女性の親友がいないので特に老後が不安

最近ふと考えると、本当に仲の良い女友達が居ないことに気付きました。
たまにご飯に行く学生からの友人はいます。
彼女も同じ年で独身でお互いに結婚や家庭を持つことは考えていません。
仕事をするうえで大事にしていることととか、価値観も似ているところもありますが
本音で話したり喧嘩したりということはありません。

うわべだけの付き合いという感じがしています。
もし何かあったときに駆けつけてくれるような深い仲の人はいません。

正直、私は女同士のドロドロした感じや、表面で仲良くしてても影では悪口言われたり言ったりとか、お世辞で褒めてる感じとか好きではありません。
私も若い時には嫉妬や妬みの気持ちも特に大きかったこともありますし、悪口も言ったことはあります。
でも友達になった人に対しては、ついつい自分を犠牲にしてまで友達を優先してしまったりして対等な関係が築けずにここまで来ました。
なので心を許せる同性の友達が居ないのです。

今はまだ仕事もしていますし、社会とのつながりもあるので良いのですが
これから老後になって独りになるのが怖い気持ちもあります。

老後を考えると（老後まで生きられるか分かりませんが）、同性とうまく付き合っていけるようになっていたいと思うのですが、女同士の影の部分があって怖いし、私は仲良しだと思っていたけど向こうは違ったとか、せっかく仲良くなっても続かないとかが多いです。
それと愛想も良くないし、お世辞で人を褒めることが出来ないところもあるし
女性特有の団体行動も嫌なので、女性に嫌われてしまうことが多いです。
敵を作ってしまうというか・・・

こうゆう状態はどうしたら良いのでしょうか。

お友達との関係についてのお悩みですね。同年代の女性で、このような
悩みに共感される方は、とても多いのではないかと思います。

ふわりさん、今のお友達関係を寂しく感じていらっしゃるのだと思います。
先のことを考えて、不安もお持ちのようです。でも、なんとかしたいお気持ちが
強かったから、ここにもご相談下さったのですよね。ふわりさんは勇気と行動力
のある方です。きっと解決していけますよ。ご一緒に考えていきましょう。

さて、ふわりさんが本当に欲しいお友達って、どんな人でしょう？
それを表しているのが、次の言葉でしょうか。
＞もし何かあったときに駆けつけてくれるような深い仲の人はいません。
何かあったとき、駆けつけてくれるような深い仲の人…こんな人を、ふわりさんは
求めているのだろうな、と私は感じました。

もっと具体的に考えていきましょう。
「何かあったとき」…きっとふわりさんがピンチのときですね。体調を崩した、
精神的に参ってしまった、そんなときでしょうか。

「駆けつけてくれるような」…ふわりさんがピンチなのであれば、ふわりさんを
心配し、駆けつけてくれる人。

「深い仲の人」…自立した女性であるふわりさんがピンチなのですから、
よっぽどのことがあり、相当弱っているのだと思います。そんな自分を預け
られる位信頼できる人…正に親友って感じでしょうか。

ちょっと想像してみてくださいね…もしこんな人がいたら、どんな感じがする
でしょうか？愛情や心のつながりがある…ほっと安心するでしょうか…だとしたら、
「ああ、こんな関係があったらほっとするだろうなあ、いいなあ、ほしいなあ」と、
想像し、望んでみて頂きたいです。

ほしいものを具体的に想像し望むことは、それを手に入れる第一歩になるからです。
何がほしいかはっきりしないままだと手に入れようもないんですね。なので、
「こんなお友達がほしい、こんな関係を作りたい」と、イメージを持つことはとても
大事なんですね。

さらにイメージしていきましょう。このお友達との関係は、以前のふわりさんが
持っていたものとは違うのでだと思います。この関係、「対等」だったらいいな
と思いませんか？

ふわりさんはおっしゃっていますね。
＞友達になった人に対しては、ついつい自分を犠牲にしてまで友達を優先して
＞しまったりして対等な関係が築けずにここまで来ました。
＞なので心を許せる同性の友達が居ないのです。

自分を犠牲にして相手を優先してしまうと、対等ではないと感じやすくなります。
もし相手が自分を対等に、大事に思っていてくれたとしても、です。犠牲することで
相手との対等さ、バランスを崩してしまいます。相手を思ってしているのに、皮肉な
ことなのですが。

相手の安定や幸せが、自分の犠牲で成り立っているように感じやすくなります。
すると、相手に対して怒りを感じたり、相手を重く感じます。それで離れたくなり、
疎遠になってしまうことも多いです。

すると、
「自分が誰かに頼ったり甘えたり、優先してもらう」＝「相手に重く感じられてしまう」
と考えてしまって、人と距離をとってしまうことがよくあります。こうなると、
とても誰かに「心を許せる」とは思えなくなってしまうんですよね。

ふわりさんも、こんな感じで人との距離をとるようになってしまったように、私には
感じられたんですね。でも、これだと先程イメージしたような、ほっとするような
深い仲、いい関係は手に入りませんよね。

ほしいもののためには、今までと違うチャレンジが必要になることもあります。
もしふわりさんが本当に、「対等」で「心を許せる」お友達がほしかったら、
新たなる人との関わり方にチャレンジされることをお勧めしたいです。

ふわりさんが好きではないこと、
＞表面で仲良くしてても影では悪口言われたり言ったりとかお世辞で褒めてる…
などは、もちろんしなくて大丈夫。

新たなチャレンジとは、今までとはやり方を変えてみませんか、といご提案です。
＞本音で話したり喧嘩したりということはありません
…じゃあ、それをやってみませんか？
＞ついつい自分を犠牲にしてまで友達を優先してしまったり
…じゃあ、それをやめてみませんか？
…という感じです。

いきなり全変えなんてしなくても大丈夫。まずは学生からのお友達さんや、身近な人に、
ちょっと本音を言ってみるとか。様子を見ながら、ちょっとずつで構いません。
言ってみたらどうなるか…観察してみていただきたいです。おそらく相手の反応は、
ふわりさんが恐れるほどのものではないと思いますよ。

観察してみていただきたいのは、ふわりさんご自身のことも、です。言ってみたら
何を感じるか…我儘な感じがしてしまう、とか、どう思われるのか怖い、とか、
何を感じるのかを観察し、知ってみます。すると、自分が人との間に何を禁止し
怖がっているのか、わかるかもしれません。それがふわりさんを不自由にし、
人との距離を作る原因、犠牲してしまう原因であると思います。

この原因については、何かルーツになる心の傷があるかもしれませんので、
考えてみたり、カウンセリングで癒すことも、一つ、方法として考えてみて
頂ければと思います。

最後に…心を許せる関係を作る相手として、同性のお友達に限らず、
男性のパートナーや男性の友達ができることも、可能性として十分にあると思いますよ。
そこに心のブロックがあるような気がして気になりました。でも、ふわりさんが望めば、
相手も関係も広がることも、お伝えしておきたいな、と思いました。

多くを私の想像で回答しています。詳しくお話をお聞きできたらな、と思いました。
よろしかったら電話カウンセリングもお使いくださいね。長くなりましたが、何か
少しでもお役に立てれば嬉しく思います。ありがとうございました。