。根本です。
お待たせしました。
ご相談ありがとうございます。文面からもご主人に対する嫌悪感がとても伝わってきますね。
今現在も相当我慢していらっしゃって、それがもう限界に来ているような感じですね。
今の状況をあと何年も続くと思えば、それだけで絶望してしまうでしょう。

> 結婚してからケンカが絶えず、ケンカをすると主人は大きな声をだしたり、物にあたりました。

大声を出されたり、物に当たられると、うさぎさん自身、ものすごく怖い気持ちになりませんか?
感覚的に、殺される、危害を加えられる、という恐れも出てくることがあるかもしれませんね。
もし、強い恐れを感じるとしたら、なぜ、そんな風に感じてしまうんだろう?って思ってみるといいかもしれません。
うさぎさんが母子家庭で育ったというところに僕は注目したいですね。

それから、ケンカの原因は些細な食い違いからかもしれませんが、どんなケンカになるのでしょうか。
お互いに言いたい事を言い合うような感じでしょうか。
それともどちらかが一方的に罵るような感じでしょうか。

また、そのときどんな言葉を吐き出しているのでしょうか。
きっとその言葉にも何らかのパターンがあると思うんですね。
いつも行き着くポイントみたいなところかな。
例えばよくあるのが「何で分かってくれないんだ」「あなたこそ、分かってないじゃないの」という“理解”に関するケンカ。
それから、「なんでしてくれないんだ」「あなただって、何もしてくれない」という“欲求”に関するケンカ。

そんなところでお互いが持っている不満が共通していることに気付けるものですが、同時にお互いが今注目しなければならないポイントを指し示してもくれます。

> それと主人の少し子供っぽい態度に対しても気持ちがさめたのかもしれません。
> 私は頼りたいのに一緒にいると私がしっかりしないとというう感じになります。例えば
> 第3者が間にはいると私のほうが話しをしたりします。まかせておけないというか、
> 頼りない面を多くみます。私が母親?と感じることも少なくありません。

彼が怒って声を張り上げたり、モノに当たったりするのも、子どもっぽさの現れのような感じですね。
まるで、だだをこねている子どものように見えることも少なくないんじゃないかと思います。
それゆえに、うさぎさんとしても余計「私がしっかりしなきゃ」って思ってしまうのかもしれませんね。
でも、それって悪循環になっていませんか?
「しっかりしなきゃ」としっかりすればするほど、彼は子どもっぽくなって、また任せてはおけないって気持ちになって、また「しっかりしなきゃ」と感じてしまう。
そうすると、本当は私だって甘えたいのに何でよ!!って怒りも出てきてしまいますね。
そうして、今は最初から「何でよ!」って怒りばかりが出てくるようになってしまっていますね。

そこでちょっとした疑問なのですが・・・。
どうして彼はそんなに甘えたなのでしょうか?
うさぎさんが怒っている理由はよく分かりますが、彼が怒っているのはどんな理由があるのでしょうか?

> そんな感じでキスもがんばってするのですがやはりいやっがてしまうことがあるので
> それに対しすごく怒ります。私のことをおかしいといいます。セックスもがんばって
> します。でもセックスも一方的で私はぜんぜん感じることができません。頑張ってすることがおかしいと思うかもしれませんが、セックスをしないとものすごく怒るので怒らないためにします。セックスをしないのは性的暴力だともいわれました。せめて楽しくできればと、こうしてほしいと言ったのですが真剣に聞いてもらえませんでした。

セックスやキスを頑張ってするのは、ちょっと・・・ですよね。
それにセックスをしないのが性的暴力だというのならば、今のうさぎさんは毎回レイプされているような感じではないでしょうか。

毎回脅され、怒られ、恐怖心から受け入れてしまうわけですよね。
それでは全然よくないし、楽しめないし、むしろ、痛みの方が強くなるのかもしれません。

> 主人は普段はやさしいのです。周りからもすごくいい人といわれています。家事も手伝ってくれ、うちの両親とも仲良くしてくれます。

なるほど・・・。
彼も相当色々なことに我慢しているような感じはしませんか?

パートナーシップってどんな関係が悪化していても、潜在意識的に見ると同じ感情で苦しんでいることが多いんです。
距離が近いからお互い感情を共有してしまうところがあるんですね。
ですから、今うさぎさんが感じているような気持ちを、彼も何らかの形で感じているのかもしれません。
もちろん、うさぎさんは彼に対して感じていらして、彼は仕事や周りの人に対して感じているのかもしれませんけどね。

それから“いい人”というのは、本当の“いい人”である場合を除けば、強い恐れや我慢をしている人に多いですね。
嫌われないように、好かれるように行動してしまうので、自分の気持ちはいつも後回しにしてしまいます。
そうすると、感情って死んでるわけではないですから、その後回しにされた気持ち(怒りや悲しみや寂しさなど)はどんどん心の中に溜まっていってしまうんです。
それが家族など、気を許せる場に来ると一気に吐き出してしまうわけですね。
だから、内弁慶の外地蔵、なんてことわざもできるくらいです。

今はまずはうさぎさん自身、溜め込んでしまっている感情をどんな形でもいいから、解放してあげたいですが、その次は彼のそんな「我慢」を見つめていくのもいいでしょう。

> また、私は母子家庭で育ったためか、どうしても父親像を求めてしまいます。いつでも頼りになってほしい。話をきいてほしい。大きく受け止めてほしい。甘えていたい。そんな気持ちがつよいのです。

僕が注目したいのはこの点です。
きっとお母さんもうさぎさん自身も苦労されてきたのではないでしょうか。
そして、お父さんがいなかった分だけ、男性に対して潜在的な恐れを抱いてしまっているのかもしれません。
それはお父さんがどんな形でいなくなられたのかにもよりますが、うさぎさんとお父さんとの関係、ご両親の関係などを振り返ってみたいところです。
そこに今の問題へと至るヒントが色々隠れているような気がします。

特にお父さんがいない環境で育つと常に自分の弱さや守ってくれる人がいない心細さを感じてしまうものだと思うんです。
今のうさぎさんが求めているのはそんな要素ですね。
(同時に彼にはそんな部分はないと強く感じてしまっているところですね)

それから、彼はお母さんと何か問題を抱えているのでしょうか?
うさぎさんは“お父さん”を求める一方で、彼は“お母さん”をうさぎさんに求めているようなところがあるのかもしれません。(彼の態度から察するに・・・ですが)

でも、彼一人の問題とせずに、自分の非も認められて、うさぎさんは大人の女性ですね。
(それゆえ彼が一層子どもに感じられてしまうのかもしれませんが)
それは素晴らしいことだと思いますよ。

> 離婚しようか悩んでます。「そんなの離婚の理由にならない」と自分の母からとめられました。
> 我慢して夫婦続けるべきなのでしょうか
> 自分でまだこれからどうしていけばよいか決断できず子供もつっくていません

うさぎさんと同じ境遇に置かれたとしたら、誰でも胃に穴があくほど悩んでしまうものだと思います。
特に最後は自分で決めなきゃ、と思う分だけ慎重にプレッシャーになってしまいますね。

それに我慢ももう限界に近いような感じですから、僕の提案としては、まずは心の中の色んなストレスを解放してあげることを最初にしてあげたいですね。
感情はどんなものでも、向き合って感じてあげれば自然と解放されるものです。
でも、我慢したり、抑圧したりして心の中に止めておくととても辛い状況になってしまいます。
それはちょうどゴミをいつも持ち歩いているようなもので、気分は悪くなるし、イライラするし、臭いし、、、と平静な心を失ってしまいます。

今のような状況であったとしても、感じている感情を解放してあげれば、心に余裕を作ることができます。
その余裕がないと人は謝った判断をしてしまうので、それまでは離婚するかどうかの結論を出さないことをお勧めしたいですね。
うさぎさんには見えなくなってしまった彼の長所、あるいは彼に惚れたポイントなどが今もまだ心の別の部分にはあると思うんですね。
それを怒りや不満が覆い隠してしまっているような状況ですから、まずは、その感情をすっきりさせてあげたいです。

ですから、今はそんな風に感情を解放していくことを大切にしてみてください。
それは自分の心を大切にすることでもありますから、是非お勧めしたいです。

そして、少し余裕が持てるようになれば、今の状況もまた違った角度から眺めることができます。
例えば、彼の怒りや恐れを正面から受け止めてあげられるようになったり、理解してあげられるようにもなるでしょう。
彼の怒りから恐れを感じるだけの状態から、その奥の悲しみや寂しさなどの感情に気付いてあげる事もできるようになるでしょう。

また余裕が出来てくると同時に彼の側にも少し変化が見られるようになると思います。
自分が変わった分だけ、相手も変わるものですからね。
それは怒りが静まったり、コミュニケーションが今よりもまともに取れるようになったり、ふとした瞬間に彼が誰にも話さなかった本音を語ってくれたり。

パートナーシップって先ほども言いましたように、何かの感情で常に繋がっているものです。
だから、自分の問題が相手の問題となり、相手の問題が自分の問題になるんですね。
本当はそれを二人で乗り越えていくのがいいのですが、今のお二人にはその余裕はあまりないでしょう。(また、そんな気持ちも湧いてこないでしょう)
ですから、まずは自分の心を見つめていき、そこで過去の痛みを手放したり、苦しい感情を手放すことで、まずはうさぎさんが楽になりましょう。
自分の心を見つめるとそれだけで少し心が楽になるものです。
そうしてから、離婚を再度考えても遅くはないと思うんですね。

そして、何よりも大切なことは「幸せになりたい!」「幸せな家庭を作りたい!」と思うことです。
それが自分を導いてくれるようになりますからね。

うさぎさんは一生懸命やってらっしゃいますから、きっと幸せになれる方だと思っています。
長々と書いてしまいましたが、参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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