相談者名 | rainyblue |
はじめまして。 40代半ばの社会人、女性です。いつも「心理学講座」などを拝見させていただいております。今回ご相談したいのは、自分の感情がよく分からないということについてです。喜怒哀楽という言葉がありますが、怒と哀の感情はふとした瞬間に顔を出すことがあります。いわゆる「キレる」に近いものかもしれません。ところが、喜・楽に関しては分からないというのが本当のところです。 小さい頃から、常に人の顔色を窺うような環境だったのは事実ですし、それが積もりに積もってこうなってしまったというのも、心理学講座などを読んでいると理解できます。なので、一度自分に何をしたいか…を問いかけてみたら、しばらく経って出てきた答えが「この世から消え去りたい」でした。 確かに、人の記憶から自分の存在を全て消し去りたいと思いながら生きてきたのかもしれません。ただ、それでは自分の存在意義は何なのだろうという悲しい気持ちにもなります。 どうしたら喜怒哀楽を取り戻せるか、アドバイスをいただければと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。 | |
カウンセラー | 宮本恵 |
rainyblueさん、はじめまして。 今回、担当させていただきます宮本恵と申します。 どうぞ、よろしくお願いします。喜びや楽しみの感情があると、生活に彩りが増しますね。 しかし、それを感じにくいとしたら、rainyblueさんが言われるように、感情が積も り積もったもの、抑圧されたものなのかもしれません。 私たちカウンセラーは、rainyblueさんがご存じの喜怒哀楽という感情はもちろんの こと、感じないことも感情の一つとして捉えます。 感情を取り戻すには、感情を感じる回路を一つ一つ繋げてくことが必要となっていき ます。 ですから、感情を取り戻す一歩として、感情を感じないこと、分からないことを感じ ていくこと、感情を感じてみようと意識してみることから始められると良いと思いま す。rainyblueさんが書かれている、怒と哀がふとした瞬間に顔を出すというのは、感情 を感じるチャンスです。 「キレる」に近い状態は、感情が心という器に感情が収まりきれずに、溢れだしてい る状態です。 出来ることなら、感じたくない感情たちかもしれませんが、これを感じることも感情 を感じる回路が繋げていくプロセスの一つとなります。 感情を感じるというのは、感情を感じるアンテナを磨くようなものですから、抑えて いたネガティブな感情を感じていき感度が増した分だけ、ポジティブな感情も感じや すくなっていきます。 rainyblueさんは、何故、自分の存在を消し去りたいと思ったのでしょうか? rainyblueさんがrainyblueさんの存在意義を知るためにも、感情を取り戻すことはと rainyblueさんは、感情を取り戻し、喜びと楽しみの時間をたくさん過ごせますよう |