旦那の不倫

相談者名
はる
旦那の不倫発覚から4ヶ月経ちます 私も悪い部分があったと反省して知らない振りして来ました でもやっぱり耐えられずに 二回程泣きながら問い詰めてしまいました 本当に傷ついたと泣きながら訴えましたが否定します。相手をかばってるのかもと思ってます しばらくは早く帰って来たり私にも気遣いがあったのですがまた最近私を避けるように遅く帰って来ます まだ会ってるのわかります。どう接したら別れてくれるのか 上手く誤魔化しても会いたいのか 私が離婚と言うのを待って居るのか わかりません。馬鹿にされてる気持ちで毎日夕方になると涙が出てきます。子供達も思春期でもある為か感ずいて来ました。また聞いたら相手に行ってしまいそうでこわいです。以前の明るい家庭に戻りたいです 旦那の本心もわからないしどうしたらいいのかわからないです。アドバイスお願いします
カウンセラー
ながのひろみ
はるさん、こんにちは。
担当させていただくながのひろみです。どうぞよろしくお願いいたします。

4ヶ月間、本当に辛い日々を送られたことと思います。旦那様の浮気がわかってからは、
夜も眠れない日々を過ごされたことでしょう。
女性として、パートナーの心がよその女性にいってしまうことほど悲しいことは
ありませんものね。
その気持ちが落ち着かない最中でも、子供さんを育てて、家事もこなして
頑張ってこられたはるさんは、女性としての強さを持った方だと思います。

不倫をする側の心理としては、パートナーからもらえなかったものを
他の異性に求めることがベースにあります。
つまり、はるさんがすでに持っている魅力なのですが、
それが何かしらうまく表現できなかったり発揮できていないがために、
旦那様の目がよそを向いてしまったわけです。
今はいろいろな気持ちを抱えていらっしゃって信じられないかもしれませんが、
旦那様が本当にもらいたい相手は、不倫相手ではなくてはるさんからということは
心のどこかに覚えておいてくださいね。

ひとつご質問させてくださいね。
はるさんが、不倫発覚から知らない振りをしてきたとありますが、これは旦那様の
不倫が続いていることに対して見て見ない振りにしてきたということでしょうか。
それとも不倫は一旦終わったものの、自分の気持ちに対してフタをして
知らない振りをしていたということでしょうか。

もし前者だとしたら、今回の出来事で、はるさんは随分とご自分を責めて
いらっしゃるようです。
不倫の問題というのは、正しい間違っているという道徳的な観点からいくと、
不倫をした側とされる側では、明らかに不倫をする方が悪者です。
お友達も世間一般の人々もほとんどははるさんの味方をされると思います。
(だたし、この正しい間違いという見方をすると、幸せにはなれません)

にもかかわらず、いくら自分に悪い点があったからと言って、その報いとして
旦那様の不倫を見ないことにするのは、自分自身に精神的な苦痛という罰を
与えているようなものです。
泣きながら問い詰めてしまったとありますが、それは一杯一杯になった心が
悲鳴をあげてしまっている状態なのですね。
ただでさえ、はるさんの心は傷ついているのですから、これ以上追い討ちを
かけるようにご自分の心を苦しめるようなことはなさらないでくださいね。

もし後者だとしたら、はるさんは日頃から何かと自分の気持ちを抑えて
溜め込む癖がついていませんか。
いくら知らない振りにしたところで、今回のことで心は悲しみや怒り
みじめさ、憎しみ、寂しさなどいろいろな気持ちをいっぱい感じてあります。
それをお1人で抱え込むのはしんどいことです。

気持ちは溜め込んでしまうと、出口を求めてさ迷い、
やがて歪んだ形で出てくるか、爆発します。
その受け入れ先は、原因にもなっている旦那様になってもらいたいところですが、
彼は今浮気をしているという罪悪感でいっぱいなので、余裕がありません。
こんなときはどうぞ私たちカウンセラーを頼って、受け止めてもらってくださいね。
はるさんの気持ちが落ち着くまで、遠慮なくお話してください。

さて、はるさんが泣いて訴えても旦那様は否定するとのことですが、
これは浮気相手をかばっているというよりも、
今の段階では厄介なことにしたくないのかもしれません。
言い換えれば、家庭を手放すほどまだ浮気相手に対して本気でないということです。

旦那様にとって、浮気をしたという事実は、妻に対して悪いことをしたという思いを
少なからず抱かせています。
そこに、はるさんが自分の辛さを彼にぶつけると、彼の中の“俺は責められて
当然の嫌な男だ”という罪悪感はますます刺激されます。
そうなると、はるさんに近づくたびに、彼は気持ちがあがってきて苦しい気持ちに
なるので、はるさんから遠ざかる、つまり避けるような行動を取るのです。

ではどうしたら、はるさんが望む以前の明るい家庭に戻るかということですが、
それははるさん自身が家庭の中で太陽のように明るくなることです。
それには、何よりもはるさんの傷ついた心のケアが先決です。
旦那様のことはしばらくほおっておかれてよいと思います。
自分がしんどいときは心の余裕もなくなりますし、
明るくいようとしてもなかなかそういう気持ちにもなれません。

もちろん、ひとりで取り組もうとは決して思わないで下さいね。
私たちカウンセラーにお手伝いさせてください。
一緒にはるさんの魅力を見つける旅に出かけましょう。
はるさんが笑顔いっぱいの明るい家庭を取り戻せるように応援しています。

今回のご相談、ありがとうございました。

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