初めましてジャムさん、高野康子と申します。 この度はお友達の件でご相談下さりありがとうございます。ジャムさんはとても正義感が強くて自然な優しさをお持ちの方なんですね。 だからこそこういった悩みを抱えたのだと思います。 >本当のお話なので、どうか最後まで読んでください。 了解です(^-^) 今のジャムさんは”自分の事ではないのに気持ちの整理がつかなくて不安” という状況なのでしょう。 まるで外からやってきた不安に飲み込まれて 外に出れなくなってしまったような、そんな感覚だと思います。 そうですね、その状態にハマッている時はとても辛いですよね。 ジャムさんがどうしてこんなに寂しいお気持ちになっているのか一緒に 見ていく前に、ちょっと頭の体操に付き合ってもらえませんか? ジャムさんの目の前で小さな子供が転んで泣いているとします。 周りには 母親らしき姿が見えません。 さてジャムさんはどうするでしょう? (ここで多くの人は「大丈夫?お母さんは?」と手を差し伸べてあげるって 答えを出します) 次に末期ガンの患者さんがジャムさんの隣に居るとしますね。 「私は明日 にはお迎えが来るかもしれない・・・」と苦しそうに話掛けられたら、何と お答えしますか? (殆どの人が言葉に詰まり、考え込んでしまうのではないでしょうか) 自分の問題よりも周りの問題に意識を向けられる人は『彼らを自分なら サポート出来る』と自負している人です。 だから周りの問題は自分の問題 でもあると解釈出来るんですね。 上の質問で言うと、子供が転んでいれば 手を差し伸べたいし、死と面した人の気持ちも解らないなりに理解したいと 向き合っていける人だと思います。 それとは逆に「自分には問題は無いんだけど、周りには問題抱えている人が 多いだよね」と言っている人の中では何が起こっているのでしょうか。 子供には手を差し伸べるけど、ガンの患者さんに対しては思わず席を外して しまうかも・・・とか、子供にしても患者さんに対しても誰かが何とかして くれるだろうって考えている人の中では「自分は彼らをサポートする資格が ない、自分にはどうしてやる事も出来ない」って自己概念がある事が解ります。 >全部友達のことなのに、自分が気にしているのも変なんですが、 気になる理由が段々と見えてきましたね。 >今まで2人が付き合っていて、また、私もkくんと話をしていて、 >すごく楽しかったのに、それが知らない間に壊れていたなんて。 今ジャムさんが感じておられる寂しさは、この『知らない間に壊れていた』 という部分が大きいと思うのです。 親友のtちゃん、楽しくて優しいkくん。 ジャムさんにとって2人は今も 変わらずにかけがえのない友人ですよね。 幸せそうな2人をジャムさんは 傍で祝福しながら見てこられました。 倦怠期の頃には本当に親身になって 2人のサポートをされてきたのではないでしょうか。 そしてよりを戻す度に 一緒に幸せを感じていたジャムさんが目に浮かぶようです。 tちゃんkくんに とっても、そんなジャムさんの存在は大切なものであったと思います。 その3年間のやり取りで3人は強い信頼関係を築かれたのでしょうね。 そういう経緯があったからこそtちゃんから「別れた」と打ち明けられた時、 3年分の信頼関係が崩れてしまったような受け入れがたい衝撃がジャムさんの 心の底に走ったのだと思います。そしてそれが徐々に広がってきて『寂しさ』 という形で認識されるまでに至ったのではないでしょうか。 本当は別れる前に相談してほしかった、話してくれたら一緒になって考えてあ げれたのに・・・辛い時に私の顔を思い出してほしかったっていう気持ちが ジャムさんに寂しさを与えているような気がします。 それだけジャムさんは2人に対して愛情を持って接してこられたようだから。 ジャムさんの中で2人の幸せの為に力を貸したかった自分が居て、その子が 2人から切り離されてしまったように感じているって事に、まずは気付いて下 さい。 そして「私を頼ってほしかったなー」というジャムさんの思いを暫く 感じてみて下さい・・・・。 tちゃんが別れる前に相談をしなかったのは、それなりの理由があったと思う のです。 もしかしたら自分を責めてばかりで「相談」という発想が浮かばな かったのかもしれません。 事前に相談は出来なったけれど、tちゃんも(今は 連絡を取れずにいる)kくんも、3年間幸せを共有してくれたジャムさんに対し て凄く感謝してると思いますよ。 tちゃんが別れを打ち明けた時には、ジャムさんに対して「がっかりさせちゃう だろうな」っていう気まずさを持っていたと思うんですね。 それでも話を切 り出せたのはジャムさんに対しての信頼の方が強かったからだと思います。 そんなtちゃんの申し訳なさや分ってほしい気持ちを見てあげて下さいね。 色々な面を知っているジャムさんなら、どんな時もtちゃんの心強い味方になれ ますから。 そしてジャムさん自身の感情もじっくり観察してみて、ポジティブな事もネガ ティブな事もコミュニケーションするチャレンジをしていって下さい。 「私も幸せになるよ」って心意気で。 ありのままのジャムさんを与えている時、周りの人達も楽で軽い気持ちになっ ているものです。 ジャムさんはとっても愛されている人なのですから、それを もっと実感していける毎日にしていきましょうね。 みんながジャムさんの幸せを願っていますよ。 最後に、tちゃんとkくんの姿はそのルーツを辿っていくとお母さんとお父さん にかぶってくるかもしれませんね。 そういった方向でも今回の件を見ていった らどうかな、と思います。 参考にして頂けたら幸いです。 それでは、私も陰ながらジャムさんが早く立ち直れる事を祈りつつ・・・。 |