相談者名 | milk |
私は30代の独身女性です。 去年彼氏と別れて以来、転職活動や新しい地での生活で忙しくしています。しかし最近周りがバタバタと結婚あるいは妊娠などで、落ち込むことが多いのです。もちろん自分は自分なので、焦っても仕方がないとは思っているのですがやはりさみしい気持ちと焦る気持ちでとても落ち込む時が頻繁にあります。 幸せそうにしている友達と会うのが辛いので嘘をついて誘いを断ったりもしています。すごく罪悪感を感じますが、一緒に話していると自分がみじめに思えてきてどうしても普通にふるまえないのです。 これからもずっとそういう気持ちでいるのかなあと思ったりするとしんどくてたまりません。自分なりに一人の時間を楽しもうとはしているのですが、友達といるとその気持ちが乱されます。だからと言って今まで仲良くしていた友達と離れるのもさみしいなあという気もしますし、こういった気持ちはどのように対処したらいいのでしょうか? | |
カウンセラー | 向井康浩 |
milkさん、はじめまして。向井康浩と言います。 無料相談コーナーの御利用ありがとうございます。まず私共の一番のお薦めは「感じる」です。今milkさんが感じてるものがあれば、おさえないでそのまま感じてみてください。感じなくなるまで感じ切ってみてください。 さみしさ・みじめ・焦り・罪悪感などを含めた怖れや不安の感情ほど、ガマンしたり抑圧して開放する機会って、普段はなかなかないと思います。行き場がなくなった感情は、そのまま残ります。 残った感情は一旦おさまったように思えても、開放されなければ再び出ます。開放されるまで、また出ます。実は向井も昔はそのたびに抑えたものでしたが、結局同じことの繰り返しでした。 立ち返って「感じる」をやってみてはじめて、それが一番ラクになるための手立てと体感しました。 慣れないうちは一人でおやりになるよりは、どなたかと一緒にやってみてください。(多分、専門家がいいと思います。選択肢の中に、私共も加えてくだされば幸いです。)怖れや不安の下には、本当の自分の気持ち(「私、本当はこうしてみたい。」)が隠れてます。気づきやひらめきのような感じで、浮かんでくると思います。 今回の御相談内容をあらためて拝見すると、milkさんが幸せそうにしてるお友達をみて感じたこと。それはもしかするとmilkさんが割り切ったり、「もうどうでもいいや・・・。」と、あきらめたものと関係はないでしょうか?幸せそうなお友達を見て感じたことと、無関係じゃないようです。 milkさんからお問い合わせいただいた今回の御質問には、ひるがえって(別の面から)お答えをすることが、本当に必要な事と・・・向井には感じました。 milkさんの中に、まだ残り火のように存在する感情、それは・・・ 「実は私も本当は結婚したいんだ。」に気付くことじゃないでしょうか? |