インナーチャイルドの事で。

 

相談者名
とんぼ
インナーチャイルドワークや癒着の事を見ていたときに自分の事を本当にかかれているみたいで声をあげてないてしまって、これはおかしいと思い相談したいと思いました。
良く思い出せないのですが私が小さい頃覚えていてイヤだったのが母親が私の発言が生意気で近所の人を怒らせてしまった事でなきながら「何でこんな思いをしなくてはいけないの」といった事と、幼稚園でせんせいに「かってに遊んでいなさい」と私ともう一人を放置した事と、友達と遊んでいたとき留守番といわれて仲間ハズレにされたことです。これまでで結構自由にやりたいことはしてきたのですがどうしても最終的な決定や母を困らせることは自分にしてはいけないと押し殺してきました。母自身、祖母との自立が出来ていないと専門医に診断されています。私は自分自身どうすべきなのか悩んでいます。中学生頃から強烈に自立したいと考えるようになったのです。私自身人間関係も大変下手です。いつも重度のストレスだと診断されるのですがどうしたらその心の傷を見つけられるのでしょうか?兎に角どうすれば本当の自分に合えるのかが分かりません。また、自分の努力の不足で人を愛せないのでしょうか?まとまりが無くてスミマセン。よろしくお願いします。
カウンセラー
根本裕幸(退会)
根本です。こんばんわ。とんぼさん、ご相談ありがとうございました。

> インナーチャイルドワークや癒着の事を見ていたときに自分の事を本当にかかれているみたいで声をあげてないてしまって、これはおかしいと思い相談したいと思いました。

ありがとうございます。

これ以降のお話を読ませて頂いても、幼少の頃にカギがあるような気がしますね。
記憶に残っている範囲でも色々あるようですが、それ以前、まだ2、3歳の頃に
経験していたことも何らかの影響があるのかもしれません。

僕たちは幼い頃はほとんど全員が両親(特に母親)との癒着を経験します。
お母さんにとっても初めての子育てになるわけで、不安や自信の無さを常に感じながらの
子育てになりますから、特に第一子の場合はそれが顕著な傾向があります。

それにとんぼさんのお母さんもそのお母さん(とんぼさんのおばあさん)との間に癒着を
強く残したままということであれば、それがほとんど遺伝的に伝わってしまうことも
よくあることだと思います。

きっと感情的なお母さんの前で、とんぼさん自身が自分の感情を押し殺さずには
いられない時代もあったのかもしれませんね。
それゆえに、今のとんぼさんの発想が「お母さん」中心になってしまっているような
ところはありませんでしょうか。

これが恋愛や仕事や対人関係においては、自分以外の誰かの顔色を伺ってしまったり、
必要以上に気を遣ってしまったりしてしまうかもしれませんし、何事においても
自分を後回しにして、粗末にしてしまうことだってあるかもしれません。
それがストレスになってしまい、なかなか対人関係が負担になってしまう原因かも
知れませんね。

さて、そんな心の痛みの見つけ方についてですが、心の傷っていうのは、一度付けると
癒えるまでその傷は広がっていくようなものだと考えていいでしょう。
ですから、今のとんぼさんが嫌悪感や痛みや怒りを感じる部分に何らかの心の痛みが
あると考えて差し支えありません。
それがいつからのものなのかは、やはりその感情を辿っていく事で見つけることが
できるでしょう。

例えば、誰かのある仕草に無性に怒りを感じてしまうとしたら、なんでその仕草で
自分が怒りを感じるんだろう?って思いを巡らせて見ることです。
そうすると、あ、確か中学生のときに同じような仕草をして、お母さんにこっぴどく
叱られた事があった・・・なんて気付きがあったりします。
(大抵はそんなに簡単に、うまくは見つからないものですから根気良く自分の心を
探検してみましょう)

それから、人を愛せない・・・ってお話もされていましたが、とんぼさんにとって
どうしても満たされない思いや欲求というものはありませんでしょうか。
例えば、自分が砂漠を3日もさ迷っていて喉がからからだと思って下さい。
あるとき目の前にこんこんと水が湧き出る井戸が現れました・・・。
そこにはいろんな人が周りに集まって水を飲んでいます。
さて、とんぼさんならどうするでしょうか?

この答えで自分の欲求(渇望)に対するパターンも見えてくるのですが、
大抵の人は誰彼構わず井戸に飛びついて水を飲み出すものです。
そして、その渇きが満たされるまでは他の人に水を与えようという意識すら
持つことはありません。

愛情にせよ、優しさにせよ、自分が十分もらっていないと思っている分だけ
人に分け与える余裕が持てません。
では、それが満たされるまでしなくてもいいんだろうか?というとそれもまた
違います。

過去を振り返り、色んな場面でもう一度愛を受け取り、優しさを受け取るんです。
これは僕たちはイメージワークを使うことが多いのですが、愛してもらってない、
という誤解を解く心の旅に出かけるわけです。
その途上は抵抗や否定の嵐に出会うことが多いんですが、それでもある瞬間に
雲の隙間から光が差し込み、自分が愛されていた事に気付けます。
そのときに、今の自分にも十分愛があること、それを分け与える事ができることに
気付けるわけです。

とんぼさんにできる簡単なエクササイズとしては、毎日の心日記をつけてみるのは
いかがでしょうか。
今日感じたことをただノートに記してみるだけで十分です。
そうして、まずは「今」の心と付き合ってみましょう。

お役に立てば幸いです。

それでは。

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