気分のもやもやのコントロールについて

 

相談者名
らびこ
はじめまして。
色々、サイトをみていたらここにたどり着きました。
初めて、メールいたします。
私は、ピアノ講師をしております。
最近、気分がもやもやしたり、突如不安になったりします。年齢のせい(37歳)とも思ったり、すぐ自分でコントロールは出来るのですが
何か考え方とかコントロールの仕方を教えていただきたいです。
結婚6年になるのですが。まだ子供がいません。不妊治療もしていますが、思うように結果が出ず・・・根底には、このストレスがあるの?と思っています。
ですが最近は、ま、どうにかなるかと思って、昔ほど思いつめたりすることはなくなりました。いつかできるだろうと構えられるようになりました。
治療の過程で、ホルモン剤を飲んだりで体が少し疲れて、ホルモンバランスが崩れているのかなとも思っています。(今は、治療お休み中です)
私は、どちらかというと社交的な方で友達と話したり、出かけるのが好きで、好きなことをやったりでストレスはゼロではないですが、解消できているかなーと思っています。
PMSもたまに酷くなり、漢方やサプリなど色々試しています。自分の体なので、向き合いつつ解消はできているのですが、どうにもたまに落ち着かなくなったりしたときの、対処法など教えていただけたら嬉しいです。後、私は極度の寂しがりやです。主人が留守のことが多く、凹むこともあります。仕事柄、神経を使っているのか、頭が疲れます。。。
よき、アドバイスよろしくお願いいたします。
カウンセラー
大門昌代
らびこさんはじめまして。
今回担当させていただきます大門と申します。
どうぞよろしくお願い致します。そうですね。
もしかしたら、不妊治療のストレスがあるのかもしれませんね。
今は、治療はお休み中のようですが、不妊治療というのは、女性に多くの負荷がかかってしまうもののようですので、ストレスの原因となっていることは、あり得るかと思いますね。

さて、どういうふうに自分の気持ちをコントロールしたらよいのか?というご相談ですね。
突如不安に襲われたり、招待のわからないもやもやした感じが湧いてくると、自分の気持ちなのに、自分でどうにもできないような状態になってしまいます。
ですから、その不安の正体や、もやもやした感じの正体を、ハッキリさせることができればいいなと思うのです。

とは言っても、もやもやしていたり、突如襲ってくる訳ですから、何が原因なのかハッキリさせることが、なかなか難しいものです。
ですから、原因をハッキリさせるというよりも、その「感じ」を、自分が身体のどの部分で感じているのか?と、身体を使って居場所をハッキリさせていっても良いかと思います。

例えば、不安が襲ってきたときに、「わかるとしたら、私は今身体のどこで、この不安を感じているのだろう?」と、自分の身体に意識を向けてみるのです。
正解はありません。
自分が「もしかしたら、お腹のあたりで感じているな」と思えば、きっとそうなのです。
場所がわかれば、「ああ、ここに不安があるのだな」と、不安がある場所にそっと手を当てて「ここにある」と認識してあげるのです。
これで、場所がハッキリします。
そして、その不安は、得体のしれないどこから出てきているかもわからないものではなく、「今、お腹のあたりで感じているもの」として、認識することができるのです。

そうしたら、次にそのお腹のあたりにある不安が、小さくなって消えていくところを、イメージしても良いですし、身体の上の方から出ていくようなイメージをしてもいいですね。

また、もやもやしているものがあるのだとしたら、そのもやもやも、身体のどこにあるのかを感じてみて下さい。
そして同じように、していくといいですよ。
可能なら、もやもやに名前をつけてあげてもいいですね。
「もやもや君」でも「もや子ちゃん」でも、何でもいいのです。
名前をつけることで、これもまた、得体のしれないものを、ハッキリさせることができるようになります。
その名前をつけた「もやもや君」と、会話をしてもいいですよね。
言っちゃえば、一人二役で会話をするのです。

ここまで、とても怪しいことを書きましたが、実はカウンセリングなどでも用いるセラピー手法の一つなのです。
私達人間が持っているイメージの力というのは、とてもパワフルなのです。
例えば、「宝クジに当たった!!」と、強くイメージすることができれば、実際に当たっていなくとも、ワクワクと嬉しい気分を感じます。
これは、イメージの力によるのです。
それと同じで、不安や、もやもやを、得体のしれないものから、イメージできるものに変化させてあげることで、自分の気持ちをコントロールしてあげることができるのです。

ただし、人前で自分のもやもやに名前をつけて、一人二役で会話なんてしていると、怪しい人と思われてしまいますので、誰もいない所でやってみて下さいね。

それでも、うまくいかないようでしたら、カウンセリングも使ってみて下さいね。

この度は、ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛や結婚、浮気や離婚など男女関係、対人関係やビジネス関係、家族関係や子育て、子供の反抗期、子離れ、親離れ問題など幅広いジャンルを得意とし、お客様からの支持が厚い。 女性ならではの視点と優しさ、母としての厳しさと懐の深さのあるカウンセリングが好評である。PHP研究所より3冊出版。