睡眠リズムが変

 

相談者名
AMI
こんにちは。長年の悩みを聞いてくださいますか。
私は、昔から「寝ることが苦痛」で、現在も睡眠で苦労しています。
記憶にあるのは3~4歳から。保育園でのお昼寝は辛かったです。
子供の頃から「寝ることはつまらない」と思っていました。そして「睡眠が私のやりたいことを邪魔する」と思っていましたし、普通に寝つきが悪かったです。そしてだんだん寝る時間は遅く短くなり、高校生の時は睡眠時間が4時間半、大学生になると寝るのは2時を過ぎ、徹夜して電車の中で立って寝ることもありました。授業中寝るのも常習でした。

22歳頃から完全に朝方に寝る習慣がついてしまい、現在も続いています。
当時は4時~10時、現在は休職中というのもあり5時~10時。仕事があっても3時~8時で、朝からの仕事が辛いので9時からの仕事はしませんでした(派遣社員時)

午前中から活動を始めるのと、午後からとでは感覚的に「元気」と感じる度合いが違うように思います。
それに仕事をしている時は業務時間中に眠くなって辛く、今のうちに健康的な睡眠の習慣をつけていきたいと思います。
睡眠導入剤を使った経験はありますが、薬も続きません。

この2年ほど、寝るために、
・お風呂にゆっくり入る(本を読んだりしながら1時間強)
・ハーブティーを入れて飲む
・ハミガキやドライヤー
・アロマを焚く(寝る環境の準備)
・リフレクソロジー(自分で)

これらのことをしないと寝る体制に入れず、2時間以上かかります。
1番目の「お風呂」が翌1時ごろなので、普通に3時を過ぎてしまう・・・
という、変な習慣になってしまっています。
最初の行動を早くすればいいのでしょうが、いろんな理由で帰宅が遅い(23時頃)ことも多く、帰宅後~1時の間はプライベートの時間で、いろいろ作業をしています。

問題なのは、これらのことをしないと寝付けないと感じている点かもしれません。
子供の頃の「もっと~~したい」という感覚がまだあるのか?とか、「今~~しなければいけない」というような、ある種の強迫観念みたいなものがあるのか?と思い始めました。
よろしくお願いします。

カウンセラー
大谷常緑
AMIさんこんにちは。
初めまして。
ご相談を担当させていただく大谷です。よろしくお願いします。さて、眠ることが苦痛なのは、とても辛いですね。
翌日の朝の事が頭をよぎったりして、眠ろうと焦ってしまいますね。そうすると、
ますます眠れなくなる・・・悪循環に陥ってしまいます。「もう嫌っ」という感
じになってしまうかもしれません。

さて、この問題を解決するアプローチとして、僕は医学的な方法と心理学的な方
法の2つの方法をご提案させていただきたいと思います。
先ずは、医学的なアプローチです。
睡眠導入剤を使われた経験がおありということですが、最近は睡眠に関する専門
医も増え、その人の症状や効果をみながら睡眠薬の種類と量を調節していく方法
もあるようです。
今一度、専門医にご相談されるのも一つの方法かなぁと思います。
「睡眠薬」というと、癖になってしまうかも知れないと思ったり、睡眠薬を飲ま
なければならない私が何だか嫌という感じがするかも知れません。
でも、いかにAMIさんが苦痛無く眠れて楽になるかという目的を考えれば、例
えどんな方法であっても目的を達成すれば良いのではないかと思います。

さて、二つ目は気持ちの面からのアプローチです。
AMIさんは様々な方法で心の緊張を解きほぐして眠ろうとされているようです
が、却ってそれが時間を使う結果になってしまっているのですね。
AMIさんご自身が、
“問題なのは、これらのことをしないと寝付けないと感じている点かもしれませ
ん。”
と書いておられるのですが、僕もそう思います。

眠らなければならないという観念や眠れないという怖れがAMIさんの心の中に
あって、そのために眠りのプロセスに時間をかけられている訳ですから、これら
のプロセスと、眠らなければならないという観念を取り外してみると、心が自由
になって眠れるようになるかも知れません。

丁度休職中とのことでもありますので、眠る前に、眠るための何かをするのでは
なく、眠くなったら寝る、しかし起きる時間は一定にするという事を試してみら
れたらいかがかと思います。
最初はうまくいかないかもしれませんが、そこで駄目な自分を感じて諦めるので
はなく、継続してチャレンジしてみてください。

回答がお役に立てれば幸甚です。
ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛や夫婦間の問題、家族関係、対人関係、自己変革、ビジネスや転職、お金に関する問題などあらゆるジャンルを得意とする。 どんなご相談にも全力投球で臨み、理論的側面と感覚的側面を駆使し、また豊富な社会経験をベースとして分かりやすく優しい語り口で問題解決へと導く。日本心理学会認定心理士。